塗装剥離してみた。その2

エアブラシの上手な先輩から助言をいただき、メインフレームのサンドブラストを施しました。

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実は以前から機会があれば頼もうと思ってきた表面処理屋さんが近所にあって
その会社へ持っていきました。
うちからクルマで5分の場所なので気軽に行けます。

その会社は大手企業も多数依頼されているそうで、なんと宮内庁の仕事もやられたといいます。
皇室の護衛に使っているゴールドウイングが経年劣化しており、天皇のご意見は買い替えでなく修理して使うということなので
フレームは再塗装になったそうで
そのときのサンドブラストを請け負ったということです。
この上ない信頼度です。
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ヘッドパイプやボルトの穴は全てマスキングしてあります。
そのまま塗装へまわすので、塗装範囲とブラスト範囲が同じというわけです。

特に強力ボルト(8T以上)の締め付け座面に何トンもの圧力が掛かるので
塗膜を介して締め付けるのはNGです。
エンジンマウントやリンクの取り付け面はマスキングで塗膜が乗らないようにするのが
設計上の組み立てだと思いますので厳守しております。


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前後ハブとリヤリンク

ベアリングの圧入面のマスキング方法は
アルミカラーを製作し、軽圧入して
隙間ができないようにボルト・ナットで締め付けです。

ドリブンスプロケットとブレーキ・ディスク取り付け面も当然マスキングしてあります。


これで塗装の準備が整いました。


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