■ 環境・エネルギー問題

全身泥まみれになってモトクロスしている人をみてバカ者呼ばわりする人がいます。
一般の人からすると至極当然なことだと思いますが、レースに出る当事者からすると
日本のレースは半分雨といっていいくらい泥のレースが多いです。
だから晴れの日に速く走っていい成績を目指すのと同様に、マディーでも速く走ろうと懸命に努力するのは、レーサーなら当たり前ですね。
やってない人の言葉に耳を貸す必要は全くなく、やらない人側につくときはレースを辞めるときになります。
私の知り合いにはモトクロスしている家族に離婚経験者が少なくありません。
家族に反対者がいると家庭内が円滑にいかなくなるようです。
泥のモトクロスにも笑顔で送り出してくれるパートナーがあってほしいですね。

そんな良き家族を持つひとたちで構成されるMX日本GPが台風接近の悪天候の中、開催されましたが
やはりドライコンディションとは違ったライダーが頭角を現していましたね。
かわりに泥の練習を怠ったライダー、ポイント死守に走ったライダー、いつもより低迷した結果に終わっているのがリザルトから見てとれます。
ワールドWMX5連覇のキアラ・フォンタネージ選手、生で見たかったけどもう来てくれないんだろうな。
IA2予選6位通過は本物の速さですね。日本のモトクロス男子の9割は彼女に勝てないでしょう。
AMA2位のJ・マーティンをヒート2で破った古賀
1A1のワークスチームではない星野の優勝など現地では波乱の展開だったみたいですが
仕事優先、貧乏暇なしなんで観戦は叶いませんでした。

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工場の前の私道
冠水しています。

もう昼なのにこんな状態です。

幸い工場の床はかさ上げしてあるので業務に支障ないです。









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家には大きな雨水枡が二つあるので
通常の雨は問題ないですが

今回の雨台風は私道の奥にある畑を池にしてあふれさせてしまいました。
この地域中の水が低い土地に集まってきたみたいです。

側溝なんか関係ない水量です。
町内は畑から流れ出した土砂を洗い流すことで大わらわになっていました。
自然の脅威に人間は成す術がありません。
日本は温室効果ガス削減の対策として原子力発電でオール電化方策を打ち出していたのに
東日本大震災による原発事故で計画が崩れてしまいました。
これからも化石燃料に頼らざるをえなくなった現状に追い打ちをかけるようなニュースが飛び込んできました。

ドイツはガソリン・ディーゼル車を2030年に販売禁止を決定


フランスに続き英国もガソリン・ディーゼル車の新車販売を2040年に廃止


ついに100年続いた内燃機関の終焉を告げる動きが発表されたことになりますが
オートバイ愛好家の観点から、私の猿並みの頭脳で考察してみたいと思います。

資源の無い日本ですから、アメリカの同盟国といえどもパリ協定(CO2排出削減1990年比マイナス40%)に従い、EU諸国に倣って電気自動車に移行せざるをえなくなるでしょう。
これによって自動車用ガソリンエンジンの開発や生産は中止(永久に)されることになるわけですが
2輪用エンジンも例外でないはずです。

しびれるようなサウンドやオイルの焼ける匂いを体感することなく、モーター音とタイヤの騒音だけを奏でる電動バイクに取って代わられる日がすぐそこにせまっているのでしょうか。

エンジン整備やチューニング技術などというものも無用のことになり、必要なくなった知識や経験は廃れてしまうでしょうか。

工業高校の原動機の教科書は廃止になり、代わりに電気技術の授業が必修になるかもしれません。
最近の異常気象、大気汚染による健康被害、既に後戻りできない状況に来ていることは分かります。
しかし、代替えの交通手段がないかぎり、内燃機関をやめることはできません。自動車メーカー同様、
2輪メーカーも電動車の開発に着手しないと代替えの乗り物がなくなってしまうことになります。

とはいうものの、早くて13年後にエンジン車の新車販売が停止するだけですから
しばらくは中古のエンジン車が走り続けることはできるわけです。
ただ、終了が決定した車種の部品の製造までは継続できないでしょうから、在庫の部品が尽きたら
今度こそエンジン車の終了が訪れるわけです。
まあ、私らの年代が問題なくクルマの運転ができるのは、長くて30年くらいだと思いますので、それほど不便は感じることなくお迎えがくると思いますが
その後の世代の人たちは確実にエンジンで動くクルマに乗れなくなるわけであります。

モータースポーツの世界はどうでしょうか。
エンジンが廃止になるのに新型マシンを開発するメーカーなんかあるはずないですよね。
問題はいつまで、現在のレギュレーションでレースがおこなわれるか、ということです。
私の予想ではこのままいくと4輪の新車販売廃止と同時期に2輪もエンジン付きは終了するのではないかと
そして完全に電動バイクに置き換わるまでの数年はエンジン車としてのレースは存続しますが
あくまで猶予期間であって2040年代、すなわち20年ちょっとでガソリンエンジンのモータースポーツが
世界から無くなるのではないかと思います。
そもそも一般ユーザー向けでないレース車をメーカーが開発するメリットは無いわけです。

20世紀の後半から21世紀前半にかけて急速に技術革新が起こり進化を遂げた時代に生まれ育った私たちは、人類史上最も幸運な期間を過ごしてきた民族と言えるでしょう。

そして、新しい世代がゼロ・エミッションのモータースポーツを展開する時代がくるでしょう。
人間は競争が好きな生物ですから、(スポーツも然り)これは無くならないと思います。

化石燃料の枯渇が問題視され始めたころに、クルマやバイクは電動に変えることはできても
航空機や大型船舶はどうするのだろうと思っていました。
今や世界のどこにあっても注文すれば数日で商品が届くことができるのは航空機なくしては不可能。
しかし、欧州便が飛ぶのに必要な軽油の量は乗用車1000台が1年走れるガソリンの量と同等らしく
国際貨物の殆どは大型のコンテナ船で運搬されますが、これはアジア航路で乗用車1万台以上が1年間走れる燃料に匹敵するといわれていますが、こういうのが同時に1万機、何千隻と稼働しているわけですから、これがなくなったら世界の物流、経済が成り立たないわけです。

むしろガソリンエンジンより大量の温室効果ガスを出しているに違いありません。

クルマの免許を待たない人も多いわけですが、その大半は公共の交通手段で間に合っているので問題ないわけですね。
しかし、クルマを運転しないからといって化石燃料の消費や大気汚染に無関係とはいえないのです。
毎日食べている食材は全て産地から商店に届けられるので、クルマには乗らないでも、手に入るわけです。
トラックの輸送ということも、大型や長距離になるほど電動に置き代わることが難しい乗り物です。

しかし、電気自動車、電動バイク、どちらも大量の電池を使います。
しかもクルマの寿命よりはるかに電池の寿命は短い。
世界中のクルマに現在の何十倍も電池の需要が増えるわけです。大丈夫なんでしょうか
電気自動車の充電に必要な電力は結局火力発電で温室効果ガスを出すのではないでしょうか。
発電所には自動車の排ガス浄化装置ほど高性能な浄化装置はないはずなので、大気中に放出される未処理の排気ガスは自動車より多いのではないか。
懸念は払拭されません。
本当に乗用車電化でパリ協定達成できるのでしょうか。真相はいかに

必要な物のエンジン車は残す、(船や飛行機も)だからEUの「乗用車のガソリン・ディーゼルエンジンを廃止」ということは限定的な措置だという意味になります。

冒頭にも書きましたオートバイ愛好家としての近未来はどのように変わっていくでしょうか、注意して見ていきたいと思います。

今日は良くないニュースですが、原発の廃炉費用が当初の800億円から数千億円に膨らむということです。
最初の試算の根拠がなかったのか、それとも瓦礫の撤去に800億で本格的廃炉作業はこれから始まるので増額されるという見方もあります。
これには事故の賠償は入っていませんし、全国に54基もある原発の廃炉はこれからのことで
発電もしなくなった原子炉に40年かけて何10兆円もお金を払い続けるなど、最初からわかっていたはずなのに、なぜ原子力発電に着手してしまったのか。
それだけでなく核の廃棄物処理も全く決まってないまま、川内、伊方と再稼働してしまった。
有権者は全く無力です。
戦後CIAと中曽根康弘さんが組んで原発を推進したらしいですが、推進した本人が「原発計画は間違っていた」とコメントしておられるのですから、他の国民のうち誰が正解だったと言えるのでしょうか。

私の推察ですが、原子力開発に一歩リードして最初に核を持ってしまった米国が、被爆国日本に対して
憎悪しかない原子力に対して未来のある幸福のエネルギー政策であるかのように意識改革をさせたかった。
これは見事に成功して一時は資源の無い国日本にとって起死回生の政策として多くの国民が賛同したでしょう。
それから安倍総理も言っておられるとおり、原子炉の運転によって生成されるプルトニウムは核に必要な原料であり、日本にはロケットを飛ばす技術もあり、核保有国と同等の技術力を持っていることで抑止力になる。
(国内で核兵器をもたなくても原料や技術は輸出しています。使用済み核燃料を仏に送っている等)
そして原発を建設された僻地の住民に対して、産業に乏しいことをいいことに交付金という飴を見せて
悪魔の契約を結ばせる。
問題さえ起こらなければ原発周辺では夢のような甘い条件ですから、屈服させられる気持ちはわかりますが、有事の際の避難計画は「絵に描いた餅」、伊方の現地見ましたけど、絶対無理です。震災で炉心が壊れたときは、おそらく被害者を見捨てる気であることは明白です。


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営業色のないホームページですが
たまにはコマーシャルしましょう。


僕はあまり興味ないんですが
(実車持ってないですからね)

よく頼まれるのがKDX125サイレンサーです。
チャンバーとセットの場合もありますが
チャンバーはややこしいのでラインナップじゃないと申しておりますので
サイレンサーのみ受け付けております。

治具に合わせて取り付け位置を決めています。
原付2種ですから、2スト廃止後も保有台数が減らないのだと思います。
量産はしないですが毎月少量作っているので主力商品になってきました。

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バフがけして完成です。

自家製のバフですが
研磨だけの依頼は引き受けておりません。

研磨専門店の方が仕上がりがいいですからね。



出口の形状





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サイドビュー


価格は¥12300 と

送料¥1000(本州) で

合計¥13300(税込み)

たまに面識のないお客さんから
「もっと安くできんか」と言われるので
あなただけ割り引かなければならない理由がありません。
どちら様も平等でお願いします。
人類にとって貢献度の高い発明を3つ挙げるなら自動車、コンピュータ、原子力発電と考えます。
その影響度を示す事例として3つの発明品は大量に人間を殺害していることが挙げられます。
自動車は交通事故、毎日どこかで死亡事故が起きています。
コンピュータはインターネットを通じて多くの犯罪手段に利用されます。
ISの兵士の勧誘もこれがあることで実現され戦闘やテロ攻撃で大勢の人が死んでいます。
そして原子力発電はその前に広島、長崎原爆投下、大国の度重なる原爆実験による被爆。これと同じベースの技術を発電事業に転用し
チェルノブイリ、JOC臨界事故、福島第一原発、次はどこか・・・
高効率、便利性と引き換えに現在も起こり続けている現実です。

中学生のころオートバイに興味を持ち、得られる情報は雑誌のみという環境の中
タコメーターとかセリアーニなどという初めて見る単語が出てきて意味も分からず記事を読みあさりました。
やがて文章の前後関係や用語辞典を読んだりして単語の意味は自分なりに解釈するようになりました。
バイク好きの同級生がカワサキZ750のTWINとFOURが発売されたときに
「TWINは2スト、FOURは4ストに違いない」と言っていたので心の中で笑いました。
こういうことは中学や高校では教えないので自動車やオートバイに乗らない人は大人になっても知らない人もいるようです。

それと同じように原発に関する知識も大学で勉強した人や発電事業に関わる人でなければ知らないことばかりではないでしょうか。
私もそんな原発無知の一人なんで2輪雑誌読みあさる中学生レベルに調べてみました。

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佐田岬半島の根元、瀬戸内海側から見た伊方原発

先日熊本大地震が起きた中央構造線の真上に設置された原子炉です。

ここが同様な地震に見舞われたとき、どのような被害を想定するでしょう。

再稼働が決定した今、避難ルートだけは真面目に検討した方がいいと思います。


オートバイを知るとき、どんなメーカーがあるか調べましたね。
国内は4メーカーが常識ですが、日本の原発メーカーは3社です。
東芝WH(ウエスティングハウスエレクトリック) 加圧水型軽水炉(PWR)
日立GE(ゼネラルエレクトリック) 沸騰水型軽水炉(BWR)
三菱重工 沸騰水型軽水炉

炉の形態としては高速増殖炉(FBR)、これは2050年ころを商業ベースに開発中ですから実用化は未定の段階です。

福島第一原発事故以来、全国で43基もの原子炉が停止中で5年も経過しているのに、原発関連の社員は保守点検だけの役割で原発による売り上げは一円も無いにも関わらず給料を貰っているはずです。
もちろん一般家庭や企業からの電気料金から給与捻出されているわけで、関係ないと思う人もこれを維持するための資金を払っているのです。
知らなくても大勢に影響ないと考えるか、自分たちが払っている電気料金の使い道に対して注目するかは自由ですが、少なくとも国策でやっているエネルギー政策が我々の生活や未来を支えていることに興味を注いだ方が有意義ではないでしょうか。

福島は日立GEの沸騰水型軽水炉
伊方は東芝WHの加圧水型軽水炉 軽水は普通の水です。それに対して重水は中性子を減衰させる効果があるため量子線治療などに使われる特殊な水です。

加圧水型と沸騰水型の違うところは原子炉内を満たしている冷却水が沸騰して配管を循環している沸騰水型に比べ、加圧して1次冷却水の沸点を上昇させ高温になった冷却水で2次冷却水を蒸気にしてタービンを回す圧力としている点です。

前者は放射能化した水がタービンや腹水ポンプなどシステム全体を回るため、保守点検時の被爆に対する配慮をしなければならない。
後者は1次冷却水のみ放射能化するので蒸気タービン以降のシステムは低線量であること。

大地震の場合は強固な原子炉や格納容器が破壊することは考えにくいが、この冷却水やポンプを固定している部分が外れたり亀裂が入って、冷却水が噴出し建屋内が高濃度放射能で汚染された上、原子炉が空焚きになってメルトダウンすることが懸念さます。
新規制基準に適合したとしても予測不可能な大地震の揺れに一点の亀裂、破損が起こらない配管ができているとは到底信じられません。

現状では大震災に見舞われたときはアウトの可能性が高いので放射能が漏れた地域は双葉町、大熊町と同様な結果になると思います。
あの美しい故郷の景観も永遠に見納めとなることでしょう。
唯一つ出来ることは生きている間に原発を大震災に見舞われないように祈るだけです。

原子炉といえば核燃料が必要ですね。
どうやって核燃料は製造されているか。
やはり国内のメーカーは3つでした。
三菱原子燃料
グローバルニュークリアフューエルジャパン
原子燃料工業

原料となるウラン鉱石は外国から買い付けています。
おそらく三井金属のような商社がオーストラリアや南米の鉱山と契約して採掘してもらっているでしょう。
なぜ日本にウラン鉱山が無いかというと、日本の国土は地殻変動でできた比較的新しい土地だからです。
それに比べて太古から大陸だった土地は古い地層が浸食されて地中深かった層が地表近くに露出しているためと考えられます。レアアース、レアメタルの類も同様ですが
地球がドロドロと熱く柔らかかったころ宇宙から飛んできた隕石に含まれた元素で、比重の大きいものが地中深くに沈んで固まったものが鉱石です。
鉱石ウラン自体は放射能も低レベルで人体に被害を及ぼすこともないので、民間の工業地帯でウランの精製(化学的処理や遠心分離などにより不純物を取り除く)しても周囲の環境に問題ないとされています。
そうやって濃縮されたウラン235(同位体)は粉末にされて圧粉成形したペレットに加工されて鋼鉄の筒に詰め込まれたのが燃料棒になります。
鋼鉄の筒の内部には高温になると分解して中性子を吸収して加熱制御できるジルコニウムで被覆されています。
核爆弾と原子炉の違いは核分裂反応を制御しているか否かということにあるのです。

ですから日本は核兵器を持たない変わりにいつでも核転用できる材料を保有すると宣言しているのです。
すなわち核を作れる技術を持っていることで抑止力を発揮しようとしているわけです。
プルトニウム239(同位体)はウランの核分裂反応で人工的に作られる元素で核分裂時の発熱がウランより大きいので原子炉の燃料として効率が良いといえます。
同時に核爆発のエネルギーが大きいということになります。

さあ我が国の抜け出すことが不可能なエネルギー政策のスパイラルに、いやでも巻き込まれていくことにお気付きになっていただければ幸いです。

核の惨禍を完全に消し去る方法は全国民が江戸時代の生活に戻ればよいだけですが、それができないから回避不能だと考えられるのです。


私は愛媛県出身でありながら日本で最も細長い半島、佐田岬へ行ったことがありません。
中央構造線に沿って40kmもある半島は瀬戸内海と宇和海を分けた形で両側が海という絶景だと聞いております。
是非今年中にオートバイに乗って走ってみたいと思う場所です。

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半島の根元にあたる伊方市にある伊方原発は愛媛県唯一の原子力発電所ですが
2011福島第一原発事故の翌月から停止したままです。

それが原発規制安全基準に適合し、3号炉への燃料棒157本の注入が完了しました。
そのうち16本が再使用燃料MOXということです。(プルトニウム&ウラン)

再稼働される原発としては川内、高浜に継ぐ三番目になります。

私は愛媛県人として育てられ、電力会社社員の父親の家庭で21歳まで生活してきました。
福島原発事故の後、電力社員だった父親に福島第一原発の事故について問いかけたことがあります。
安定した収入、手厚い退職金や厚生年金、企業年金をもらい不自由なく老後を過ごす立場の父親に対しては辛辣な質問だったと思います。
そして父親の答えは、
何の一言もありませんでした。数分間の無言の状態、一人の人間としてどのようなことでもよかった、率直な意見を聞いてみたかったのです。
しばらく私は落胆して、この人は何も考えていなかったのか、または都合のわるいことは話したくなかったのか、真相はわかりませんがその翌年に体調を崩し85歳で亡くなりました。

もちろん発電所勤務でなく配電の仕事が担当でしたから直接責任はないですが、この国のエネルギー政策に対してそれを享受する国民としての考え方に活き詰まっていたから、生粋の電力マンに聞いてみたかっただけです。

放射能の人体に対する影響は世間で思われているほど深刻でないという意見があります。
年間100ミリシーベルトの基準などより自然界の被爆の方が高レベルという見方もあります。
航空機で移動したり、医療用X線撮影、中国などの原爆実験による核物質飛散のように原発以外の被爆が圧倒的に多いのに関わらず発がん率の増加は認められないなど
事故がなければ原発は全く無害のように思えます。

そして地球温暖化対策は急務、頻繁に起こる自然災害の脅威は原発事故の被害を凌ぐかもしれません。
しかし世界3番目の経済大国である日本は京都議定書による温室効果ガス削減率1995年比96%を目標としているため、最も効果的な原発推進を止めるわけにはいきません。
原子炉冷却電源喪失という重大事故を起こし、事故から5年経った現在も20万人以上の避難者、帰宅困難者がいて、廃炉の道筋も明確にされていない現状でもインドやアジアの諸外国に原発を輸出しようとする矛盾。

原発はもともとは大量殺戮兵器の開発を応用したものは周知の事実。
実質アメリカの言いなりに核の平和利用という刷り込みで始められた発電事業。

技術も設備建設もGE社お任せの素人創業で、使用済み核燃料の処分方法は当時の政府が「将来の人に考えてもらおう」ということで先送りのスタートだったそうで、当時の日本としてはそれを受け入れる以外に知恵が無いという状態だったでしょう。
安定供給が難しいとされている自然エネルギー、風力や太陽光はいいとして世界一の火山帯である日本で地熱発電をやらない疑問。どうやら国土庁や林野庁が国有地の開発を規制して進まないのだとか。
その代わりに稼働実績のある原発再稼働を進めるなどという愚かな判断しかできないのなら、せめて核の廃棄物をどのように処理するのか決めてからにしていただきたい。
放射能の人体への影響は少ないと論じている方々の敷地に格納庫を建設して保管していただければ問題解決なのではないですか。
そのかわり土地の資産価値が下がるなどと言うでしょうからそれに対する補償を国からしてあげればどうでしょうかね。
今のままではどこの自治体も「電気は欲しいけど廃棄物はいらないよ。」ということで永遠に解決しない問題で、そのうち当事者は寿命がきていなくなりますから再び「将来の人に考えていただきましょう」ということを繰り返すことでしょう。

もう一つおおきなパラドックス、核廃絶を訴えて大量の核を保有する国日本。
原発は国内43基、米軍の核持ち込みは禁止しているけど、43箇所の地元に核を大量保管したままなのです。
米軍だって爆発させようとして持っているわけじゃないです。護身(=平和)のためという理由です。
核持っているという現実を言葉を変えて肯定していることになりませんか。





こういうことを書いていると、「オマエは何をいいたいのだ」と言われそうなので
全く無能力で影響力もないことを踏まえた上で
気持ちは核のゴミが増えるだけで持って行き場のないことは止めるべきだと思っていますが(偽善)
人間は目先の問題の方が重要で後世にツケが回ろうが知らぬことです。
但し自分たちが生きている間に災害が起こらないように
活断層上の原子炉は稼働しない、殆ど海岸に設置された原子炉の非常用電源は津波を被らない
高台に設置するなど、既知の安全対策は徹底して再稼働する。
これしか、今考えられる方策はないですね。


こんなこともあります。
巷では燃料電池車というものが動きはじめて、水素燃料で発電して電気モーターを動かすというクルマがありますね。
水素だけではないですがガス会社が家庭用発電機も販売していて、自家発電すれば電力会社関係なく
環境性能もよいということで理想的なんですが、初期投資が問題なんで家を新築される場合の付帯設備として導入されるといいでしょう。(オレの収入では無理だけど)
当然ですが電気料金払った方が安上がりなんで、上流階級の話ですがね。

今の家に引っ越してきて19年、当時は住宅に関する知識も乏しく、間に合わせの作業環境を求めて安易に決めた代償を払う時がやってきました。

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家を購入するとき、下水の設備を詳しく調べて検討する人はすくないんじゃないかと思います。

ここは家4件が並んだ路地に面して建っていますが、土地販売当時、とりあえず最低限の排水設備を設置したと考えられますが、今回これに悩まされました。

自宅の排水に不満は無いのですが、両隣りの家が排水溝のドブさらいをやると決めてきたので、業務が立て込んで時間が無いにも関らず、丸2日作業のため拘束されています。

ここの問題点は側溝が敷地より低く、30cmほど地中に埋設されていることと、勾配がついた先は行き止りになっていてヘドロが溜まり続けます。そして詰まって、定期的に空けてドブさらいしないと機能しなくなることです。大量の土砂をどかすだけで丸一日、小さいショベルドーザーで固い土は掘り起こしますが、殆どスコップ使ってハンドワークです。体中の水分が抜けて脱水症状になりました。

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そして2日目、側溝の蓋をあけました。分厚いコンクリートの蓋は30キロほどあります。今までで5本の指に入るくらい重労働です。なぜなら、両隣りはリタイヤした高齢者なので力仕事は私の役目です。

これからヘドロを掻きだします。

20年間溜め続けたという悪夢のような泥です。

エアクリーナーの洗い水やオイルや泥で汚れたオートバイの洗車水、汚い水をどんどん側溝に流してきましたが、溜まったヘドロを掃除するのは結局自分しかありませんでした。こんな作業に2日も時間を取られ、疲労困憊し、最悪なことに、側溝を蓋するときに右手の人指し指を詰めてしまって言うことを聞きません。ジンジンと痛みに耐えながら、日曜日にマシンを取りにくるお客さんとの約束を果たすために、早朝深夜へと業務は持ち越されるのでした。

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土曜日中には土砂は埋め戻しましたが、天候が良くないため、道路の状態がよくありません。これではお客さんに来ていただくわけにいきません。

山中土建さんに重機で道路整備をお願いしようと電話してみましたら、ご子息のレース参戦のため名阪スポーツランドへ行かれているということでした。

1週間ほどはこのような状態で我慢することにしました。

2年半前、あの異常事態で私たちは何を学んだか?幸いこの地域は地震による直接被害はありませんでしたが、原発停止による電力不足の状態を経験しました。大規模停電を恐れるあまり、計画停電で急場をしのいだわけですが、それでも我々の生活がいかに電力に依存したものであるか知らしめられるに充分なものでした。

計画停電ですから時間は知らされているとはいうものの、いきなりガシャン!と全部の電気製品が止まるのです。照明は勿論、暖房、冷蔵庫、給湯器、電話・・・仕事も全く出来ません収入が絶たれます。外へ出ると田舎へ来たように静かです。全ての工場、商業施設が閉鎖して、コンビニ、ガソリンスタンド、銀行も閉鎖です。ガソリンや水はポンプが動かなければ出てきません。現金やカードの決済も不能です。お金が役にたたない世界であります。パソコンやTV、ラジオも聞こえませんから情報もえられません。

短期間ではありますが電源が失われた世界を目の当たりにして、まるで現代人は水槽で飼われている金魚のように電気に依存して生きていることが分りました。

時間が経つと人は忘れてしまいますが、事故の影響は継続していることを報道を通して知らされますが、この事故収拾に関る費用は私たちが納めた電気料金以外に無いことを思いますと、「原発は関係ないんだ」とか「収拾に当たるのは東電や政府だ」とか言ってられない状況です。特に東電関内の人全てあそこからの電力で仕事をして生活してきたわけですから、事態の成り行きは注目していかなければならないと思います。

さて、汚染水漏れですが、原子炉建屋も吹き飛び、圧力容器も溶け落ちて露天にむき出しの核燃料が地中に潜りこんでいることは予想がつきますが、地下水や雨水が容赦なく核燃料を洗う状態が続いているわけです。なんとか海への流出を防ごうという努力が続いています。何故海への流出がまずいのかは誰でもわかりますよね。海産物への影響は勿論ですが、海流に乗っておそらくアメリカ西海岸に放射線物質が流れ着くのが予想されるからです。既に諸外国は注目しているわけですから、被災地域だけの問題ではなくなってきます。

東電は発電や送電のプロでありますが、異常事態に対応するプロではないので、対策が後手になりがちで、長期間続くはずの対応策も急場しのぎの状態です。汚染水の貯蔵タンクを映像で見ましたが円筒上のタンクはR曲げした鉄板の合わせ面をボルトで締め上げて気密を得る構造です。底板と天井も平板をボルトで繋ぎ合わせた大きな円盤です。

そこで疑問がありますが、鉄板のあわせ面が密着できるほど高精度な加工で、しかもあの大きさです。タンク1個で1000tの水を貯蔵できると報道されていましたが、漏れたタンクの水位が3m低下していたので300tが流出したという試算なので、タンクの寸法は内径5.6mで高さ10mということになります。水が漏れる構造のタンクを、あのような大きさで、地下水が流れ込む限り増設し続ける必要があるなど、いずれ行き詰まる対策だと思えてなりません。

しかも1000t以上のタンクは東電敷地内の土の上に置かれています。そこで地下水を汲み上げて核燃料による汚染水の増加を防ぐ対応もとられていますが、水脈が変わるとおそらく地面も沈んでくるでしょう。唯でさえ、基礎無しの地面に1000tタンク何百基ですから、底板が歪んで水漏れしているに違いありません。300トンも漏れて外観で見つからないのですから底板の合わせ面と考えるのが妥当です。

漏れる箇所は水を抜かなければ分るまいといって、汚染水を抜き始めていますが、分ったところで他のタンクも同じ構造だとどうなるのでしょう。常識的に考えると構造を再検討してやり直しということですが、財源は電気料金からということですから、とても「関係ないから」といって無視できない状況にあります。

どうなるのでしょう?これからの日本の電力事情は・・・

新年早々から大きな事件がニュースを騒がしていますが、その中の二つに関心を持ちました。

一つはB787が緊急着陸した事件。報道のとおりリチウムイオンバッテリーの発火により火災寸前であったことがわかります。バッテリーの発火はクルマ、オートバイは時々起こっている現象です。原因は過充電による加熱、発火ということですが、発電機は回転数によって充電電圧が変化するので電圧を安定させるレギュレターを設置して対策していますので、通常は起こらないトラブルです。

ところが、何らかの原因でレギュレターが故障していたり、充電電圧に対応できないバッテリーに交換されたりした場合にトラブルが発生する模様です。バッテリーに電圧計を繋いで運転中もモニターできるようにしておくと未然に防げると思います。

交通や建設、医療、食品など人命に関るオペレーションには様々な不安定要素が潜んでおり、設計段階や操業中でもFMEA(故障モード影響度解析)を実施することによって不具合を未然に防止することができます。事故が起こってしまったということはFMEAの見落としか現場に反映されていなかったということに他なりません。

もう一つはアルジェリアの人質たてこもり事件です。これはテロリストの目の付け所が、これからの世界では注意しなければならない点だと思います。天然ガス採掘プラントにおける事件ですが、石炭、石油、天然ガスといった数10万年前の太古の植物が化石になったりメタンガスに変化したもので、有限である上に生産していないために埋蔵量は減少の一途を辿っているわけですが、いつか枯渇したときになにが起こるだろう、といことが関心事項なのです。自動車業界ではハイブリット化が進んでいますが、燃料消費を抑えるということで、消費は続いているということです。延命には貢献しますが時期が変わるだけです。

日本は原発事故以降はCO2を発生せず、化石燃料も消費しない夢のエネルギーも大手を振って使用できなくなってしまいました。そこで、老朽化した燃費の悪いタービンエンジンを復活させて電力供給している模様で燃費のいいEVは燃費の悪い発電機を頼らざるをえないという皮肉さです。

エネルギー問題はクルマの運転を控えれば済むということではありません。しかし、無駄な消費は地球環境や人類の未来的にも抑えた方がいいに違いありません。

テロリストの目の付け所は、何を押さえられれば相手国家にとって痛いか、ということを解っていることです。日本はその点弱いですね。資源が無いうえに99%輸入に頼っていますからね。協力国が自国のための維持に必死となって、供給が途絶えるだけで終わってしまいます。

70年代のオイルショックや東日本大震災などで、燃料が品薄となったときの人間の行動を思い出せば本当に資源供給が途絶えるときに何が起こるか想像もつきません。

最後の方は経済力より資源をもっていることが重要となるでしょうね。生存するために必要なものを確保するために武力が統治することにもなるでしょう。テロリストによる石油プラントの占拠というのは、そういう近未来の予兆のように思えて仕方ありません。

私が心配していた、クルマは電気でもアルコールや天然ガスでも走れますが、さらに輸送力の高い、航空機や船舶はどうするのか、ということですがジェットやガスタービンはアルコールでもOKということで植物性アルコール(バイオエタノール)で代用できるでしょう。船舶用のディーゼルも同様で米軍では空母や戦艦は原子力で動いているということで、代替エネルギーは進行しつつあることが希望です。

いづれにしても、今までのような大量消費を続けていては長くもたないということで、エネルギーの使い方は厳選して考えていきたいと思います。

 

世の中は知らないことが多い、むしろ殆ど知らないことばかりだと思いますが、生きていくことに支障がないことに驚きを感じます。

学生時代に講義のペースが早くてついていけないと、教室中で教授にむかって「早過ぎるがー」といって騒ぎました。すると教授は「皆さんが企業に就職して、習ってませんと言い訳をしないように出来る限り多くのことを教えます。」といって学生の文句を無視して講義を続けました。

教授は自分で事業をやった経験は無いはずなので、仕事する上で何が必要なことなのかを教えることができません。ですから、学生は難解な学問に何の必要性があるのかも分らず勉強をサボってしまいます。愚かなことです、他人が親切に学問を教えてくれる時間はあのときだけだというのに、今更後悔しても仕方ありません。

さて地球は真球じゃないといわれても「ああ、そうか」と思うだけで、役にはたたないですね。しかし、地球上を航行する人にとっては仕事上必要な知識となります。海でも陸でも同じですが本来、道も標識もありません。それでも目的地に向かって正確に辿りつけます。これは現在位置の座標を移動しながら計算で求められることによります。座標とは地図上では緯度と経度で表します。だれがどうやって測ったかわかりませんが、地球一周が40000kmくらいということで、地軸上で真二つに斬ってさらに赤道上で斬ると緯度90度の扇形が表れます。この緯度1度は60分ですから、地球の縦方向の半分の距離が10000kmくらいなので5400分で割ると1.852kmになります。これが1海里の定義ということですが、地球が真球でないために、高緯度と低緯度では1分で進む距離が違うので、方位時針や天体観測をを用いて現在位置を把握しながら移動することによって目標物がない場所での航行が可能だったということです。

私の憶測ですが、地球が球体を保てる理由は核の方向に同じ引力が働いているおかげだと思います。引力がなければ地球上の構造物はバラバラになるはずです。では真球にならない理由は自転があるためです。24時間で1回転という速さで回っていますので、最大周速はマッハ1.666という高速です。この遠心力で赤道方向に膨らんだ形になっていますが、引力と遠心力が釣り合って形状が安定しているということになります。

自転があるからシンクなどの吸水口に表れる渦巻きの方向が北半球と南半球で逆になっており、北は右巻き、南は左巻きの渦が発生します。海の海流もこれと同じ動きをしているらしいです。では赤道上ではどうかということですが、これが吸水口に渦巻きは発生しないというのですが、いつか試してみたいです。

地球上では様々な乗り物が動いていますが、これは重力と空気があるおかげということに気づきます。重力がないとオイルやガソリンがタンクの下方に留まらないため、ポンプの働きも空しくエンジンはうごきません。空気があるおかげで燃料が燃焼できますし、飛行機は飛ぶことができます。プロペラでもジェットでも同じですが推力は空気の反力で生まれていますので空気が無い宇宙空間では飛行機は飛べません。ところが、ロケットは大気圏外まで飛んでいるではないかと疑問が残ります。ロケット燃料は航空機と同じ、ケロシン(灯油と同等)ですが航空機は大気中の酸素を取り込んで燃焼できます。しかし、ロケットは宇宙空間でもケロシンを燃やせる酸化剤も搭載していて混合して燃焼させるそうです。それでも空気のない宇宙空間では推力は期待できませんので、初速が重要だと言うことでしょう。衛星が軌道上を周回できるのは推進力と地球の引力が釣り合っているためで、推進力が落ちてくるとやがて重力が勝って落下してくることになります。宇宙ステーションは引力の影響を無視できる距離まで離れているということでしょう。

では衛星探査機は燃料が燃えず、空気の反力も無い宇宙空間をどうやって飛行し、地球へ戻ってくるのか想像がつかないですね。世の中分らないことだらけですが、人類の未来を知るためいろいろ探っていきたいと思います。

 

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愛媛の実家に戻っています。自分の部屋の窓から見える四国連峰、この景色が見れるのも、あと20回はないだろうと思うと貴重なものになってきました。

谷間にある集落なので朝になっても、なかなか太陽が見えてきません。なので非常に時間が緩やかな感じがします。

今年はみかんと柿が出来すぎで収穫の時期なのですが82歳になった父親の手伝いをしておこうと思い帰ってきました。

 

 

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本家の畑を買い取って山の方にも畑があります。柿、柑橘類、栗など果物は収穫したら形のよいものは農協へ出荷して、残りは家族や近所に分けて食べます。

家で食べる野菜は全て自家製なので買ってくることはありません。

果物は出荷できても、値段を聞くと、とても生活していけそうにありません。肥料や消毒で経費が掛かりますし、雑草が生えないように手入れも必要なので山での農作業は重労働で、農家の人はえらいと思います。

高圧の電線が仕掛けてありますが、イノシシが畑の土を掘り起こして作物を食べてしまうので防護のためです。最近は、おサルが山から下りてきて果物を食べるそうです。田舎暮らしは野生との共存です。畑だけではありません。近所の川で漁師さんが獲ってきたカニも分けてもらって食べました。子供のころは網で獲って、おやつにしていたやつです。

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近くの郷土博物館にカブトガニが飼育されています。生きたやつを見れるのはここだけでしょう。

私らが生け簀に近づくと砂の上を這って近づいてきました。人にはなついている感じです。エサがもらえると思ったかもしれません。

甲羅の前方に二つとおでこのあたりに一つ、目があって、しっかり前を見ながら動いているのです。

 

 

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愛媛は二十歳まで住んでいましたが、あまり観光地には行ってないです。東京の人が東京タワーへ行かないのと同じです。

今は田舎が観光地なので珍しいと感じます。歴史的にも有名な道後温泉本館です。

この構えで温泉も営業しているのですから貴重ですね。絶対保存してもらいたい建造物の一つです。不思議なタイムスリップが味わえますよ。

 

 

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松山市街は路面電車も走っているのが、ここの風情です。

伊予鉄路面電車の始発は道後温泉駅です。駅前の格納庫に坊ちゃん列車の一号機が展示されているかと思ったら

なんと明治時代の制服を着た機関士や車掌が乗り込んできて、エンジン始動しました。

勿論、石炭燃料の蒸気機関です。

 

 

 

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そして、格納庫からバックで営業軌道上に移動させて、駅のホームに出発です。

展示用だと思った、坊ちゃん列車は実際に営業運転してお客さんを乗せて走っています。

こんなレトロな乗り物を保存して動かしている愛媛県人の資質に誇らしく思えた瞬間でしたね。町がどんなに近代化されようとも先人たちの知恵や技術といったものを忘れないようにしていくことが、そろばん勘定だけを追及しては衰退していく現代人には必要なのではないかと思います。

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シングルで最大排気量はDR800だと記憶していますが、これは2番目に大きいやつです。車体も大柄でいかにも外人向けな作りです。キックスターターもありません、セル始動なのが唯一の救いです。フルエキゾースト製作の依頼をお引き受けしたのですが、オーナーの境遇を聞かされて大変恐縮して作業に取り掛かっています。

それは、ご自宅が福島の強制避難区域にあるということ。避難先の社員寮に他のオートバイと一緒に移住しておられて、200km以上も自走して我社に車両もってきていただきました。

それを聞いたときに心を打たれました。原発事故がなければ自宅でそのまま好きなオートバイを大事にしながら過ごせていられたはずなのに、こんなことになってしまって・・・。幸い職場は再開されて経済活動はできていらっしゃるようですが、オートバイのことをあきらめないで乗り続けておられることに喜びを感じます。おそらく、大変多くのオートバイフリークが原発の影響を受けて、好きなことを諦めてしまったんじゃないかと察していたところです。

せっかく日本の原発がゼロになったというのに大飯原発は再稼動されるということです。高度成長期以降の日本の経済成長は原発を含めた電力がなければ不可能だったでしょう。もちろんこの経済を維持しなければ、社会保障や高齢者医療の財源が捻出できないということも充分理解できます。

しかし、原発再開に導く政策を決めているのは都市部の便利で快適な生活を営んでいる富裕層であろうということ、こういう人たちは、もう少し田舎に引っ越されて質素な生活を経験した方がいいと思いますよ。浪費している一部の人たちの幸福という名のもとに生活レベルを支えるために大きな犠牲を払ってしまった。なにより、処理困難な核廃棄物を作りつづけ、使用済み燃料プールももうすぐ満杯になってしまうというのに、最終処分の方針も全くきまっていないまま、この経済活動を続けるという動きは確実に将来、大きな災難が降りかかってくることを意味しています。何の反省も改善もみられない、事故の収束も止まったまま、国家のリーダーたちの采配に落胆するばかりです。

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現実は待ったなしです。先送りはできません。

結構仕事溜まっていますので、長くお待ちいただいているお客さんの希望に応えるために働き続けます。

XR650のデュアルエキゾーストは複雑な曲げカーブが必要なのでSUS304のパイプをこれだけの数曲げて、取り回しします。

SUS304は耐熱合金なので800℃くらい加熱しても強度があまり変わりません。手首の靭帯が切れてしまいそうな力を込めて曲げなくてはなりません。

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R曲げ9箇所になります。

溶接つなぎ終わりました。

クロスしたエキパイの製作は通常の1本ものと比べると加工時間が3倍になります。

ところが費用も3倍にはできないというところがこのエキパイの難しいところです。

材料代は現金で仕入れておりますので削減できませんが、人件費を削減して対応しております。

 

 

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ヒートガードも頼まれましたのでアルミ板金で製作しました。

最初はカーボンファイバーで、と言われたのですが我社では樹脂は扱っていませんので外注することになりますが、おそらくマフラー代よりも高額なヒートガードが出来上がってくると思いますので予算オーバーになります。

そういうわけで、これでしたら半日あれば充分なので迷わず実行です。

 

 

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フルエキゾースト完成です。

エンジン始動してみましたが、さすがビッグシングル!セルモーターでも始動にはコツがいる感じです。ホットスターターは付いていないCVタイプのキャブです。

たぶんキックスターターだとこのマシン嫌いになるでしょう。

チョークとアクセルチョイ開けの併用で目覚めました。バッテリーの電圧が命ですね。暖気運転中、エンジンストップして始動不能になって焦りましたが、10Aヒューズが切れていました。結構な発電能力を持っているようです。

ブローバイガス還元装置は取り外し大気開放にしましたのでエンジン回転が軽くなった気がします。ブリザーチューブから排出される圧力がエンジン内部に掛かっていることを考えると馬鹿にできないポンピングロスなのだと思いました。ノーマルの還元装置はブローバイガスをキャッチタンクを介してインテークに戻すしくみになっています。すなわち、エンジンの吸入負圧でケース内の圧力を抜くと同時に未燃焼ガスを再吸入して燃やすという働きをします。この装置を取り外したメリットはブローバイガスに含まれたオイルミストなどをインテークに吸引せずインテーク通路をクリーンに保つということです。万が一装置が故障してもケース内の圧力が上昇してしまうこともありません。

 

 

 

 

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耳の痛い話ですが、80年代のモトクロス全盛期に存在したレース場のうち9割以上が無くなっている現実をご存知でしょうか。

関東では新潟の川西モトクロスコース以外、全てのコースが閉鎖されてしまいました。現在はその後つくられたコースで運営されていますが、コースが閉鎖される理由は幾つかあると思います。その一つに騒音問題というものがあって、コースの近隣住民から苦情を受けて対策を迫られるということがあるようです。

2輪メーカーは、国内においてはMFJ公認車両を製造することが、目的でありますから

MFJ公認レースが開催されて、それに適合した車両が販売されれば目的は達成なのです。近隣から苦情を受けるような場所でレースすることについては対応できないということが現状でしょう。実際、全日本開催コースで苦情がでた話を聞かないですし、市街地であったとしても川口や伊勢崎のオートレース場ではモトクロスの比較にならない爆音でレース開催できていますし、その場所で暮らす人たちの認識の違いもあるでしょう。そんな折、関西方面のコースでも騒音問題で一部車種が走行を断られるという対応をされているようなのです。あちらのコースで走られているお客さんから依頼がありまして、2011モデルYZ250Fのマフラーを消音加工してみました。お客さんの話では2012CRF250レベルだと問題ないそうで、カワサキかヤマハが問題の対照となっているということです。

送られてきたマフラーはYZ250FのUS仕様のサイレンサーとエキパイで、国内のノーマルより当然、うるさいとおもわれます。比較検討のため、ノーマルは手をつけずにUSの方を加工することになりました。

よく暫定的にマフラーの出口にバッフルを装着することがありますが、チューンアップされたエンジン性能を損ねることと、バッフル長が短く、出口付近にあるため風切り音が出てしまい、耳障りな音に変わったりして満足な効果は得られないでしょう。

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目的は暫定的な処置ではなく、CRF250並みの消音性能を目指すということで、取り外せる仕様にはなっておりません。

リヤパイプの内径を縮小しつつ、長さも延長しています。排気の吸い込みが有利になるように吸い込み口をテーパー状にしてあります。パンチングの太さはパワーに影響しますので細くしません。

マフラーの容積がCRFより小さいので同等にはならないですが、ノーマルに比べると違いが歴然となるでしょう。

 

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グラスウールが消音する上で重要なアイテムになります。

US仕様に組み込まれていたのは旧型のノーマルグラス&ステンウールでしたので、ホンダ純正に取り換えました。ヤマハさんに申し訳ないですが、こちらの方が消音性能が上なので、純正部品代7600円投資する必要がありました。

CRFサイズは画像の通り量が多いのでYZ用には2割ほどグラスウールを間引かないと入りません。

 

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エキパイもノーマルにサブチャンバーを仕込みました。騒音は1dBほど軽減されますが耳で聞いた程度ではあまりわかりません。

車検で数値ギリギリだったとすると1dB余裕ができるといった具合です。

パワーアップは殆ど変わらないでしょう。むしろ大人しい特性に変わります。直管に横穴が開いてサブチャンバーに入ることになるので排気の勢いが下がり、パワーがマイルドで騒音も少し減るということになります。

マフラーは排気することだけでなく、燃焼室と吸気系が連動していて、排気された分だけ空気が吸入されて適正な燃料がミックスされることで充填効率が上がってパワーアップに繋がるということです。マフラーに蓋をして騒音を下げるという手法は吸入の妨げになってパワーダウンすることになります。

パワーダウンは承知で、そのコースで走り続けるか、問題ない場所まで移動して走るか、いずれにしても最盛期のモトクロスから比較して、やりにくい時代になってきたと思います。

現代の2輪車は大型車から原付自転車まで燃料噴射を標準装備する時代。

4輪車は30年ほど前からキャブレターから燃料噴射へ移行していたのに2輪が遅れていた理由が解ったような気がする。

最大の理由は排出ガス規制に対応することにあった。

2輪の場合は規制が強化されたのが最近であることと、4輪のような高性能な燃料噴射装置を採用する車体のスペースと販売価格の低さが、開発の遅れとなって表れたのだろう。

地球温暖化の対策や低公害、省エネのために自動車会社の出した答えはハイブリッド車に並んで

高性能な燃料噴射装置の開発であった。

コモンレール式燃料噴射とピエゾ素子インジェクターが現代最高の環境対応技術といえるだろう。

ピエゾ素子は圧電素子の一種で、応力を加えると電流が起きる物質の総称で

温度、加速度、超音波など各種センサーに使われたり、身近なところにはエプソン、リコー、ブラザー社のインクジェットプリンターはピエゾ素子を使ってインクを噴射している。

写真のような精巧な噴射制御が出来ることからも、燃料の噴射制御も正確に行えることが想像できる。

原始的な燃料噴射は機械式の燃料ポンプで燃圧を上げて、バネで閉じられた弁を圧力で開けて噴射する方式。当然、正確な噴射はできなかった。

燃料の排ガスに与える影響は濃い過ぎるとPM(黒煙)が出たり、燃焼温度が上がってNOxが増加する。薄すぎると出力が出ない、不完全燃焼でCOやHCが増えるといったところ。

コモンレール式燃料噴射は蓄圧式とも呼ばれ、燃料ポンプが単なる燃料の供給ではなく、最新式では2000気圧という超高圧で燃料を加圧して、インジェクターに供給する。

酸素やアルゴンなど高圧ボンベが150気圧なので、その10倍以上だ。

何故そのような高圧が必要かというと、圧縮された燃焼室に微細な粒子として燃料を噴射させるためである。粒子が微細なほど燃焼という化学反応が迅速かつ確実に行われ、出力の向上と排ガスの清浄化に役立つのだ。

それからピエゾ式インジェクター、これは従来のソレノイド(電磁式)バルブに比べ、応答が速いのが特徴で

最新のソレノイドでも1回の燃焼に1から3回の噴射に対してピエゾ式は最高で7回の噴射が可能だという。

噴射間隔でいうとソレノイド式が900分の1マイクロ秒、ピエゾ式が1万分の1マイクロ秒である。

この1燃焼に対して多段噴射が必要な理由は、燃焼を段階的に発生させることで、完全燃焼と燃焼温度を低減させることだ。

そのために、コモンレール式燃料噴射とピエゾタイプインジェクターが不可欠ということだ。

残念ながら製造コストが非常に高価で、おそらくシステム全体で自動二輪車1台分くらい必要だろう。

それ故、2輪車にこれが採用されることは現実的ではない。

最初にコモンレール式燃料噴射を量産したメーカーは1995年、デンソーである。

主にトラックの直噴用で車両価格が1千万円クラスなので採用できただろう。

それに対して高級乗用車をターゲットにコモンレール式を量産したのがボッシュだ。

BMWやメルセデスベンツなので高額なシステムでも全体の割合からすると大したことはない。

遅れをとって後にトヨタレクサスにもデンソーのシステムが採用された。

我々の興味があるのはオフロードレーサーの燃料噴射システムだが

認定モデルではないため、排ガス規制の対照ではない。

したがって、高額な投資をして燃料噴射を開発する必要がない、キャブレターでも充分な性能が出せるなど、4輪のような高性能な噴射装置は装備しないだろうと考える。

4輪のような燃焼室直噴も聞いたことがないし、吸気通路に空気と混ぜてポートから吸入する

ウォールガイド式(空気流動で成層化)が主流だろう。

これが進化すると、ストイキ直噴(理論混合比で成層化)、スプレーガイド式直噴(高圧で噴霧で成層化)ということになり、吸気管内方式と比較して15%も燃費低減できるという。

こういうわけで、全ての認定車が燃料噴射に移行してきたように、車両価格の高いレーサーから燃料噴射化が進んでいくのが時代の流れなのだろう。

いずれ小排気量車も製造コストの問題が解決次第、移行することになるだろう。

数年以内に

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再びガソリンの値段が高騰するだろう。
と経済アナリストは予想しています。
あの、ガソリン満タンにすると一万円札が消えてしまう高値の時代が訪れると
必要もないのにクルマに乗ることを控えるようになるでしょう。
人が移動するのに公共の交通機関や自転車でも用は足りますからね。
ついでにオートバイなどガソリンを燃やして遊ぶことも控えるようになるかもしれません。
レースなどやっていては長距離のドライブでさらにガソリンを消費します。
これはモータースポーツにとっては大きな逆風ですが人類のためにはよいことかもしれません。
しかし、いつまでもガソリンに交通のエネルギーを委ねている時代は終わると予想されます。
経済産業省では2015年から水素燃料の商業化を推進している最中だといいます。
水素ガスはわざわざ精製しなくても、多くの製造現場で大気中に放出しているということで
これを活用しない手はありません。
例えば、化学工場で苛性ソーダの生成時に発生したり
製鉄所でも水素が発生します。
その放出量をエネルギー換算すると自動車が1年間に700万台走るのに相当するといいます。
現在はただ放出しているだけの水素ガスを回収して
ガスボンベに貯蔵するシステムを
LPGの最大手、岩谷産業が稼動させています。
回収した水素をガスステーションで充填する施設も除除に設置されつつあります。
自動車はHVが普及されていますが、ガソリンを節約することはできても消費し続けることに変わりはありません。
ところが代替燃料、水素ガスであれば国内でも生産できて排気は水蒸気という資源と環境の問題が飛躍的に改善されるわけです。
しかし問題も山積です。
水素はガソリンに比べて燃焼速度が速く、従来のエンジンではデトネーション(異常燃焼)が起きるため圧縮比を下げなければなりません。
そのため燃焼効率はガソリンより劣るとされています。
あと気体の水素は大気圧では非常に密度が低く、実用的な航続距離を稼ぐためには350気圧という高圧で充填しなければなりません。
酸素やアセチレンの高圧ボンベが150気圧なので2倍以上の圧力です。
タンクの耐圧強度も2倍以上必要な上
自動車事故に遭った場合の安全性も確保しなければなりません。
爆発したときの危険度はガソリンとは比較にならないでしょう。
そのため水素ガス専用のボンベはアルミ容器で密閉した上に炭素繊維を厳重に巻いた特別製で
ライフル銃でも貫通しない要件を持っています。
そのコストが高額で車両代と同等になってしまうため車両の価格もガソリン車の2倍以上になるかもしれません。
また350気圧を6気圧程度に下げる減圧器の性能が安定していないとエンジンの運転に支障が出るなどまだまだ開発途中の部分もあるようです。
マツダでは水素燃料のロータリーエンジン車を開発し、フィンランド政府に納車しています。
北欧ですから寒冷地での始動性が良好でないと受け入れられないということで、これをクリアできたことは
ほぼ完成の域にありそうです。
ハイブリッドの特許はトヨタとホンダで抑えられていて他メーカーがHV車生産するためには業務提携するしかないことも、水素エンジン開発を後押ししている理由でしょう。

NEWS ZEROで見た小水力発電。
なんと私の故郷に近い別子村を取材していた。
住友金属鉱山発祥の地、別子銅山で有名な場所で
学生のころ単車仲間とコーナーを攻めに通ったワインディング道路が谷間を走っているところだ。
単車バカの私はあのような貴重な設備が存在することを知らなかった。
小水力というのはダムのような大掛りな設備を必要としない自然の水の力でダイナモを回して発電すること。
日本の国土は山と水資源が豊富で昔から谷川を利用した水力発電が各地に存在したが
大規模な火力発電の普及のおかげで廃れていった発電方法だ。
最近、地球温暖化対策で自然エネルギーの活用が推奨され、ソーラーパネルや巨大風車が盛んに設置されているが
これらは、気象や天候に左右されやすく安定供給という意味では火力発電に取って代わることはないと思われる。
しかし、水力であれば地域によっては一年中絶え間なく動き続けるので理想的なエネルギー源なのだ。
そして別子村では村全体の電力を水力で賄えているという。
農家にある水車一つでその家で使う電力は発電できるそうである。
私の実家の前には小川が流れているので水車を設置すれば電気は自給できるわけだ。
便利で快適な生活を追及し続けた現代人が資源や環境を守っていくためには古い技術を見直して活用していくことが新しいことなのかもしれない。