2014年7月アーカイブ

CIMG3717.JPG
あー、シートのセットボルトがギリギリ締まっています。

元々この位置だったか、シートベースが歪んで寸法が狂ってしまったか、わかりませんが
せっかくのフランジボルトなので座面全面が密着するようにしたいものです。

昔、走りながらシート落としたことがあって・・・
ボルトは締まっていたのですが、シートレールが折れてリヤフレームごと地面に落ちていました。

CIMG3718.JPG


これはー安直にセットプレートの穴を空けなおして、シートを前に1cmずらしました。

4点止めが2点止めになってしまいましたが
まあ大丈夫だと思います。

走行毎点検ということで、いつかシートスポンジ外す機会があれば、裏側のナットを移動することにします。




CIMG3720.JPG


シフトペダルのボルトを締めこんでも、セレーション部にガタがあってペダルストロークが大きく、フィーリングが悪かったのですが
そのまま放っておくとセレーションをナメることになってシフトシャフト交換になってしまうので、
ペダルの割り締めの隙間を大きくしたら
締めあがりました。

これで大丈夫。




CIMG3719.JPG


チャンバーに軽い凹みがあります。
実用上、問題ない程度ですが
凹んだチャンバーほどみっともないものはないです。

直しておきましょう。

通常は水圧をかけながらハンマーリングで直すところですが、加圧中に水漏れする部分がありましたので、あまり圧力は上げられませんでした。
やはり30年以上経過したチャンバーは接合部が弱ってきているようです。
CIMG3722.JPG


圧力不十分なので完璧には出来ませんでしたが、この程度で我慢しましょう。

いつかチャンバー製作してオリジナル品は保存しておくことにします。

軽く錆び落としして耐熱ペイントしておきました。

外観で分かるところですから、我慢できなかったんですよねー。

人生のパートナーがひとつ増えました。
私のモトクロス入門車は79年型RM125でした。渡辺明さんが78年に世界チャンピオン獲得した
マシンのレプリカとして79年に発売されたモデルです。
学生なので新車は買えなかったですが、地元MXチームの先輩から中古で譲ってもらったものです。
しかし、初心者だったのでオートバイの良し悪しも分からず、不満もなかったですが
未熟運転のため、ろくな戦績も残せずホンダ車に乗り換えて32年の歳月が流れました。
この間にいろいろなことを経験して、目をつぶれば苦労したこと、嬉しかったこと悔しかったこと、走馬灯のように思いだしました。
そして今回は入門車よりは1年古いモデルですが、78年型RM125に再会することができました。
提供してくださったのは、継続的に取引していただいているVMXワークスショップのホーリーエクイップさんです。
CIMG3714.JPG

きっかけはホーリーさんからの電話でした。
「オートバイ一台置くスペースありますか?」
一体どういうことか話を聞いていくうちに、どうやらこの古いモトクロッサーを有効に残していく場所がどこにあるかということを模索しての打診であったと思いました。
いろいろとやるべき事が多くてこれ以上仕事は増やせないなと思って、少し乗り気ではない返事をしていたのですが
徐じょに高齢化していく自分の身のことを考え、これからのモトクロスとの関わりも踏まえて旧車モトクロッサーに乗る事も必要であると考えました。


現代の製造業は電子制御の工作機械や無人のオートメーションによる大量生産方式が主流で、人の手によらない機械の性能によって物作りが行われる時代です。
その結果、どうなっていくかと言うと、人間の手先や経験による技術は失われていき、やがて高性能な機械が人間に取って変わる時代になるということ(既にそうなっている)。
そして、充分起こりうる自然災害によって電力が失われたときに製造業が無能力化してしまうことになります。(3年前に経験しました)
20年ほど前から会社を辞めて取り組んできたことは、機械設備に頼らないアナログ的なハンドワークの手法にこだわることです。
現在の市販モトクロッサーの技術開発の方向性は電子制御やサスペンションシステムの性能によって人間の運動能力を補うことであると考えられます。
その結果、同じライダーがラップタイムを短縮することが可能になりますが、ライダーの運転技術は向上したことにならないですね。
制御系を殆ど持たない70年代モトクロッサーを経験することがオフロードの運転技術を習得して体力維持、健康増進に役立つということを目的にビンテージMXやっていきたいと思います。

450ツインマフラーの片側サイレンサーは150用よりサイズが小さいことがわかりました。
逆にいうと450ツインマフラー1本分で150は足りるということになります。
そこで450ツインマフラーの前に150用を完成させておくことにしました。
CIMG3701.JPG

プロトタイプ完成です。

エキパイはノーマルの溶接部をテーパーパイプに取り換えて研磨仕上げしたものです。オプションでアルミフランジに変更してあります。

MFJ適合を視野にいれて材質はアルミ、ステンレス製です。
重量は1.7kg




CIMG3704.JPG

07モデルのフルパワー(96dB)よりさらにパワーアップを狙った内部構造になっていますが、
音量規制をクリアするためには、少し絞る必要があるかもしれません。
実走確認しながら段階的に変更していく予定です。

具体的には数字は言えませんがパンチングパイプの変更で調整します。





CIMG3705.JPG

若干上向きのデザインですが、450のサイレンサー角度だと、出口水平になります。

エンドパイプでノーマルと同等の長さですが内径が拡大されているので、高回転型の特性だと思います。








CIMG3708.JPG

リヤビューです。出口は450のノーマルより大きいです。
ここを絞り過ぎるとパワーに影響するので、このままにして内部構造で変えていきたいと思います。

バックオーダーで忙しいので製品化は当分先になりそうです。(来年かも)

先日所用で成田へ行ってきましたので予てから希望していた「サーキットの狼」ミュージアムへ足を延ばしました。
1969年「あらし3匹」を連載していた池沢さとし先生の漫画、小学生だった私も読んでいました。
そして空前のスーパーカーブームを起こした「サーキットの狼」、カメラ持った少年たちが国道沿いに、いつ通るかわからないスーパーカーをもとめて待ち続ける現象は正に私たちの世代。
しかも、劇中に登場するスーパーカーたちは実在のモデルがあるという事実。

池沢さとし先生は夢中になった漫画は4つだけだとコメントされていました。
巨人の星、あしたのジョー、ハレンチ学園、男一匹ガキ大将、
私はこれに加えて、空手バカ一代、デビルマン、ワイルド7、ですね。最後は「熱風の虎」、これは月刊オートバイ誌とリンクしたオートバイ群が登場する漫画だったので夢中になって読んでいましたが
私の漫画経歴は中学で終わっているので、2輪愛好家ご用達の「バリバリ伝説」は既に読んでいなかったので、80年代以降の漫画を全く知りません。永遠の昭和世代なのであります。
CIMG3680.JPG

30年以上忘れていました。
漫画離れしていたので続編「モデナの剣」も読んでいなかったのですが

クルマメーカーに勤務して国産スーパーカーの製造にも関わったし、現実の世界を大いに経験して、漫画はもういいかな、と思っておりましたが
少年期に読む漫画が、いかにその後の人間形成に影響するかということを身をもって経験したのでありました。
プロスポーツ選手の多くは漫画の主人公に憧れて、サッカーや格闘技を目指した事実。

CIMG3665.JPG

やっと会えました!
夢のようです。本物のロータスヨーロッパ
主人公風吹裕矢の愛車











CIMG3667.JPG

ライバル早瀬左近のポルシェカレラRS

本当にあったんですね。











CIMG3668.JPG


潮来のオックス駆るランボルギーニLP400

60°V12気筒、ガルウイング
リヤタイヤ325サイズ標準装備!









CIMG3670.JPG


飛鳥ミノル駆るランボルギーニミウラ
カウンタックの前モデルのため60°V12気筒。
流線形の低いボディーラインは後にも先にも最高傑作だと思います。









CIMG3679.JPG

漫画以外の名車も多数展示されています。
手作りのため売れば売るほど赤字だったというトヨタ2000GTオープンカー











CIMG3685.JPG
企業の博物館ならいざ知らず、個人所有のモーターミュージアムとしては日本最高でしょう。
こんな希少車も(実働です)あり

1969第一回日本グランプリ出走の
NISSAN R382
黒沢元治、北野元選手ドライビングで
富士30度バンク時代を走ったレースカー。





CIMG3684.JPG

手は触れませんが、接近して観れるので大満足です。

R382のタコ足は全部プレス成型品なのですね。クラフトマン精神溢れる造形が美しいです。

やっぱり来てよかった。
いつまでも眺めていたい衝動を抑えつつ会場を後にしました。

金土日、毎週開館、入場料700円ですから、今度一日かけてゆっくり観に来るぞ!

CIMG3690.JPG

帰りはさらに寄り道して犬吠崎の灯台をみてきました。
雄大な太平洋をバックに撮影。

1874(明治7年)建造の国産レンガを使った灯台としては日本初(そりゃそうでしょう)だそうです。
ヒストリックな物に惹かれる私です。

ツーリングコースの一つにお勧めです。

本当に日本っていいところが多いです。

2014モデルを機会に新作したチャンバーですが、ノーマルより太いエキパイにしてありました。
OSKレーシングで走行確認をしてもらいましたが、高回転は普通ですが低速トルクが少ないという結果でした。
最高出力を上げるために排気ポートを拡大したり、それに合わせてエキパイ径を太くしたりすることがありますがデメリットもあるため、その現象を理解していないとスピードが遅くなってしまうでしょう。
ロードレーサーでは低速トルクはアクセルレスポンスが急過ぎてコーナリング時の挙動を乱すため無くしてしまう傾向があります。そのかわり重要なのはオーバーレブ特性でピークパワーの急激な落ち込みが少ないものがタイムを出しやすいらしいです。
オフロードではタイムで評価しても同一条件の路面を保てないため比較できるのは限られた条件下ということになります。それより、トラクションの悪い路面でコントロール性のいいパワー特性であることが、最高出力と同じくらい重要な要素になってきます。
今回はエキパイを太く設定したデメリットが出た格好なのでノーマル寸法に作りなおしたいと思います。
CIMG3662.JPG

全部作るのは時間も掛かるため、影響のあると思われる部分だけ作って取り換えたいと思います。

エキパイの太さの違いが目視でわかります。








CIMG3664.JPG

溶接部分を切断して同長でノーマルサイズのエキパイと取り換えました。

外径誤差0.5mm以内に仕上がりました。

その他の部分は全く変更していませんので再度実走確認してもらいます。

エキパイが太い方がいいと考えている人は参考にしてください。