いつも理想は暇な状態にしておいて、ご注文があればただちに作業にかかれることです。
理髪店や食堂はお客さんが来たらすぐ注文を取ってサービス提供しますね。
次にお客さんが入ってきても取り掛かっているサービスが完了するまで待たなくてはなりません。
同時に二つ以上のサービスはできません。
大会社なら大勢の従業員と大量生産設備を駆使して同時進行で大量の注文をこなせますが
個人商店ですから生産力は一人分しかないのです。

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6月時点で15件ほどバックオーダーになっていますが
お客さんの殆どは「大体の納期は?」
と質問されるので
こちらとしても根拠のない納期をお知らせして完遂できないと取引にならないと考えてますので
なるべく予定通りに進めたいですが
思ったように事が運ばないので
日程が確実になったころに、お客さんに連絡して生産開始するようにしています。

いまのところ半年も先にはならないですが
長い人は3か月くらいお待ちになると思いますので、弊社ラインナップ品や特注の依頼を検討中のお客さんは9月ころまでお待ちになって連絡いただければ、今より空いている状況になっているのではないかと思います。

すでに受注確定している作業は順番に進めておりますので作業開始の連絡をお待ちいただきたいと思います。



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2010年に新車だったCRF150Rですが
3年くらいレースで使いましたが
最近は年に1,2回くらいしか乗りません。
(乗り物いっぱいあるからね)

途中でオーバーホールしているので
いい調子と思っていたのですが
2020年の新車借りて乗ってみたら
ちょっと違う、明らかにちょっと違う。
新しいエンジンの方が元気がいい。

これはちょっと捨てておくわけにはいきません。ムラムラとジェラシーが湧いてきて
150の新車なんかほしいと思わないですが
エンジンをリニューアルして同じ走りにしたい!
そんな願望が持ち上がってきて、可能な限り新品部品で組み直すことにしました。
来月に愛媛の山へ持っていく予定なので、今からやっておけば余裕で間に合うハズデス。

まもなく60代を迎える年齢になって将来の目標を定めることに意味はないわけですが
人と競争することに興味はなくなり、確実に落ちていく体力を食い止めるために
70歳になっても15メートルぐらいのダブルジャンプはためらわず飛びたいと思っていますね。
一旦出来上がったチャンバーでしたが、2本共エキパイ部分から切り落としてやり直ししました。

ここまで2週間も費やしたのですが6月初旬から実家で1週間も片付け作業していたこともあり、
今月の売り上げは5千円しかありません。(マフラー修理一件)
幸いなことに、コロナ対策の特別給付金と四国電力株の配当で最低限の支払いはできました。

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気を取り直して

やり直す羽目に至ったのは
右側に分離給油のオイルタンクが付いていて、それを避けるデザインのパイプを作ったのですが、張り出しが大きく出来上がってから却下しました。

これはTC250のモトクロッサー化のための
キットパーツだったはずなので
混合ガソリンに分離給油のオイルタンクは
必要ないだろ、
後で気が付いたのでした。
事前打ち合わせに一切出てこなかったのですが、当たり前のことなので敢えて言われなかったのでしょう。
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前回作ったヒートガード取り付け用の溶接治具はそのまま使用して
溶接ナット作りました。











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左側パイプも取り付きました。

大体左右対称の形状です。
本物の形状は見たこともないので

取説の写真だけで想像した形なので
正式には分かりません。
(たぶん日本中に居ないと思うので、これがオリジナルと言い張ればよいのです)






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本当はヒートガードも専用デザインにすれば
もっとスリムな形状に出来るのですが

マニュアルの画像がノーマルのヒートガード付ける指示になっているので、それを遵守した格好です。









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一か所だけ遵守してないところが、ココです。
エキパイの口元はネジで固定されているのですが、
ネジを外さないでパイプを差し込んだ構造に改造しています。
シリンダーのネジ山が崩れかけていたので
何度も脱着しない方が安全だと考えました。
密着の悪いフランジより気密性はよいと思います。




悪戦苦闘のTC250チャンバー一件落着、
明日から次の予定に掛かります。

遠方からのお預かり車両、置き場所にも限りがあり、次の車体の持ち込みをお待ちいただいておりますので早急に進めさせていただきます。


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このとおりツインエンジンなので
デュアル・エキゾーストです。

GT250はダウンマフラーだったので
このレイアウトは初めてみました。

フランジはシリンダーにねじ込み式のものなので、支給いただいたノーマルのフランジを使います。






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マニュアルもお借りしてあるのですが
モトクロッサーに改造するための
ポート拡大やヘッド面研の数値、
フレームの補強パッチの入れ方など
書かれているのですが

マフラーはオプションのキットパーツに取り換えることになっているのですが
そのキットパーツのマフラーが世界中に残ってないということで

新造することにしました。
印刷された画像一枚しかないので
全体的に憶測で作ります。


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まず右側のチャンバーから作ってみます。

マニュアルの画像と見比べながら
こんな感じだっただろう、みたいな方法で
パイプを作っていきます。

右側は、テールパイプとマウントステー付けて、ノーマルのヒートガードを付ける溶接ナットを作れば完了なので
左側チャンバーは対称の形状でいけると思います。



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曲げパイプ素材はこれだけです。

切断位置でパイプ径、長さが決まりますので車体取り回しに影響がでる部分です。

右側で出来ているので左側も問題ないでしょう。










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  ヒートガードの溶接治具です。

 溶接ナットの位置や傾きがあるため
4か所のネジは3次元で捉えなければ取り付きません。







緊急事態宣言も解除し、自粛警察の脅威も緩んできたと思いますので
実家土地管理のため愛媛県西条市へ帰ってきました。

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半年帰らないと家の前はこの通り
自分の背丈を超える雑草に覆われています。

初日はここの雑草刈払いです。











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二日掛かりで地面が見えるように整地できました。

ガレージ脇のブルーシートは
家の中の古い家具を廃棄するための仮置きです。

両親の50年以上にわたって溜め続けた
思い出の品(ゴミでしかない)を全部捨てるのです。

人間70歳も過ぎたら物に執着してはいけないと思います。特に資産価値のないものは
体が元気なうちに片づけておくのが、親族に
世話にならないために必要だと思います。

これだけの労力と交通費と休業補償は、全て自腹でやらなくてはなりません。
だから、誰も使わない土地ですが、金と労力を払った私に有効利用させていただく権利があると思っています。

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ここは我が家の裏門です。

収穫した果物を選別したりするのに使ったスペースなので、まあまあの広さがあります。

ここも作業台やら古い自転車、みかん箱などで半分くらいスペースが埋まっていたのですが、全部捨てましたので
バイク余裕で置けるようになりました。

何年も前から、こうしたかったのですが
時間がなくて、ようやく念願叶いました。

やっぱりね、バイクは雑多な倉庫にしまうのでなく片付いた場所に置きたいですよね。

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さて次は山にある畑です。
こっちの方が比較にならない雑草の量です。

全部刈り取りするぞ!









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刈払い二日、重機一日で、
こんな状態にできました。

ここは先祖から引き継いだ畑で、果樹園だったのですが、やる人がいないので廃園にしました。

イノシシや猿が毎日来ていて、人間が作物作るのを待っていて、食べ頃になると取られてしまうので、畑やっても無駄なんです。





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これはコース整備というスポーツです。
3日間、体を動かし続ける労働が体力維持に役立ちます。

ワッパ転がすだけがモータースポーツではありません。
2サイクルエンジンの刈払い機も、キャタピラー社のユンボもエンジンを使ったスポーツだと思います。
操作技術で作業時間や仕上がりが違ってきますからね。

しかし、このコースは低速トルクの薄い空冷2サイクルエンジンでは、難しいです。
登り勾配のタイトターンが幾つかあって
半クラッチ多用しないと駆動力がなくて倒しそうになるので
次回はCRF150持ってこようと思います。

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RMとCRM・2WD。

長期保管になるのでエンジン始動確認できたら、タンクやキャブレターの混合ガソリンを抜いておきます。

ここは親父のカローラが置いてあったのですが、処分してしまったので2輪の整備用にしています。

実家に工作機械があれば、ここで仕事して
畑のコースまでは2kmくらいなので
夕方、部活感覚でバイク乗って
そうすれば雑草生える前に庭やコースの整備できるし、海や山が近くて食べ物も上手いし最高なんですがねー。

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遺品の片付けしていたら懐かしいものがでてきました。

高専の2年生ころ写真部だった証拠として
モデルは私なんですが
中山川の河川敷で同級生に写真撮ってもらって、部室で現像した写真をパネルにして
国領祭(新居浜高専の学祭)で展示した作品が保管されておりました。

マシンは77年型YZ80
元祖インター・カラーのツインショックモデル。自動車部の先輩から当時3万円で譲ってもらったものでした。
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この写真は覚えていますが、どこへやったか分からなくなっていたのを発掘できました。

80年の全日本モトクロス、丸亀大会を観戦にいったときのものです。

土曜日125ccで#3福本敏夫さんが優勝して、そのマシンを展示してあったので
スナップ撮ってもらいました。

#5は杉尾車。
水冷エンジンの最初のころですね。


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さて、怒涛の草刈りや実家の片付けでしたが、いつまでもやっているわけにいきません。

後ろ髪を引かれる思いで帰路につきますが、どうしても寄っておきたいところがありました。

喫茶「ランバン」
高専時代にバイク乗り付けて友達と語らった場所。
まだ営業してました。

石井いさみ著、漫画「ナナハン・ライダー」が僕らの時代は流行りでサテンにバイク乗り付けて、お喋りするのがバイク乗りの通例でした。「カフェ・レーサー」の由来でもあります。
真剣にバイク乗らない
「丘・サーファー」みたいなもんやね。


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マスターの英二さん
実に37年ぶりの再会です。

お元気そうでよかった。

若いころ東京で洋食の修行して
極真会館・池袋本部道場で稽古した空手マンでもあります。
30代のころに新居浜へ帰ってきて
喫茶レストラン「ランバン」を開店させたのでした。
当時はコーヒー一杯250円でしたが
いまは400円になりました。


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サイフォンで立てる本格コーヒーの味は
当時のまま、
ここのコーヒーは美味しいですよ。

お店を大きくする必要はありません。
継続することが一番大事です。




これからは頻繁に帰ってくるので
また寄らせていただきたいと思います。


自分にとって大切なものがなんであるか
再認識できた旅でありました。