2021年11月アーカイブ

フルモデルチェンジされた22モデルCRF250のマフラーを早くも潰して修理になりました。

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幸いマフラー本体に損傷はありません。

この潰れたエンドパイプ部分の修理になります。
本来なら純正部品を取り寄せ交換するだけなのですが

今週末のレースで土曜日から使います。
さらに移動日は木曜ということですから
あまり猶予がありません。

そのためパイプエンド製作にします。



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先ずはセパレーターの外周をアルミ板で巻いて作ります。

圧入するくらいピッチリ嵌めないと組み立てできなくなる重要な部分です。

次にパイプエンドの蓋
フライス加工でツバ出し形状にして装着してあります。

二つのパーツの間を繋ぐ板の展開図を作成して溶接組み立てします。



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傾いた2面を上底と下底に持つ多角形台

ちょっと難解な展開図を作成し
t1.5のA5052を曲げ加工して作りました。

ここまで来れば出来たも同然。








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溶接して研磨仕上げで外形は完了です。

M5ボルト用の穴加工をすれば組み立てできますが

本体に嵌め合いが上手くできるかが
寸法の合否を決めることになりますが
計算上は組み立つことになっています。






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問題なく組み立てできました。

アルミ板は材質的に純正より硬いはずなので若干の強度アップも果たします。

祭日なのにどこにも行けませんでしたが
一日作業で完了したので
部品調達が間に合わない以上、最短で直す方法の一例として記しました。

時期的に他の手段がなかったですね。
還暦前のオールド・ライダーですが、モトクロス歴40年がミニバイクも乗ったことないようでは本当のバイク乗りと言えないのでは、と思ってやり始めたのが2019年。
その年に入手したNSR50でしたが、シェイクダウンの日に転倒してガソリンタンクを潰してしまい、面倒なので修理を先伸ばしにしていたら、パンデミックが起こり2020年は一回もサーキットへ行くことはありませんでした。
そして2021年、1度しか乗ってないNSRをせめて可動状態にしておくべきだと考え、ガソリンタンクの修理に着手。ところが切開したタンクは全面パテ盛りの板金不能タンクということが判明、いっそのこと
修理しやすく、錆の心配もないアルミタンクにして済ませようとしてタンク新造。
NSR購入時から計画していたチャンバーも作って、ダイノジェット計測もしました。
転倒してから2年の歳月が流れましたから、そろそろ行かなきゃいかんだろう。ということで

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行ってきました桶川スポーツランド

隣はマン島TTライダーの山中選手。
前々から練習ご一緒する約束をしていたのが、ようやく実現です。
全日本ロードレースも現役で、鈴鹿8耐は毎回出場できる速さを持っています。

サーキット初心者の私からすると雲の上の人なんですが
私の走りを見ながらアドバイスをいただいたので割と早期にレベルアップできるんじゃないかと期待しておりますが

今日最初にコースインしたときは自分でも恐ろしいくらいにバイクに乗れなくて、モトクロス40年の経験など何の役にも立ってないと痛感しました。
これは全く別のカテゴリーへの挑戦と開き直って取り組んでいく所存であります。

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オフロード専門の人は、おそらく舗装路のサーキットが簡単なんだろうと思うかもしれません。

もし普段からロードバイク乗った経験がないとしたら、経験したことのないスピードレンジで、転倒したらただ事ですまない感じがする
サーキットに戸惑うに違いありません。

ミニサーキットでさえ難しいですから、国際規格のサーキットがどれほどのものか、想像がつきません。
実は本田技研のライダー訓練で鈴鹿サーキットは走らされたことがありますが、恐怖でしかなかった記憶があります。(スピード出すことに向いてないんでしょう)
だからミニサーキットも満足に走れないようでは一般道や峠道で攻めることが危険行為の何物でもないと思って、舗装路のテクニックを身につけておこうという目的の練習です。

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ここは排気量やクラス別で3つのコース設定が決められているのですが
ミニバイクはミドルコースという設定で
メインストレートから最初の左ターンを第1コーナーとするレイアウト。
上級枠の基準タイムが45秒以下。
今日の私は頑張っても52秒代・・・
あと7秒も短縮することは不可能のように思えますが、まだ2回目のサーキット走行なので、どこまで詰められるかが、これからの頑張りに掛かっていると思います。

しかし、今日も午前中最終枠でスリップダウン。12インチのスリックタイヤは滑りだすと止められない感じであっけなく転倒します。
まあ攻めようとして失敗していることなので
乗り方を分析して、次回の走行で試そうと思っています。
それじゃ、これからはオン・アンド・オフで老化防止ライディングしていきます。

ありがたいことに、新規お客さんからのメール、電話など、お問い合わせが多数寄せられていますが、
年末までの予定と年明け1月中旬までは予約の仕事が完了できそうにありません。
そのため、ご注文はワンオフ、ラインナップ共に1月以降にお聞きしますので、ご不便をお掛けしますことをお許しください。

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先月仙台から運搬したKDX125SRです。
チャンバーの取り回しに毎回悩みますので
車体合わせできない場合はお引き受けできません。

今回もオイルタンク下側とキックペダルの収納でクリアランスがギリギリでした。
車体に取り付け確認できるので安心して
納品できます。

仙台までのトランスポート運賃は
ETC料金と燃料代合わせて、往復24000円でした。
納品でもう1往復すると運賃だけで48000円実費で掛かりますので、長距離のお客さんは難しいと思います。
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サイレンサーは治具合わせで製作して
ノーマルとSPLチャンバー共、取り付け適合することを確認できました。



完成後、オーナーさんに連絡し仙台からお引き取りに来ていただきました。
運搬はお客さん持ちが基本になりますので
安易な気持ちでは頼めませんね。
もちろん受ける方のプレッシャーも半端ないです。


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日本最速の鳶職、(株)武蔵重量社長
ケンヤさん。
クラブマンMXのトップライダーに150用のチタンマフラーをお使いいただき感謝いたします。
第7戦MX408大会で初めて走行するのですが、セッティング出ているか心配しましたが
ポン付けで好調に走る様子をみて、一安心。
ケンヤさん気合が空回りしたのかスリップダウンでライバルに先行されましたが、レースなんで仕方ないですね。


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走行後、普段使っているY社より回ると
インプレをいただきましたので
次回レースに期待しましょう。

私の持っている試作品とは仕様が違っていて、エキパイのレゾネータ追加と
パイプエンドの内径を絞り、ディフューザーは外してあります。
ヒート2は並みいる2スト勢に競り勝ちトップ走行中にまたも転倒、ライバルに先行を許す展開で終了しました。



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その代わりYZ85チャンバー、サポートの24さんが2ヒート共トップ走行。
スポット参戦の現役IB#10平塚選手に抜かれて両ヒート2位でしたが、スピードの高さは十分にアピールされたでしょう。










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当ブログ筆者は、全く喜べない結果。
先月の四国選から弱点が完全に見えては
いるのですが、どのように改善していくかが
課題です。

ここMX408は誰でも開けられる反面、路面が荒れてくると体力勝負な部分があって
疲労が溜まった58歳のオジサンにとって
ペースアップするのが辛いので
安全に走りきろうと思ってスピードが出せない状態です。
そういっても撃速の60代元A級、B級ライダーも走っておられますので、やる気不足であることは明白です。

次戦は全日本MX最終戦と日程が重なっているので今回が21年ラストレースとなります。また来年

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今製作中の467チャンバー。
10台分作るので来月中旬まで掛かりきりになるでしょう。

467は排気量ではありません。
ホンダCR250Rの機種ナンバーです。
空冷の最終モデルなので世界中にデリバリーされて保存されているはずです。

前モデルの430とはかなり変更されていて
チャンバーも互換性がないので専用設計になります。
これはホーリーさんから提供された無限ME仕様のチャンバーを採寸して作っています。

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非常に難解な取り回しです。
ダブルクレードル・フレームのため二股のダウンチューブの真横ぎりぎりにテーパーパイプを立ち上げ、フロントフェンダーに当たらないようにシリンダーヘッドの上を通るレイアウトが特徴です。

ニーグリップ部分の張り出しは430より内側に収められています。

前回製作から5年くらい経っていますので作り方を忘れているので段々慣れてくる感じでやっております。

今月の仕事はこればっかりで、月末は四国へ帰省して年貢のお米を貰いに行く予定です。

















四国に出発前、軽井沢のレースで泥水を浴びたのでKTM350SXFのリヤフォーク廻りを外して
グリスアップ整備したときだと思います。
KTMのスプロケットガードはリヤサスのボトム側チェーンスライダーを兼ねている部品なのですが
先週の練習走行で脱落、紛失してしまいました。
さすがにスプロケガード、チェーンスライダーを取り付けないで今週末のレースを走るわけにはいきません。
しかし、部品注文しても今週中に入荷することは不可能です。

一番確実なのは、スプロケットガード作ってしまうことです。

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伊田さんから450のスペアパーツ借りてきて、見本にして作ります。

先ずはチェーンスライダーを直線でフラットバーから削りだします。

中央の凸のレールがチェーンのローラーに当たるラインになります。







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スライダーを曲げて、エンジンとフレームにマウントするステーを削り出して溶接します。

この形状で車体にフィットすることは確認しておきます。

ボルト穴位置だけでなく
もちろんチェーンラインもフィットしています。







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上が見本の450用ですが350には取りつかないです。

下がアルミで作ったスプロケットガード
これで完成です。

一応、純正部品も発注済みですが
今週末はこれで間に合います。






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工場レーサー風になりました。

加工時間はほぼ一日掛かりでしたが
これが最短の方法なので迷わず実行です。











イタリア在住のお客さんからメールで教えていただきました。
3タイムス・125ccワールドチャンピオン。 キッコ・キオディ


まだ乗っているんですね。ていうか、体凄い。
小柄なライダーとして最高のお手本の人だと思っています。

忘れられないMXライダーの一人。
SUGOの世界戦で目前に見れたとき感激しました。