2017年12月アーカイブ

ナナハン・ライダー早川光タイプ来た。(劇中のはK1だったかな)

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オーナーのE露さんが高校時代、福岡で
ヤマハHT1に乗ってモトクロスしよったら
デビュー前の光安鉄美に遭ったそうです。

これはK3だそうですが
マフラーがガラン胴でイイ音がするんです。

公道走れるオートバイでは、この音が最高だと多くのヒトが思うでしょう。







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今回の依頼は2番マフラーが腐食と振動で割れてしまっていますが
直して使いたいということ。

中古品も捜したが、どれも似たような物に法外な値段が付けられているそうで、手が出せません。


鉄板が欠損しているので、部分的に作って移植することにします。




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スペアの2番マフラーから形状を測り
鉄板を巻いて欠損部分を作りました。



部妙にカーブしているので目検討で合わせます。
間違ったら取り付かないマフラーになるので
重要な工程です。


HM300が前期型



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車体治具にして溶接仮止めにします。

実は左2本マフラー組み合わせたとき
若干の狂いがあって
フレームのマウントボルト(タンデムステップ共締め)を締めると
マフラー後部の連結が合わず
一回やり直しました。


4本マフラー難しい。




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スペアマフラーと比べながら
睨んでいますが
車体取り付けないとわからないんですよ。


時々マフラーだけ送って修理してほしいと頼まれるのだけど
車体ごと来ないのは全部お断りしてます。
ホント分かんないんですから。




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今度こそOKかな。

新品復元が目的じゃないんで
シルバー耐熱塗装で錆止めです。

よく見えないところなんで、オーナー了承済みです。







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エンジンかけて、排気音聞いて完了です。









これにて年末進行終了です。

どなた様もよいお年を。












年末進行第2弾、ハスラーのダウンチャンバー作り

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外出しのキックアームに交換したので

ダウンチャンバー製作にこぎつけました。













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TM250タイプダウンチャンバー

タンデムは無理かもしれません。
オーナーに承認済み







明日、マウントステーとサイレンサー作りますが
フレームにマウントブラケットが溶接されてないので一工夫が必要です。



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ノーマルのアップチャンバーを取り付ける
ネジ穴は使えない位置にあるため

フレームに未加工でダウンチャンバー取り付けるための
アダプターを製作しました。

サイレンサーステー
M8ボルト用ラバーマウント
フレームクランプ




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キックアームのクリアランス
十分開いています。

これでもノーマルキックは当たるんです。











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サイレンサーは200mmショートタイプ

テンションスプリングとマウントステーで
確実な固定を行いました。











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ダウンチャンバー取り付け完了

TM250タイプです。


バッテリー上がりで始動はできませんでしたので音は聞いていません。(きっとすごい音がするだろうな)








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ダウンチャンバーはこの角度から見るのがイイですね。


なんとか年内納品できます。 ヨカッタ









あと一件難題残っていますので年内完了できるかどーか。

ホーリーさんからクリスマスプレゼントが届きました。

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ハスラー250の76年型に
ダウンチャンバー付ける計画があるのですが
ノーマルのキックアームは外側に回らないタイプなので
ダウンチャンバーに当たってしまいます。

そこでハスラーに取り付ける外側に出るキックアームを捜していただいたものです。

スズキ純正部品で検索しましたが、殆ど入手不可になっているので
別機種であってもキックスピンドルに取り付きさえすれば使えるであろうと考えました。



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運よく1本だけキックスピンドルに適合するものがありました。

左がノーマルのキックアーム
右が選びだした一品

高さもノーマルより低いので
ハスラー250のアップチャンバーでも装着できると思います。







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ノーマルのボスがクランプ式なのに対し
アルミのアームはセンターボルト式なので

クランプ式に改造して使います。

抜け止めのサラビスの頭がナメていて
緩まなかったので
クサビで叩いてもダメでした。
ネジが錆ついて緩まない場合は
頭に溶接で突起を持ってモンキーで挟んで回します。
メスネジが熱膨張するので、大概緩みます。



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ボス加工完了

ボロ隠しにシルバー塗装してあります。













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キックスピンドルにとりつきました。

ノーマルチャンバーのヒートガードにアーム先端が触る以外は問題ないようにみえます。

ボスを奥まで差し込むとアルミのキックは厚みがあるため、ケースと擦ってしまいます。
なので、手前に少し出してクランプボルトを締めると問題なく使用できそうです。

これでダウンチャンバー製作の見通しが立ちました。



60年代、カワサキのワークスチームといえば西の「神戸木の実」
東の「東希和レーシングチーム」ですが、東希和のクボさんが68年の全日本モトクロス
谷田部大会でアマチュアクラス優勝したときの実車だということで
貴重な車両に手を加えさせていただいております。

なぜシートがフレームにフィットしてないのかクボさんに聞いてみたところ
東希和のチーム員だった横山モータースさんで市販車のシートを改造してF21Mもどきに
仕上げてもらったらしいです。
F21Mも当時カワサキのファクトリーマシンですからオールドファンが好きなマシンの1台に
挙げられることが多いですね。
そんなこだわりのシートに合わせたリヤフレーム加工が終わったので次は
エキスパンションチャンバーのテールパイプ加工です。

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まずチャンバーのテール部分をカットします。

ここから後ろを作り直すわけです。












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テール部分を打ち合わせどおりに作って
溶接しました。

排気がゼッケンのビニールを溶かすかもしれませんが、そこは走り出してから
影響度をみて判断するということで
この位置で決定です。

サイレンサーは後で付けるかどうか考えるでしょう。






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マウントステー付けました。
これで完了、簡単です。

あとはリヤ廻りの部品外して
リヤフレーム塗装するだけです。










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テールパイプとゼッケンの隙間

この微妙な加減を決めるときが至福の時間です。

シートレザーのステンシルが決まってますね。
F21MスタイルのC2SSというところですか。








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しかし、考え直して

大した爆音ではないと思いますが
サイレンサーも付いてないようでは
何処へ行っても走行断られるといけないので
サイレンサーも作りました。
これでサイドゼッケンの熱影響も無いでしょう。

今度こそ終了

錆の粉がガソリンに混入していたタンクは
タンク・クリーナーで錆を溶かしてから
タンク・ライナーで完全コーティングしたので
ずっと使えるでしょう。

年末進行第一弾、カワサキC2SSのフレーム改修から

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リヤフレームのパイプを曲げます。

画張りを作って3次元曲げを行いました。

180°曲げと後ろ側が反り返った形状です。









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リヤフレーム溶接しました。
ガセット付き

シートベースの形状に沿うようにしてあります。











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リヤフェンダーとシートを固定するステーを取り付けました。


サイドゼッケンのステーが偶然にギリギリ取り付きました。








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シートに合わせたリヤフレーム。

これで満足いただけるでしょうか。












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ほいで、頼まれてはいないですが

タイヤの前がガラ空きの状態で
リヤフェンダー付きましたとは言えないもんですから、アルミでフェンダー延長して
フレームの間を塞いでおきました。

リヤフェンダー廻りはここまで。
今年も残り2週間になりました。
年内に完了できる業務計画をたててみました。
ラインナップ品は先月ご注文分まで発送できましたので、残りは1月中にやります。
これから2週間でやる予定は
1)カワサキC2SSのフレーム改修、マフラー改修とタンクコーティングに1週間
2)スズキハスラー250チャンバー製作(ダウンチャンバー)3日程度
3)ホンダCB750K2マフラー修理(2番マフラー欠損)2日程度

以上のような予定でおりますので、急なご用件は来年承ります。

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販売車仕上がりました。

タペット調整
クラッチアウター修理
エンジン、ミッションオイル交換
ラジエター新品(東洋ラジエター)
シュラウド、エアクリーナーカバー、
フォークプロテクター新品
DID強リム
マフラーに傷、凹みなし
上物だと思います。
来年オークション行きの予定ですが
興味のある方は今年中に連絡いただければ対応できます。

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普段は自作マフラーで乗っていたので
ノーマルマフラーの使用は10回走行くらいです。

タイヤも8分山くらいで、このまま問題なく乗れます。

マッピングもデフォルト(出荷状態)になっているので安価に450パワー楽しむのに最適な中古車でしょう。






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カワサキの名門、東希和レーシングのクボさんが現役時代に乗ったマシンということで

レストア中ですがフレームの直しとマフラーの若干変更を頼まれましたので来週中を目標に実行します。

当時物の鉄タンクは全滅だと思いますが
これもガソリン抜いたら泥水のような色でした。
錆は親水性があるのでガソリンに水分が混じってエンジン不調になることは明らかです。
タンククリーナーで錆を溶かしてから
タンクコーティングで対策します。

このあと旧車2台入ってくるので年末まで空き日程はないでしょう。








作り始めて20年は超えているCRM250サイレンサーに関することですが
当初はトレール車のエンデューロレースが盛んにおこなわれていたので、
競技用として売っていたんです。
それを公道走行に使用しても全く構わないわけですけど、
リヤフェンダー後部にウインカー、テールランプ、ライセンスプレートなどが取り付いていて
調度サイレンサーの出口の真後ろ(20cmくらいは離れていますが)にあるため
排気ガスで汚れてしまうという難点があります。
KDXなどはサイレンサーエンドがウインカーから離れているため、それほど問題ではないようですが
CRMはちょっと対策した方がいいかもしれません。

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レース用は後ろから衝突する場面が多いので突起物を無くし、サイレンサーエンドは丸めることが定石ですが

公道で後ろから衝突したり、後ろ向きにひっくり返るということは
通常ではありえないですね。

だからエンドパイプを曲げて排気を斜め下方向に逃がすということも
ウインカー廻りの汚れを気にするなら
必要なのかなと思いました。

これは以前に納品した先輩のCRM250R2型のサイレンサーですが、リクエストにお応えしました。
(昼ご飯と現金2千円で)

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斜め横向きにしてあります。

パイプエンド下向きにするメリットはもう一つあります。
屋内保管の車両は関係ないですが
水平方向のパイプエンドは雨水が侵入します。
特に放置車両は水が溜り続けてチャンバーが満水になり排気ポートからクランクケースに達します。
こうなるとクランクシャフト全損になります。

マシン大事にしている人からすると信じられないことですが、何台も見てきました。
必ず決まり文句があります。
「キックが下りない」
あたりまえですね。
先月MCFAJ第10戦OFV走りました。その前のレースは6月だったので、4か月ぶり
右腕の痛みは俗にいうテニス肘というもので、長年使い続けたうえ筋力の衰えからきていると思われる症状です。
練習もこの3か月で1回くらいしたかな、という状況でレース走っても調子よくないのは承知してました。

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ホンダのモトクロッサーは80年代から
全モデルではないですが、10台以上は乗り継いできました。

その時代ごとのパワーや乗り味も体感してきたつもりです。
30歳過ぎたらMXしないつもりでしたが
興味が尽きませんので
気がついたら新しいの乗っていたという感じです。

キャブ車までと思っていても、FIはどうなのかと考えているうちに、どうしても試したくなる。
そんなことしているうちに、カラダがいごくうちに乗っておこうということで、ドンドン延命されていく始末です。

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そんなわけで、この450はこれでラストレースとしました。

売却するので最後の整備をするだけです。

3年前に1回くらい450に乗っておこうと思ってのってきましたが、結構ひどい目に合わされました。

骨折するは、エンストやスタートミスなど
あまりいい感触はありません。
そもそもオートバイという乗り物は
エンジン回転数と減速比でスピードが決まるもので、排気量が大きくても
回転数と減速比が同じならスピードも変わらないのです。
そのうえ推進力を伝えるのは土と接したタイヤだけですから、大きなパワーは車体を不安定にすることになりやすく、しかも車体は重いという2重苦を小兵の私めに与えてきました。
この重さとパワーに打ち勝つ肉体とテクニックを持った者だけが操れる乗り物だと認識できたので
もう乗る必要はないです。
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これからも時代に流されていくでしょう。

またまた憎たらしいことに
ホンダのモトクロッサーはツインカムになり、
あれほどモトクロスにはDOHCは不要とか
ユニカムは優れた機構だと言っておきながら、なんだこの移り気は。

なんかいいことがあるのかと疑ってしまうではないか。
決定的なのはキックスターターの廃止、
450でも踏み台さえあれば、そんなに苦でない始動性ですが、コース内でかけるには
体重が乗らずいきなり困難になります。
セルスターターならエンストも気にせず
タイトコーナー、特にエンブレを利かせながら侵入する勇気が出るというもんです。
今まで何回エンストで泣かされたことか、だからクラッチ切りっぱなしでコーナリングしてました。
後輪に駆動力がなければオートバイが不安定になるのは当たり前ですが、
それほどエンストを恐れていたんです。

ここは時代に流されていくしかないと思いました。ウヘヘへ


いいか悪いか、乗らなきゃわかんねえ。
「お、あの子いい子だね」
「いやあ、やったやつじゃないとわかんねえよ」 乱一世 談
先月、四国へ帰ったときに讃岐のMさんから頼まれたエキパイ成形です。
ヤマハの最初のトレール、DT1のレーサーを作っておられましたが、エキパイの180°曲げの部分だけ
担当させてただくことになりました。

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これが本物から切り取った見本です。

実用に耐えないことは明らかですが
原型が残っていれば採寸できますので

これを元に作ってみたいと思います。










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本物のパイプは、この通り丸くありません。

そこで、真円パイプに置き換えた寸法を決めることから始めます。

周長を測るということでもいいですが
楕円断面の最大と最小の直径を測り
平均してみました。

目標値φ47






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展開図

2枚合わせてパイプ1本になります。













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外周を折り曲げて突合せ溶接します。

口元に水圧ポンプ用の金具を溶接すれば
膨らまし準備完了です。












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膨らませました。

展開図より曲げ角度がきつくなっています。

実物より若干緩いカーブにする必要があります。










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曲げカーブは合っていますね。
現物が太いようにみえますが、扁平になっているので、これで同寸です。

経験値がありますので
大体一発でできます。

外径は誤差0.5mmくらいになっています。
実用上問題ない範囲でしょう。









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口金はMさんが加工するので
パイプの成形はこれにて完了です。



作業時間4時間でした。

思い立ったら、その日のうちに出来る時間ですね。
役に立てれば幸いです。