2016年11月アーカイブ

手本にしたいライダーはアレッシオ・キオディ(125cc世界チャンピオン3回)
リック・ライアン(雨のデイトナSX優勝)。
どちらも小さいのに速いからですね。

SE150からフルサイズに乗り換えたのでクラスを下げてEJのレースを走るようになって3年。
最初の年は父親の入院や葬式で度々中断、2年目は5月に骨折して休業。
3年目で全戦出場してMCFAJで走るようになって20年経ってシリーズチャンピオン取れました。
身長156cm、股下70cmでフルサイズのマシンに乗ることがどれほど困難なことか。
転倒してエンストすれば、再始動が出来ずに最下位に落ちることを恐れ、運転は慎重になります。
もちろん450のマシンは暴れると押さえられないということもあり100%の力は出しません。

小柄に加えて53歳と8か月の年齢ですから体力の維持も難しく、体調の悪い状態も度々で
特に腰痛との闘いが厳しかったです。
結果ですが、EJ250がランキングトップだったWさんが法事で欠場ということで
3ポイント獲得すれば逆転という状況の中
木曜日の積雪の影響でコースはマディーコンディション。
エンストやコースアウトでもすればノーポイントの可能性もあり得るので、攻める走りは止めて
慎重にノーミスを目指して5位入賞で逆転することができました。



第1レースでホールショットはとれましたが油断しすぎで抜かれまくっています。
今回の路面コンディションではこれが精一杯でした。

四国出身のライダーがMCFAJのタイトルを獲得するのもめずらしいことだと思います。
大体地元就職の人が多いですからね。


EJ450のレースは前回で13ポイント差でトップに付けていたのですが
苦手な路面で慎重になりすぎ8位フィニッシュで入賞を逃しました。
その結果2点差でランキング2位で終了いたしました。
やはりチャンピオンは小さくポイントを重ねるより、上位入賞した人に与えられるべきだと思います。

何人かに聞かれましたが「来年SEで走るんですか」と、
年齢的な限界が来るまで走るでしょう。

SE150フープスバトル。
この人たちはオカシイ #634 ケンヤくん(元チェッカーズ、マウンテンライダース、モトロマン、ドリームトキを渡り歩いた国際B固定ゼッケン)

#177 馬場悠介(元TEスポーツ 国際B)



オッサンMXの頂点ですね。
3大トレール車中最も取り回しが難解なRMX250Sは2000年に治具製作してラインナップに加えていました。
16年間で100本以上売れたと思いますが、2000年の治具はそのままにチャンバー形状の見直しを再三行っていました。最後に実車確認してから10年くらい経過していて治具では詳細なクリアランスが
分からなくなってしまいました。
そこで旧式車ということもあり1年以上受注が無ければ廃番にする予定でした。
しかし、最近になって複数の注文がはいり、不明確なまま取り付け不良になっては困ると思ってお断りするつもりでしたが、幸運なことに車体合わせで作ってほしいという申し出がありました。

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先ずは従来とおり治具に合わせてチャンバー製作し、
車体に取り付けて確認するという手順にします。

微調整が効くように、溶接仮止めの状態で
車体に合わせてから本溶接します。


接合部が1mmずれてもテール部は1cmくらい違ってきますので、仮止めの状態が重要な工程になります。




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本溶接してマウントブラケットも取り付けてから実車に装着確認です。

フレームやウォーターホース、オイルポンプカバーなど隙間5mm?10mmくらいで完璧な取り回しになっていました。
これ以上内側には追い込めませんので
ベストな形状だと思います。







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フレーム下側のマウントが無くなっていましたので、アルミのカラーにゴム板を巻いて
オリジナルマウンティングブラケット作りました。

チャンバーマウントは2点止めでは振られてしまうので3点止めが理想です。









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現在めっき処理は受け付けていません。

錆止めに耐熱クリア塗布して発送するようにしています。

ついでにエンジンかけてブリッピングしてみました。
2スト250ccの甲高いサウンドです。
高回転もよく回るのでメインジェット上げられるかもしれません。
この車両、林道よりオフロードコースで乗る機会(エンデューロ)が多いそうなので調度いいパワーでしょう。






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これは80年の世界GPかな。
アキラ・ワタナベ
ハリー・エバーツ
マーク・バルケニアス

125ccモトクロッサーのワークスマシンが水冷化された年で、翌年市販車が一斉に水冷エンジンで発売になりました。

日本人として誇らしい表彰式ですが
渡辺さん以降世界GPで優勝できるライダーが一人も出てこないとは、当時予想できませんでした。




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今度の日曜日がクラブマンMX最終戦ですが私にとっては、この20年で最も重要なレースとなります。

それなのに天気予報は雨、
おとといの雪でコースは酷い状態なのに追い打ちをかけるような仕打ちです。

タイヤはソフトパターンの新品がいいでしょう。
しかし、MXタイヤの定価を見て驚きます。
この値段で買っている人はいないと思いますが、ネットの影響でタイヤ価格は値崩れしていて定価の半額くらいが相場のようです。
私は業務用なんで部品同様に注文しておけば翌日届けられるので簡単です。
ネットより運送代が掛からない分、安価だと思います。

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雨と決まっていれば迷う必要がないので

あとは当日走るだけです。

泣いても笑ってもあと2ヒートでランキング決定です。
最終戦までもつれ込んでしまったのは私の力不足ですが
50過ぎてからのMXをどのようにやっていくかが課題なので苦戦することも楽しみのうちと思えば気が楽になります。

産業革命を最初に起こした国イングランドはオートバイ製造、モータースポーツ文化においても先端を走ってきました。
日本は戦後になって英国車の真似をすることでオートバイ産業を立ち上げて、やがて本家を上回る技術力を身に着けるようになりましたが、オートバイに乗る方の技術は真似しきれなかったようです。

もう25年も前になりますが私が英国出張していたころのTV番組でやっていました。
毎週同じ時間帯にモータースポーツを取り上げた番組を夜の早い時間帯で放送していたので
レース好きでなくても多くの英国人は認識しているはずです。
日本でこれを企画しようとしても、視聴率が取れないなどと言われて却下されて、テニスやスケートの特番が組まれるだけでしょう。
これは世界に通用している日本人にスポットを当てて、感動を共有したいという思想とスポンサー企業の意向が一致した動きだと思われますが
英国のモータースポーツ番組は違います。国民が自分たちの国のスポーツとして当たり前に受け入れている証拠ではないでしょうか。




オープンモトクロスは500ccと250ccで好きなマシンに乗って混走で競うレースです。
レース結果は実力通りですが

ヒート1 1位 ロブ・ハーリング
    2位 カート・ニコル
    3位 デビッド・ソープ
  
トップ独走のニコルにバックマーカーが近づきスピードが緩んだところで、ハーリングが一気にパス

ヒート2  1位 ポール・マリン
     2位 ロブ・ハーリング
     3位 カート・ニコル

ロンラシーンに似たフォームで乗るポール・マリンの快勝。デビッド・ソープとチームカワサキの看板です。
ニコルは善戦しましたが転倒でした。

ヒート3  1位 カート・ニコル
     2位 ロブ・ハーリング
     3位 ポール・マリン

ニコルの強さを証明するレースでした。ランキングトップのジェレミー・ワトレーの不調が残念でした。
若手ロブ・ハーリングのジャンプテクニックは一番上手かったですね。
記憶に焼き付けて、今度練習したいと思います。



乗る人も一流ならプロデューサーも一流な感じがしますね。
何と言ってもレーストラックが美しい。MXイベントはこうでなくては!
路面がいいからライン取りの自由度が生まれ、サイドバイサイドのバトルが目を離せません。


結局言いたいことは
鈴鹿サーキットや富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、
我が国にサーキットを建設する経済力も技術も備わっていることは明白です。
英国なみに企業やお金を落としてくれるお客さんの意識がMXに向いていないから
会場も建設できないし、TV放送もありません。
選手は練習場所にも事欠くので不法に河原や山林で走り回る。
MX発祥の国に近づくことは到底無理のように思えてしかたありません。
月曜日の朝はいつも体が痛いです。
日曜日のMX練習で痛めつけているからですね。
そんな日曜のパドックに雑誌編集者と思われる人がイベントのちらしを配っていて
元全日本チャンピオンがいても、特に挨拶なし。
96年に四国出身の全日本チャンピオン福本さんに広島の全日本に積んで行っていただいたときも
福本さんとただ一人の日本人世界チャンピオン渡辺さんが立ち話しているところへ
ヤマハの制服を着た女性がちらしを渡しにきたので、渡辺さんは困惑した顔で
「俺にか?」といって受け取らないので女性も不思議そうな顔で諦めていました。

この国のレジェンドってどれくらいの価値なんだろう。
そのスポーツカテゴリーに関わっていなくても一般的に認知されていることだろうと思います。
少なくともこの国では、メーカーに雇われた人、宣伝する仕事の雑誌社の人であってもチャンピオンクラスのレジェンドを
認知していないということですから残念なことです。





私もロードレースとかフットボールなど他のカテゴリーについては全く疎いですが
モトクロスのレジェンドは大体知っています。

グラント・ラングストン(南アフリカ
マルニク・ベルブーツ(ベルギー)
カート・ニコル(イギリス)
ジャッキー・ビモンド(フランス)
ジェームズ・ダブ(イギリス)
顔と選手名が一致する数少ない競技であります。

今年のエヴォリューション(水冷モノショック)のトップチェッカーはジョン・ダウドのKX500でしたね。
ダウドのヘルメットカメラの動画もありましたので
ファーリーキャッスルのコース全周が確認できて楽しいです。
80年代の世界GP500ccクラスでビデオ鑑賞していたコースですから感激しました。

殆ど日本メーカーのマシンが走っているのに、ヴェテランズMXデナシオンに日本チームの参加はありません。モトクロス競技軽視のこの国では永遠に蚊帳の外なのかもしれません。



今朝から「お問い合わせ」に記載されているメールアドレスの

ex117@precious-factory.com   からの送信ができない状態が続いています。

従いまして本日メール問合せいただいたテキストについては返信不可能です。

メールサーバーの復旧見通しが不明のため

お急ぎのご用件は別のメールアドレス

precious_factory@ybb.ne.jp   宛てに送信していただければ返信できる状態となっております。

お手数かけますがよろしくお願いします。



11月18日 18時               プレシャスファクトリー 店主より
                   

 




刀剣の所持は警察への届出や許可は不要です。
真剣を誰でも何本でも所有できます。
これは銃砲刀剣等所持取締法によりますと、教育委員会で審査を受けて登録証と共に保管するだけで合法的に持てるということです。
殺傷力ということではナイフでも包丁でも同じですが、正しい使用目的で所持する分には刀であっても
問題ないという考え方です。
だから明らかにおかしな風貌の人間がクルマなどに隠し持っていたとすると、ナイフでも包丁でも逮捕されることがあります。それは使用目的に疑いが掛かっているわけで刃物自体が悪いわけではないのです。

そこで登録証付きの刀剣であれば自宅に置いておくことに何の疑いも掛からないのですが、
使用目的はなんであるかというと
美術品としての鑑賞用と居合という武術用の武具として使うということです。
終戦時期に遡るのですが、敗戦国日本から武器になるものを没収するという決定が下され、日本中で「刀狩」が行われ、軍刀や国宝級の名刀まですべて進駐軍に取られた時期がありました。
日本刀は我が国の伝統工芸でありますから、刀剣作りを絶やしてはならないという熱烈な嘆願により
日本刀は武器ではなく美術品であるという概念に変更し、教育委員会の管轄で、歴史的な刀、新しく製造された刀の日本刀としてふさわしいかどうかの審査を経て登録証を作成することにより、民間人の保管を許可することとなったのでした。

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我が家の敷地が狭く、駐輪場も限られているため、乗る予定のないオートバイを預かってもらっている場所の大家さんに
田舎の畑で取ってきた柿をお土産に持っていきましたら、逆にいただいたものです。
「クドウちゃんだからあげるよ」とおっしゃるので
「いいんですか?では遠慮なく」
「刃物はいっぱい持っているから大丈夫だ」ということで、大家さんの素振り用に使っている大刀一振りいただきました。

寝るときは枕元に脇差を置いて寝るそうです。


日本刀の定義とは「伝統的な製作方法によって鍛錬し、焼き入れを施したもの」ということで
軍刀のように工業的に量産されたものは定義にあてはまりませんから、刀の形態であっても日本刀として認められず、登録証が発行されないから持っていると不法所持になります。
形だけでなく伝統製法から得られる、鋼の内部組織がなくては日本刀と認めないということです。

そのことで、近代的なハイテク機器を駆使して偽物を作ったとしても審査は通らないですから市場では無価値の存在ということで工業的に製造する者はいないわけです。

伝統的な製法とは3つのパートに分類できます。
まずは原材料である玉鋼の精錬です。
原料の砂鉄も輸入の洋鉄は認められず、地元原産の砂鉄を用い、たたら製鉄で行ったものだけを原料とします。
砂鉄を溶かすのに使うコークスから炭素を吸収し、焼き入れに必要な炭素鋼が出来上がるのです。

次に熱間鍛造ですが、この段階で刀匠は刀の寸法やデザインを頭の中に描いて行うそうです。
驚くべきことは型にはめて打つ現代の型打ち鍛造と違って
金槌だけで叩く自由鍛造で何千回も折りたたんで伸ばしていく技法は現代の鍛造設備をもってしても不可能でしょう。
そして自由鍛造ですから刀身の歪みは当然残りますから微妙な修正も目検討で行っていること、
焼き入れも鋼の焼け色だけで加熱温度を判断し(マルテンサイト変態温度)水中に急冷します。
このままでは固いだけで脆い材質ですから、140°cの焼き戻しをして粘りのある材質に調整します。
焼き入れ焼き戻しの方法を冶金的知識のなかった時代にどうやって知り得たか。
世界一の刃物を東洋の小国が作り上げた秘密でもありましょう。

そして研ぎの分野になりますが、刀を切れ味のよい刃物だけでなく、美術的にも優れた工芸品として完成させる砥ぎ師の技は現代でも伝承されている専門職となっています。


前置きが長かったですが、居合の話ですね。
居合というのは敵と戦うとき、刀を鞘に納めた状態から、抜いて斬る戦術のことを指します。

現代のスポーツ化された武道は、相手と対面で向かい合い構えた状態でスタートしますが
実際の戦闘は刀を抜いて待つ状態ではなく、殆ど不意打ちで襲ってくることから発達した武術です。
様々な体制、敵は後ろから、すれ違い様、極端な場合は寝込みを襲ってくることもあります。

目的はこちらが如何なる体制であっても不意に襲ってくる敵を殺すことにあります。
そこで自分が油断した状態だと勝てる確率は低いでしょう。
なので普段から神経を尖らせて、自分の周囲にいる敵の存在を察知しなければなりません。
自分の後ろにいる奴はどんなヤツだ、大きいか小さいか、男か女か、てに持っているものは、自分との間合いは、これくらいの情報を瞬時に読み取る必要があります。
私は街中を歩くとき、電車に乗っているとき、ずっと神経を集中しています。
雑踏の中でスマホに集中している奴はあっさり殺されるタイプです。

クルマの運転中も同様ですね。前方はこちらから進んでいくとこですから、分かりやすいですが
後方や側面にいるクルマはどんな車種で、できれば運転手の目線や肩の動きまでチェックした状態で走行します。夜間はライトしか見えませんが、後続車との距離やスピード差を読みながらの走行です。
運転中にスマホやカーナビ見てる奴は私からすると危険分子としか見なしません。

一見、居合とは無関係のように思われるかもしれませんが、相手との位置情報が遠いほど安全なので
攻撃を受けないためには重要な措置なのです。

刀を抜くときは速度が速いほど有利に戦えます。敵の攻撃を受ける前に斬ることができれば勝利します。
ところが相手が先に斬りつけてくることがあります。
実は攻撃してくる相手は両手を前方に伸ばしてくるものですから防御は完全に疎かになっています。
頭部も胴体も下半身もがら空きの状態です。攻撃に集中しているあまり、自分が打たれることに気がまわらないでしょう。
そのときの間合いによって攻撃部位が変わります。
こちらの刀はまだ抜きません。
抜くときに両手がふさがってしまうので、こちらが危険になります。
至近距離なら一歩踏み込みます。相手は想定した太刀筋が急に変えられずに勢い余って前傾してきます。
半身になって太刀筋を避けながら、相手の顔面に鍔を叩き込みます。
鋼鉄の鍔が当たれば骨折は免れないでしょう。歯は折れ、頬骨を砕き、眼球をつぶす威力は充分にあります。
体勢の崩れた相手にゆっくりと次の一手を下せるでしょう。
または少し距離がある場合は、真っすぐ鞘の先端を敵の恥骨のあたりに突き立てるでしょう。
敵は自分の突っ込む勢いで恥骨に固い鞘が突きたちますから、悶絶して動きがとまるでしょう。
または攻撃をかわしながら低い体勢をとったときは鞘で脛を打ち付けます。
弁慶の泣き所ですから、ちょっと立っていられないくらいの痛みを与えることができるでしょう。
その間に刀を抜いて反撃する余裕が生まれるでしょう。

以上は正面から襲われる場合ですが、最初から決めて動作できるわけではないので、日ごろから想定した攻撃方法を練習しておくことです。

後ろから襲われる場合は敵が視界に入っていないですから、まずはその位置から一気に離れるのが生死を分けるでしょう。敵が確認できてから次の動作を起こすのですが、相手が使い手か否かも同時に見抜く眼力も必要です。
勝てない相手とやり合うより逃げることによって、勝つことはできませんが、殺されるよりはいいでしょう。

私の故郷、伊予小松藩の新屋敷村というところに居合の達人「小団兵衛」の伝説というのがあります。
中学時代に小団兵衛の墓も見たことがありましたが、墓の横に首なし地蔵が立っているのです。
何度地蔵を立てても首が落とされてしまうので首が無いままになっているので
いまでも小団兵衛が化けて出て地蔵の首を切り落としているのだという言い伝えです。

僅か一万石の小藩、小松藩に召し抱えられた武士であったらしいですが
こんな逸話があります。
腰に差した大刀の鞘が地面に引きずられながら歩くという小兵だった小団兵衛は
ある晩、芝居小屋で芝居を鑑賞していました。
後ろでガヤガヤと騒々しい客がいて芝居の話が聞きずらいので
腹を立てた小団兵衛は刀を一瞬抜いたような動きをしました。
騒々しい客は静かになって、無事に芝居も幕を下ろし、帰るときになりました。
先程の騒々しかった客は頭が真横に斬られた状態で絶命していたのに
誰も気付いていなかったということです。
太刀筋が正確で素早かったために出血もさせずに脳を切断していたそうです。

明治維新の官軍と旧幕府軍が戦った戊辰戦争では小松藩お抱えの武士と足軽42人と9人の雑役夫が徴発され戦死者1名を出しています。
伊予から会津の鶴ヶ城まで幕府の命令で戦争に赴いた時代がありましたが、武士の時代の終焉を迎えて日本刀は廃刀令により取り上げられる運命となってしまいました。

そして現代、伝承されるべき伝統工芸、世界から羨望の美術品として、最強の武具として後世に伝えられるでしょう。


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四国行ったことない人のために

小松藩、大体こんな位置にありました。

幕府直轄の別子銅山
(のちの住友金属鉱山)のそばで常に監視下におかれながら江戸時代全体の250年間、取り潰しされることなく存続できた小藩

禄高が小さすぎたため、現代の小松町と
西条市、新居浜市に飛び地になって与えられていた領土

人は死ぬ場所を自分で選ぶことはできません。(自殺を除く)
最期は自宅の布団で、というのが理想ですがそうならないことが殆どでしょう。
入浴中に寝込んで水死なんてのも多いそうです。
病気なら病院のベッド、入院してなければ家か職場で倒れる。
次に路上、自動車事故や電車などです。この場合は体の損傷が大きいですね。
または自然災害、土砂崩れ、火災、洪水、津波、うむを言わさず来ます。
そして事件、他人の手によって道具を使って室内、屋外、連日他人事のようにニュースで流れます。
最後にスポーツ中の事故というのもあります。
比較的安全とされるゴルフでも死亡事故あるらしいです。
打球が頭部に当たることによりますが、野球でもありますね。
この場合、加害者に責任はあるんでしょうか。または競技の運営者に責任は問われるのでしょうか。
「仕方ない、仕方ない、運が悪かったんだよ」と遺族が慰められて終わるのでしょうか。

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MCFAJの出場申し込み書には、誓約書に署名する欄があります。
誓約内容を読むと、死亡や損傷があったときに大会関係者に賠償請求しない、と誓うことで出場を受理されるものです。

これはオートバイ乗りなら暗黙の了解ということで文句を言わないのが当たり前だったはずですが、最近は被害者本人だけでなく親族が申し立てる場合があるようです。

選手が負傷したのはまだしも、コース脇の客(関係者)に突っ込んで負傷する事態も起こっていて、怒り心頭した被害者が警察呼んだり、コース管理人に訴訟を起こしたりするので、レース主催者が大会運営を辞めてしまう事態も見てきました。
警察からすると負傷者が出ている以上障害事件として捜査し、責任の所在を明確にしようとします。
不思議と怪我の原因となったコースアウトした選手はおとがめ無し、謝罪もなくその場を立ち去ったらしいですが、大会主催者が一転容疑者扱いにされました。
車両がコース脇の観戦者に衝突し、意識不明の重体。
レースがラスト一周の終盤で事故現場がコース外であったのですが、「事故後もレースを続行した」
「適切な救護をしなかった」「救護や救急車の要請は主催者側でなく身内でおこなった」
このような対応に怒り心頭し、主催者を告訴する方向に向かいました。
主催者はその後、遠方の警察署まで事情聴取に何度も呼ばれ、僅かな大会の収益は泡となり、交通費だけでも大赤字になってしまいましたが、社会的な立場を気にしてか怪我が回復方向に向かったかは定かでありませんが告訴は取り下げられたという事故がありました。
いずれにしても、大会運営側では防ぎようのないことだと思いますが、責任は降りかかってくるようです。

コース状態の安全性を確認したとか、言いますが私の知っているだけでも2件はフラットなストレートでの死亡事故でした。原因はスタート直後に首を引っかけられたのと、頭のうちどころが悪くそのまま、ということでした。 可哀そうですよね。数秒前はいい走りをしたいと意気揚々だったに違いありません。

死亡しなくてもフラットな路面で足をついて、大腿骨骨折したのや脛を骨折した人も見ましたから
路面が平らでも負傷するのはコースの問題でないこともあります。いったいどうしたらいいんでしょう。
賢い人は危ないことはやらない、ということになるんでしょうか。

競技者目線で言いますと、モトクロス場は一般道よりは安全だと思います。
一般道はブラインドから自転車やクルマが飛び出してきますし、路肩には縁石や電柱があって僅かなコースアウトもできません。得体のしれないドライバーがあふれていて自分勝手なスピードで走っています。ひどいのはスマホ見ながら運転しているのが多いこと、交通事故がなくならないのは当然です。

それに比べてモトクロス場は全員が同じ方向へ向かって走っていて障害物もない路面ですから(たまに人が入ってきますが)自分の運転ミス以外で事故の起こりようがないです。
だから大会主催者に責任を問う事態になりようがないので誓約書にサインしているわけです。

では自分の運転ミスはどうやって防ぐか、
モトクロス以外のスポーツでも共通の当たり前のことをやるだけです。
自分の演技を100回中100回成功させるように練習するだけです。
練習でできないことを本番でうまくできると期待することが間違いと思います。
そしてモトクロスはフルコンタクトの格闘技に近い要素があります。
単独で演技するのではなく相手の動きを読んで対応する技術が必要です。
もはや練習無しでレースにエントリーするなどということは、結果が出せないばかりか
一緒に走る人にとっても迷惑な存在になり得るでしょう。

経験豊富な実力者であっても人間ですからミスは起こります。そんなとき近くを走る人が危険を回避できる技量があれば、もらい事故も防げることになります。
まずは事故の原因を作らない、他人を危険にさらさない、寸止めの精神で走りたいものです。

不慮の事故で保障される保険ですが、私はスポーツ安全保険、モーターレク特別見舞金、第一生命障害特約、県民共済。
骨折したときに4つの保険を適用して保険金支払いを受けましたが、治療費くらいは賄えましたが
休業保障まではありませんので、大した重症でなくても保険で全てチャラにはならないでしょう。
まして後遺症が残ったり、死亡したんじゃ全く不足することに違いありません。
要は事故後の人生が一変するのにお金では解決できませんよ、と言いたい。
大会主催者は被害者に一定の見舞金を払うために保険に加入しているだけです。
遊園地などでは遊具に不備があって怪我をすることがあるため施設側が障害保険を掛けるようですが
モトクロス場では収入の関係で無保険が殆どだと思いますので、コース管理者から賠償していただくことはできないようです。

冒頭にも書きましたが世の中危険がいっぱいですが、モトクロス場は比較的安全だと思って利用しております。しかし、転倒はつきものなので自分の身は自分で守る、そのことを強力に肯定するスポーツなんだと実感します。















ミニモトクロッサーというカテゴリーの85は大人でも乗ることは普通ですから4メーカー(プラス外車1)の
エキゾーストを手掛けてきましたが、65となると完全に子供の乗り物ですから興味なかったです。
しかし、キッズ(の親御さん)は勝てるパーツを熱烈に要望されるため、熱意に釣られて65のチャンバーを作り始めたのが03年ころでした。

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国内でKX65のエキゾーストを手掛けたマフラー屋は見たことがありません。
外国製はありましたが、純正以外の国産マフラーはこれだけだと思います。

伊予の国小松藩妙口村の出身
乗り物工場の丁稚が
武蔵の国西入間郡鶴ヶ島村で開業した
パイプ工場で作り上げた一品

作り始めて13年も経過したロングセラーですから、おそらく生産数100本を超えているでしょう。
大勢のキッズレーサーが装着して活躍されてきました。
国内の2ストレーサーはそれ以降モデルチェンジがないので同じ仕様で作り続けています。

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自分で乗らないのにどうやってスペックを決めるか。

テストライダーは乗車経験も数年、人生も10年未満のスーパーキッズです。
インプレッションは「いい」「よくない」の一言しか表現しないので、走りを見てこちらで判断するだけです。

普通のミニレーサーはエンジン回転14000rpm回るので途中の回転数は割合で大体わかります。感覚がタコメーター変わりです。
パワーは途中の回転に到達するレスポンスで確かめます。トルクが出ていれば負荷を与えたときの回転の上昇が早いですから
その瞬間を感覚で理解するわけです。
そしてテスト走行したエキゾーストのスペックをどの方向に変更するかは作り手の勘に頼って決めていくわけです。エンジン特生という曖昧な表現を板金物の数字に置き換えていく作業はコンピューターでは無理だと思います。
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車体サイズが小さいのでコンパクトなφ60アルミボディーのサイレンサー。

インナーパイプの内径がノーマルより拡大されていて排気抵抗が少ない仕様です。

排気は吸気と連動しますから、より多くの空気を吸引しようとするのでメインジェットの番数も上げることができます。
多くの混合気を取り込んで燃やすことができればパワー増大するでしょう。




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パイプはなるべく新品の方がパワー出るでしょう。
1年も使い込んでいるとパイプの内面にオイル分が堆積して寸法が小さくなるのと
パイプ内がコーティングされて熱伝導が悪くなるので
中を洗浄して綺麗にすればよいのですが
劇薬とか使って環境汚染するので
新品に取り替えるのが効果的だと思います。
エンジンオーバーホールで部品交換するのと同じ理屈です。


MFJでのモトクロスは10年くらいで一区切りつけるのが普通ではないでしょうか。
最初のころは段々上達してくるのが面白くて夢中になってやっているのが
上のクラスに昇格していくと、ムチャクチャ速いやつらにヤラレまくって嫌になってくるのが10年目だと思うのです。
ところが通用しなくなって35年もやっていると面白くなることだってあります。

今年は公式戦(MCFAJ)で初めてランキング上位をキープしてきましたが、あと1戦を残して
EJ250、450共ランキング2位は当確。
450はライバルの転倒に助けられ13.5ポイント差で首位に
250は2ポイント差の2位に付けることができました。
SE昇格ラインは当確ですが、残るはシリーズチャンピオンということなので
あと1戦自分次第という最後の試練を与えられたと思っております。


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今回はマシンに変更を加えて臨みました。

前後サスペンションがショーワのスペシャル
これの性能には大いに助けられたと思います。
ギャップの走破性がノーマルと大違いです。

そしてスピードを出したら減速するパワーも必要になるのでφ260のローターにこだわったわけです。

タイヤはブリジストンX30(ミディアム)
申し分ないです。






出遅れ気味のスタートから混戦を抜け出しホールショット&トップ走行できたのはサスペンションとブレーキの性能が大きく貢献していると思います。
結果はEJ250が3位でEJ450が2位でした。
次戦は今月27日オフロードヴィレッジ。
人生最後のランキング争いを楽しみたいと思います。(来年は無理だから)

今日は良くないニュースですが、原発の廃炉費用が当初の800億円から数千億円に膨らむということです。
最初の試算の根拠がなかったのか、それとも瓦礫の撤去に800億で本格的廃炉作業はこれから始まるので増額されるという見方もあります。
これには事故の賠償は入っていませんし、全国に54基もある原発の廃炉はこれからのことで
発電もしなくなった原子炉に40年かけて何10兆円もお金を払い続けるなど、最初からわかっていたはずなのに、なぜ原子力発電に着手してしまったのか。
それだけでなく核の廃棄物処理も全く決まってないまま、川内、伊方と再稼働してしまった。
有権者は全く無力です。
戦後CIAと中曽根康弘さんが組んで原発を推進したらしいですが、推進した本人が「原発計画は間違っていた」とコメントしておられるのですから、他の国民のうち誰が正解だったと言えるのでしょうか。

私の推察ですが、原子力開発に一歩リードして最初に核を持ってしまった米国が、被爆国日本に対して
憎悪しかない原子力に対して未来のある幸福のエネルギー政策であるかのように意識改革をさせたかった。
これは見事に成功して一時は資源の無い国日本にとって起死回生の政策として多くの国民が賛同したでしょう。
それから安倍総理も言っておられるとおり、原子炉の運転によって生成されるプルトニウムは核に必要な原料であり、日本にはロケットを飛ばす技術もあり、核保有国と同等の技術力を持っていることで抑止力になる。
(国内で核兵器をもたなくても原料や技術は輸出しています。使用済み核燃料を仏に送っている等)
そして原発を建設された僻地の住民に対して、産業に乏しいことをいいことに交付金という飴を見せて
悪魔の契約を結ばせる。
問題さえ起こらなければ原発周辺では夢のような甘い条件ですから、屈服させられる気持ちはわかりますが、有事の際の避難計画は「絵に描いた餅」、伊方の現地見ましたけど、絶対無理です。震災で炉心が壊れたときは、おそらく被害者を見捨てる気であることは明白です。


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営業色のないホームページですが
たまにはコマーシャルしましょう。


僕はあまり興味ないんですが
(実車持ってないですからね)

よく頼まれるのがKDX125サイレンサーです。
チャンバーとセットの場合もありますが
チャンバーはややこしいのでラインナップじゃないと申しておりますので
サイレンサーのみ受け付けております。

治具に合わせて取り付け位置を決めています。
原付2種ですから、2スト廃止後も保有台数が減らないのだと思います。
量産はしないですが毎月少量作っているので主力商品になってきました。

CIMG5688.JPG

バフがけして完成です。

自家製のバフですが
研磨だけの依頼は引き受けておりません。

研磨専門店の方が仕上がりがいいですからね。



出口の形状





CIMG5690.JPG


サイドビュー


価格は¥12300 と

送料¥1000(本州) で

合計¥13300(税込み)

たまに面識のないお客さんから
「もっと安くできんか」と言われるので
あなただけ割り引かなければならない理由がありません。
どちら様も平等でお願いします。