2016年10月アーカイブ

MCFAJ全戦、出走者全員を撮影なされる超人フォトグラファーがおられます。
「一瞬に掛ける男、シシダイサオ」さんであります。
某2輪メーカーを退社後、趣味でレース写真を撮り続けておられますが
プロのカメラマンとは目的の違う活動をされていて、どのレース場でも姿を見かけないことはない
その意思の強さに頭が下がる思いがします。
プロのカメラマンとは雑誌に掲載されたり、カタログや広報誌などの制作に提供してギャラを貰うのが仕事の人ですが
フォトハンターさんは買ってもらうために写真とっていないので、独特のポリシーで撮られていると思います。
アマチュアのレースを全戦、全員取っても買ってくれる人はいません。
それなのに交通費か機材まで全部自費で馳せ参じる姿は並大抵の努力ではできないでしょう。
ビッグイベントや目立ったライダーだけ狙っていくのではなく、全員平等に写すために、
けしてフォトジェニックな場所だけでなく周回してくる全員を一コマ一コマ捕らえていくのですから
ちょっと真似できない技術でしょう。

そして画像はゼッケンとライダー名を併記して一週間以内にウェブサイトにアップされてくる迅速さ。
関係者以外が見るとありふれた画像に興味を持つ人はいないかもしれませんが
被写体の当事者からすると、あのレースのあのときの状況を振り返るのに欠かせないものとなってくる場合があります。

16川西1.JPG

前回の川西のシーン

第一レースEJ250

スタートは出遅れ全身に泥を浴びています。
これを見ると、あのときの状況を思いだします。
3位走行中、集中力が切れてマシンを倒してしまった、あの心境が蘇ってきます。




16川西2.JPG

午後のEJ450

ホールショットからトップ走行のため上半身が全く汚れていません。

今から思えば余裕の展開だったのですが
やはりワンミスで転倒してエンジンが直ぐに始動できず順位を落としてしまった
一日に2回も悔しい思いをしたので
この画像を見ながら反省することができました。

フォトハンターさん、これからもMCFAJで撮影を続けてください。
お礼は走りで返したいと思います。

モトクロス活動35年を振り返って、最も走りが好調だった時期はノービスからジュニアに昇格した86年だったと思います。関東戦予選十組時代に優勝は無理でしたが125で3位、250で2位がベストリザルトで翌年全日本第一戦の予選一組で1位通過が記憶に残っていますが、
それ以上の成績を残すことはなく92年まで何となく走っていました。
一旦レースはやめて96年ころからMCFAJで走るようになり、今年で20年めになりますが
今年は今までと違う展開でEJ250、450共ポイントランキングが2位、両方合わせると最多ポイント獲得として残り2戦を迎えるわけです。

35年やってきて公式戦でポイントスタンディング上位ということは一度もなかったことであり
同クラスにエントリーする選手は僕を倒すために出てきていると思っているので、順位を譲るということはライバルに失礼に当たると考え気を抜かないようにしていくつもりであります。

CIMG5836.JPG

ショーワの金属スプリング入り両側ダンパーのフロントフォークに取り替えるのですが
14年式のためφ260ブレーキローターが使えません。

キャリパーは共通なので、アクスルホルダーのキャリパーブラケットの寸法が違うのです。
そこでφ260ローターを使うためには3つの方法が考えられます。
1.14モデルのブレーキング社ビッグローターキットに取り替える

2.L側フォークのアクスルホルダーを取り替える。(インナーパイプCOMPでもよい)

3.キャリパーサポートを加工する。

1.2.はコストが掛かり、余分な部品が残ってしまう。
3.は材料代300円くらいのアルミでできてしまうので、手間はかかりますが、この方法を選択します。

最初スチールプレートで位置決めしてから現品を計測してアルミの削り出しで作りましたが
1個目はやや寸法に問題があり、やりなおしたのが下側のワークになります。

CIMG5837.JPG

本来ブレーキパッドはローターと同心円上に合わせなければなりません。

ところがキャリパーにセットした状態では
パッドがよく見えないために現合で合わせたときにズレが生じていたのです。

この位置決めに苦労して6時間ほどフライスと格闘していました。







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ノーマルのキャリパーサポートと組み合わせてキャリパー位置を外側に変更するための部品が完成しました。

置き換えたボルトの穴位置が近いために
加工された締め付け面がオーバーラップして材料が貫通しているために
サポートの剛性を保つために外側の寸法を大きくして対応しました。

サポートがたわんだら、制動力が発揮できませんからね。




CIMG5839.JPG
これで使えると思います。

14のφ240ローターと15のφ260では全然制動力が違うのです。

今のMXコースはスピードが出ないレイアウトですからパワーがあっても使いきれません。
オートバイのスピードはエンジン回転数と減速比で決まりますから
排気量が大きくてもエンジンが回っている小排気量車の方が速く走れる場合もあります。
なのでエンジンパワーよりコーナリング性能やブレーキの制動力の方が重要ということになるでしょう。

愛媛県人として20年間生活しましたが、行ったことない場所の方が多い自分ですが
今更のように故郷の景色を見ておこうと思い立ち、今年中に入っておこうと決心したことが実現しました。
それは、伊方原発3号機の再稼働が決定し、先日の熊本、大分大地震を受けて同じ中央構造線断層帯に近い伊方原発がM8.0クラスの地震に見舞われたとき、あの故郷に近い絶景を見ておけば良かったと後悔しなくて済むようにしておきたかったのです。
愛媛県知事が「福島第一原発事故のようにはなりません」と言って四国電力に原発の再稼働を許可した理由を述べておられましたが、全然理解できてない説明であったと言わざるをえません。
そもそも福島第一が炉心溶融に至った過程は解明できていないはずです。
冷却水を回すポンプの非常用電源が津波により浸水し、電源喪失したことは間違いないですが
それ以前に高濃度汚染水が循環する配管が無傷であった確認はできていません。
一部でも配管に破損があれば電源喪失していなくても冷却水は漏れた(即ち冷却不能)可能性があります。
それに東電管内は原子炉設備の事業者はGE(ゼネラルエレクトリック)の沸騰水型軽水炉。
四国電力は三菱重工、3号機にいたってはWHウエスティングハウスエレクトリック)の共同事業の加圧水型軽水炉ということで冷却水配管の構造も別だというのに、耐震対策をした、津波は8m以下の想定だから大丈夫、強固な岩盤の上に建設したので地震から受ける揺れは緩やか等々、自然の脅威を楽観視した説明しかされていません。これで安全が証明できたわけではありません。
しかも伊方町住民の避難ルートは地震や悪天候を受けてない平常時の道路事情や三崎港からの海上交通手段で想定されていまして、一本しかない国道は急斜面に造成されておりがけ崩れや崩落が無いとは言い難い。
津波を被った港湾にまともに船舶が使えるとは考えられない。
住民の大半は高齢者で自力での移動が困難。
こんな状況で原発が被災したことを考えると、この場所で原発を再稼働できる心理が理解できません。

そうは言っても今の私は埼玉県人、伊方町に行ったことも見たこともありません。
なるべく早いうちにと思っていましたら、先週ちょうど実家で法事がありましたので、この機会を逃したら
今度いつになるかわからないので強行スケジュールで行ってきました。

CIMG5810.JPG

高速道路を走ったのでは田舎を見たことになりませんので全部国道を走っていきます。

小松町の実家からR11を松山方面へ
桜三里のワインディングは学生時代と変わらぬ景色。
愛媛県庁前で止まって撮影です。
松山城の城山と路面電車と県庁が同時に写るスポットは日本でも稀でしょう。

実はこの時から雨が強くなってきて、合羽無しでは無理な感じになってきました。
ここまできたから引き返すつもりは毛頭なかったですが、過酷なツーリングの始まりです。

CIMG5812.JPG

最短ルートは松山市から伊予市に向かい海沿いのR378を大洲市まで走ります。
伊予灘を右手に見ながら中速のワインディングが続きますが雨は本降りとなりアスファルト路面は川のように水が流れ、フルフェイスのシールドも水滴で視界不良という悪条件ですが
自分の腕を信じてスリップやオーバーランで対向車と正面衝突だけはならないように慎重に走行してきました。
全然余裕ない感じで道中の記事はありません。

佐田岬半島付け根からR197問題のルートへ入っていきます。

まもなく伊方原子力発電所の看板が見えたので右折して半島の北側斜面へ降りていきますと原発建屋が見えました。
ここは一般者立ち入り禁止の斜面を降りて山側から撮影したのでパンフレットにはない角度です。
不気味な静けさと山側から人が侵入することは困難な場所です。
今は立派な道路が建設されていますが建設資材は海からの搬入だったでしょう。
これだけ大規模な施設ですから柑橘類の栽培や漁業しかできない過疎の集落でも雇用が生み出せたことが想像できます。

CIMG5814.JPG途中、半島の尾根には風車が連なって設置されているのが見えてきて
霧に見え隠れする巨大風車が幻想的でもあります。

原発誘致する代わりに自然エネルギーも積極的に推進する姿勢も見せているようですが
この日は風車全然回っていませんでした。
おそらく発電量ゼロでしょう。
見かけは大がかりですが効果の方はいかがなんでしょうか。




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公園に設置された支柱が確認できます。
根元の直径は3mくらいでしょうか。
そして高さ3mくらいの鋼鉄のパイプを25個溶接で積み上げてある支柱です。
なので推定高さ75m
羽一枚の長さも支柱の半分弱ですから25mくらいと推察できます。

地下の構造は見えませんが、これだけ大きな物が安全に立っているためには地上と同じくらいの重量物が埋設されていると思いますが地表部分の連結はM30くらいのボルトナットが200本くらいでフランジを締め付けてありました。
発電機のメーカーは原発と同じ三菱重工です。

CIMG5818.JPG

R197通称「佐田岬メロディー道路」の途中で半島の横幅が1kmくらいになる場所があって北側に瀬戸内海(伊予灘)
南側に宇和海が同時に見えます。

晴天なら青い空に青い海が見えるわけですが、この日は霧にけむる半島です。
両側が急勾配の斜面で建物は全く見当たりません。






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崖下の海面をみると、綺麗な海水で
岩礁や白い砂が確認できます。
潮の流れは急ですがよい漁場らしく
漁船が大勢で操業していました。












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さて、国立公園となっている佐田岬灯台の駐車場に辿りつきました。
ここからは徒歩で完璧に整備された遊歩道を1.8km徒歩で岬の先端へ向かいます。

遊歩道の途中で海岸に降りられるようになっていて、この絶景が現れます。
しばし見惚れてしまいました。

左の岬の向こう側に灯台が見えるはずです。




CIMG5828.JPG

やっと白亜の灯台が見えました。
神々しい眺めです。

大正7年(1918年)から投光開始されているそうです。

昔の人はこんな足場の悪いところでも立派な建造物を作る馬力があったのだと思うと感動しますね。
CIMG5831.JPG







こんな雨の日にわざわざ佐田岬を目指す2輪ライダーは私だけでしょう。
だから晴天の青い海が写り込んだ画像しか見たことないので、雨の灯台の景色が逆にめずらしいでしょう。

晴れていれば豊予海峡の対岸に臼杵市や大分市が見えるらしいですが(14km)この日は霧で真っ白です。

ここは岬の山頂部で椿山という展望台から見た景色です。




CIMG5833.JPG
今日の相棒はヤマハR25です。
小松町の実家を出発して
ここまで4時間走りっぱなしです。
合羽を着ているとはいえ水が浸みてきて全身びしょ濡れになり
スリッピーな路面で体重移動を繰り返しながら、メシも食わずに走ってきたので疲れてきましたが、また同じ距離を走って帰らねばなりません。







CIMG5834.JPG
再び雨のツーリングで全く余裕なく道中の記事はありませんが

一つだけ見ておきたい場所がありました。
「元日本で最も海に近い駅」として知られる予讃線「下灘駅」です。

1990年代に海岸を埋め立ててR378を整備するまで日本で一番海に近い駅だったそうです。
晴れなら青い海の絶景だったはずですが、
やはりネズミ色の海でした。
この景色も逆にめずらしいですね。


伊予市から伊予大洲駅まで海側を走る予讃線の支線で伊予市から4駅目にあります。

このあと松山市からR11を弾丸で走って家に着いたら、850km埼玉へのナイトランが待っていますので体が休まらない週末でした。
訳があってCRF450のKYBエアサスからショーワの金属バネ入りフロントフォークに取り替えます。
しかし、このショーワは14年型で問題は15年型とブレーキディスク径が違います。
14年までは125と同じフロントブレーキだったので制動力が良くないのです。
15年からディスク径が20mm大きいので断然有利ですが、キャリパー位置も変更しないと
14年ショーワとφ260ディスクの両方は使えません。

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このとおりノーマルのキャリパーサポートではボトムブラケットの穴位置が違うので
取り付け不可能です。













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こういう場合最善の方法は
15年のボトムブラケットに取り替えることですが
カネが掛かるので安価に済ませることにしました。

適当なキャリパー位置を割り出し
現合でキャリパーサポートを追加しました。

いずれはアルミで加工すると思いますが
まずはスチールプレートで代用します。





CIMG5806.JPG

これでφ260ディスクが使えます。

この位置決めが難解で図面化が難しいので
このまま使ってみることにします。


こういうことやるのは商売を考えたことではありません。
今の世の中カネ次第でなんでも手に入りますが、カネを物に変えるだけの行為に
何の満足がありましょう。

会社をリタイヤすると老後が待っていますが
ある人は農業やったり、陶芸やったりで
思い思いの時間を過ごすわけです。
老後というものは65歳になったら急に始まるものではなく、50代から徐々に進行するものです。
私も既に老後を自覚し始めています。若いころのように体がいごきません。
それなんで、私の場合は鉄やアルミを加工して物作りして老後を過ごしたいなと思う準備の段階が今だととらえているわけです。

自分で作ったキャリパーサポートでブレーキが効いてくれたときの喜びを味わうために、今日も働くのです。

賛否両論あると思いますが、物欲で得た物を自分の一部とは思わないですから。
例えば、身長が低いから背の高い人をうらやましいとは思わない、
自分が持っている物でどうやっていくかしか興味がなくて、
人が持っている物を手に入れて同じようになりたいと思わないし、できない。
惑わされず我が道を行くだけです。
そうすれば行きつくところへ行くということだと思います。











無限444のファクトリーマシンを治具代わりという贅沢な方法でフルエキゾースト製作中です。
本物は買えませんからね。似せて作ることが命題の仕事です。
来週前半くらいで終わらせる予定なんですが
先週末の泥レースで腰痛が悪化して作業ペースが遅いです。(休みたい)

来週末はSUGOで日本GP、川越ではVMXが開催されますが、法事のためどちらも行けません。
三回忌なんで供養もひと段落です。

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444無限タイプフルエキゾースト。

シリンダーヘッドのフィンとフロントフェンダーの間をφ105のパイプが曲がって通るという、一見単純な形状ですが
一発でこの位置に決めるためには
20年くらいやってきた経験があっても難しいことです。

モデル作ってレイアウト検討すれば確実だと思いますが工数は莫大に増えますからね。
もし無限に同じ物を発注したとすると、
うちの10倍は請求されるはずなんで
大量生産でないと成り立たないことを
ローコストで実現させる目的です。
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おっさん一人でハサミとハンマーが主な道具ですから、代金は鉄板代2千円くらいと
15時間×時間工賃が一台分製作に必要な費用なんで、個人で注文可能な価格ですね。

この商品はOEM(相手先ブランドの生産)なので他のお客さんから注文されてもお引き受けできません。

簡単にメール注文できるのはラインナップ品に限りますのでご了承願います。
80年代から現存する関東甲信地方のMXコースはここだけである。
80年開催の全日本MXでは東福寺選手が全員ラップの偉業を成し遂げた場所です。
私は84年のノービス時代から走ってきた川西MX場ですが
土日共雨が降り続き、路面はヌルヌルの超マディーになってしまいました。

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アップダウンの多いコースレイアウトは走り応えがあるのですが
今日のコンディションはプレッシャー以外の何物でもありません。

気を抜くとどこでも転びそうな感じなんで
ドライ路面とは比較にならない集中力が必要でしょう。

案の定、私も両ヒート痛恨のミスで入賞を逃してしまいました。





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今日はこの登りが難所だったようで多くの選手がスリップして立ち往生していました。

勾配はきつくないですが粘土が滑る上にギャップで失速してリヤが横に流れていくので
渾身の開けで登っていくしかありません。
戻したら終わりです。









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スタートグリッドにつくGP、SEクラス

路面コンディション悪くても速いですね。

来年このクラス行けるのかオレ。











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結果ですが
EJ250クラス3位走行中
例の登りの手前の右コーナーで
うっかりリヤを滑らせて反対向きになって倒してしまい、再スタートに手間取っている間に3台パスされて6位。
EJ450は久々のホールショットで3周くらいトップで走れましたが、轍にフロントを取られて転倒、エンジンも止めてしまって再スタートできずにいると3台抜かれて4位。

情けない集中力の無さとチビ助が450駆るには最も過酷な条件だといえるので
リタイヤしなかったのが救いだと思います。

つくずく何も持ってない人だねオレ。ちょっとだけ持っているのは島国根性、四国人じゃけんね。
関東の人から見て愛媛ってどこにあるかわからない人が多い本当の話。
だから愛媛県人ではなく四国人と呼ばれたことがあります。

今年も残るは2戦ですが懲りずに戦いたいと思います。



前回のクラブマンMXで大内家長男のエンジンから異音がでていたので、異音の元を指摘したら
リキヤのエンジンOHを頼まれてしまいました。
リキヤはEJ150でポイントリーダーなんですが国際A斎藤ヒロシさんの長男が6点差で追ってきていますからレース中にエンジン壊れたらあっさり逆転されてしまう状況でした。
しかし、私が修理したからといって確実だとはいえません。
シリーズチャンピオンというのは1年間レースしないと結果が出ないわけですから、これを整備ミスで落としてしまうと責任重大なんであります。
だからレースメカニックなどという人の人生を左右する仕事は、私のような物忘れの激しい人間には務まらないと思います。

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分解してすぐにわかったことは3軸とバランサーのベアリングが全部ガタガタで
シャフトが暴れてケースを叩いている音でした。
破壊寸前のエンジンで走っていたわけです。
全てのベアリング交換を決定し、分解にかかったのですが
ベアリング抑えのボルトが緩みません
トルクスヘッドのM6サラビスですから
大した締め付けトルクではないはずです。

ちょっと緩んだ直後にトルクスの工具の方が割れてしまいました。


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下が割れてしまった工具。
同様のビスを何回も緩めてきたのですが今回は無理でした。

そして某カインズで買ってきたソケットが真ん中で、店員が自動車整備用だと勧めたのでした。

真に受けた私がバカでした。
一発で先端がグニャリと捻じれてしまい
これは焼きが入っておらんぞ、ということで速攻で返品して
上のTONE工具に買い替えました。

捻じれたやつは知らない商社名の製品でしたが、おそらく中国メーカーの粗悪品を値段が安いだけの理由で、使えるかどうか確認もせず仕入れたのでしょう。
安もの買いの銭失い

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緩まない原因はネジロックで固着していました。
分解することは考えていないのでしょう。
組立てラインでは作業標準に従って組み立てるので作業標準決めたやつが5年後にメンテナンスすることを考慮してないだけのことです。
レーサーですから1年間トラブルが出ないことが最重要項目なんで、後のことは知らんというわけですね。

某ショップではレーサーを新車から全バラして組直すと聞いたことがあります。
人が組んだエンジンはメンテナンスに個性が出ていて好きでない場合があります。

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シリンダーヘッドもメンテナンスしておきましたが、部品の交換はなくクリーンアップが主な作業内容です。

バルブシートにカーボンを噛んでしまって気密が悪くなっていたはずです。










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同じ時間運転したクランクですから、この機会に新品交換です。
これが壊れるとケース全損する可能性が高いからです。

左が旧品、右新品、クランクウエブの肌が違うことがおわかりでしょうか。

旧品は外周黒皮なのに新品は全周切削されています。
当然コストや精度が違ってくるわけですが
量産でも途中で改良されていることが分かります。



今夜中にエンジンはフレームに載せて、先程エンジン試運転してきましたので、今週末のレースに間に合わせることができます。 一安心