2016年9月アーカイブ

人間は誰でも衰えて死んでしまうものですが、家とかクルマとか生前に処分してないものは遺族が処分しなければなりません。
地元なら問題ないですが埼玉に住んでる遺族が愛媛の家を管理するなどということは物理的に困難なのであります。売却しようにも僻地なので値段が安い上に買い手もつかないのですから、仕方なく仕事を休んで交通費を掛けて無益なことをすることになっています。

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人が住んでいない家は一年も放っておくと藪になってしまいます。
都会と違って建物以外はの土から雑草が伸びて、樹木は枝を伸ばし巨大に育っていくので、家が見えなくなるように被さってきます。
なので邪魔な木を伐採するためにチェーンソー導入しました。
エンジン付きは重くて疲れるだろうと
騒音で近所迷惑になっても困るということで
マキタの電動にしました。
軽いのでいろんな角度でも扱いやすく
太い幹もサクサウ切れるので、これにして正解でした。
プロの林業で使わないかぎり、十分な性能だと思います。
残念ながら愛媛に滞在中、毎日雨で無駄に過ごすわけにはいかずズブ濡れになりながら作業してしまいました。



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家の前の河原、平成16年の台風で洪水になって実家も床下浸水しました。

普段は平穏な清流です。
この透明度わかりますかね。
この土地の特徴である青石がゴロゴロしています。

鮎やモクズガニが取れる川です。
埼玉の川はこのような綺麗な水は流れてないですね。
上流にたくさん民家はあるのですが、汚いものを川に流さない当たり前の営みのおかげだと思います。



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砂防ダムは設けられていますが
魚が遡上出来る階段状の滝になっていますから生態系も壊さないで治水されているんですね。

自然と人間の共存という大事なテーマを表した建造物です。









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滞在中は秋雨前線もあいまって、山には常に雲がかかっていました。

この水蒸気が山に染み込んで、あの清流を生み出しているのでしょう。

天気が悪いのも悪くない。









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家には金魚を池で飼っていますが
水は用水路から水中ポンプで汲んでいます。
その水中ポンプに乗っかっている体長20センチくらいの蒲を発見。
縄張りに珍しいものを見つけたか、モーターの熱が温かかったのかどちらかですね。

昔だったら食べられているね。







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草刈りに飽きて、少し晴れ間が見えてきたので、お気に入りの場所へオートバイを走らせました。

四国88か所霊場のうち最も山奥に位置すると思われる横峰寺はうちの部落を通って上がっていきます。

クルマで来れるのはここまで、このあと2
kmほど酷道を徒歩で上がっていきます。

湿度が高く、バックミラーやヘルメットのシールドが結露して見えなくなります。
そのせいかエンジンが不調です。湿気のせいで全然吹けませんので走りにくかったです。これでツーリングはしたくないですね。
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山奥なんで、誰にも合いません。

圧倒的な自然の中に好きなときにオートバイに乗っていける
これがなかったら田舎に行く目的もなかったでしょう。










結局二日目に草刈り中に持病の腰痛が出て歩けなくなってきたので、やむを得ず作業を中断して
埼玉への帰路につきました。
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自分の畑にも行ってみましたが
去年より雑草が伸びてしまい
踏み入ることが困難になっていました。

当面はこちらの伐採が課題になりますが今回は手付かずでした。
444サイレンサーの続きです。

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サイレンサー本体は組みあがりました。

まだまだ完成ではありません。













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マウントステーをこしらえます。

純正同様のラバーブッシュは支給品ですが
純正パーツリストに品番はありません。

マフラーCOMPに組み込まれた部品なので
ブッシュ単品の設定がないのです。

これはゴムメーカーに発注して製造していただいた部品だと思います。

ラバーブッシュはカラーに圧入しますが
圧入荷重のデータが無いために
カラーの内径を精密に加工しなければなりません。
内径が小さいと圧入できません。
内径が大きいと緩くて抜けてしまいます。
圧入荷重を適切にする加工寸法は私独自の理論がありますので、今回はそれを活用して行います。

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ブッシュの圧入は最後に行います。
圧入後溶接だとラバーが燃えて無くなってしまうためです。

そのためダミーのブッシュを作ってカラーの位置決めと仮溶接を行います。









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シートレール下のマウントステー

こちらは純正のラバーマウントステーを用いて位置決め(仮止め)します。

仮止めの熱でもゴムが焼けてきますので
本溶接は車体から取り外して行います。









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ラバーブッシュ圧入

完璧な圧入荷重でした。
けして外れることはないでしょう。












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マウントステー溶接完了。

これにて444サイレンサー全行程終了します。

ホーリーさんとこで塗装して商品化される予定となります。





誠に勝手ながら今週末からしばらく連絡とれないとこへ行くため、ご用の方は29日以降にお願いします。

降水確率80%を楽観的にみて、大した降り方はしないだろうと思って十日町を目指しました。
予報通り川西モトクロス場は雨が降り続き、管理人さえ来ない状態でした。

せっかくなんで本州横断して日本海へ出てみました。
日本海は普段用事がないのでめずらしいのです。

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波は穏やかですが
太平洋や瀬戸内海とは明らかな違いがあります。
工場や漁港が少ないというか何も見当たらない海岸が続いています。

しかも民家が近くになく、北からの侵入者が上陸してきても容易にはわからないでしょう。

対岸はロシアなんでしょうね。





ちょっと足を伸ばして柏崎まで行きました。
柏崎といえば「リケン」が思い出されます。
リケンはピストンリングが有名な鋳造工場ですが、4輪のサスペンションの素材も鋳造しています。
高専の4年くらい先輩がリケンの営業部に入られて狭山工場まで「初物事前報告書」を持って説明に来られたのに応対した記憶があります。
冬期にホンダから出張して会議の途中でもリケンの社員は5時に帰ってしまうと聞きました。
「雪下ししないと家が潰れるので失礼します」ということです。
仕事だけでなく大変なご苦労がある場所です。

夜は十日町で温泉に入り車中泊しまして
昔のようにR17で三国峠を通って帰りました。
苗場プリンスホテルで用を足して
朝食はカセットコンロ使って駐車場でとり
峠にはお猿の背中に子猿が乗ったやつがでてきて自然を感じながらの移動です。
80年代は関越道は前橋まででみんな三国峠超えていたので川西は片道7時間かかっていましたが
今日は沼田から高速使ったので午前中に帰宅できました。
これから仕事の続きです。


日曜日のMXVは予想に反して雨も散水もないドライコンディションで本来走りやすいはずなんですが
自分の問題でダメなレースでした。
全然荒れてない路面なのに2回も転倒した250クラスと熱中症気味でペースダウンした450クラス
どちらも5位でしたが参加台数が少ないので30台出走なら10位とか20位くらいの結果でしょう。
このまま沈んで行きたくはないですが、老化だと受け入れておきます。

さて今週はこれです。

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444サイレンサー純正もどきです。

鉄板を巻いて作ります。

前後キャップは金型作って型押しする予定です。










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別件ですが、これは金曜までにやるんです。

長いエキパイを切り詰める作業ですが
エンジンも含めて完成形は無いみたいです。
できたものに対して常に新な要求が生まれてきて終わりがありません。
急な依頼は普通はお断りするんですが、
半年待っておられるお客さんもありますからね。
ちょっとこれはお断りしにくいといいますか
命令に近いものがありますので
なにがなんでも金曜までです。
(大したことしないんで大丈夫かな)


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サイレンサーエンドです。

丸棒から削った金型オス、メスを使って型押ししました。

板取寸法も成形を左右する要素なので
若干のトライが必要です。

与えられた見本の形状に沿った作り方を考えていますが、経験や知識はゼロに等しいので悪戦苦闘の連続です。(大袈裟な表現)




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サイレンサー・フロントキャップです。

プレス成形ではありませんが
サイジング用の型に押し込んで叩いて作りました。

パーツ毎に作っていますので
構成部品が揃ってから一気に組立てます。








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ちょっと残業してエキパイの切り詰めやっておきました。

CRF250は、やってないですからどんな仕様かわかりませんが、これで走りがよくなればお安いものです。










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ジョイントパイプ

砂詰めない手曲げです。

パイプエキスパンドは型押しで











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セパレーター

当然必要な構成部品です。

わかりやすく先に入れた図になっていますが
サイレンサー側に入れて溶接してから差し込まれる順番になります。








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パンチング

中身は防錆のしようがないので
0.8mmステンレスで巻いています。
もちろん鉄より固いです。




シンプルなサイレンサーですが
構成部品はまだまだあります。


今年こそMCフル参戦と決めて、14年は親の葬式、15年は骨折とアクシデント続きでしたから。
公式戦も今年が最後のつもりで、はや7戦になりました。
5戦は熱中症、6戦はパンクという不本意なレースを強いられてきましたのでランキングも首位から陥落してしまいましたが、最終目標はまだ先なので消化していきたいと思います。

9月に入ってから仕事の問い合わせが多いです。
くそ暑い夏ではオートバイに触るのも嫌気がするのでしょう。涼しさが見えてくるとやる気が出るのかもしれません。
相変わらずバックオーダーで納期未定なので、およそ3か月納期と答えています。
予定がある方はご注意ください。
それから後半には愛媛に帰ります。今年から空き家になった実家周辺の草刈りと、自分の畑が藪になっていると思いますので樹木の伐採が目的なので1週間くらい仕事止まるでしょう。

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MC第7戦の会場はMXVですが
当然好きなコースではありません。
滑るタイトターンで開けられる部分が少ないですから450では優位性ないですからね。

しかも一発目の公式練習と第一レースですから、晴れでも散水でマディーに決まっています。
最初からソフト用タイヤ組んでおきました。
3レース走ったIRCですけど、まあいいでしょう!
本当は滑るコースほど新品タイヤでいきたいけど、贅沢はほどほどに。

今回は借りてきたショーワの前後サスがついていますが、モトビの路面では全然関係ない感じです。車高が上がっているのでエンスト厳禁ですね。(足が届かん)

そんなわけで連続台風も過ぎ去り、今日明日はいい天気ですが日曜は再び雨模様という、天気ばっかり気にしているこのごろです。(モトビまともに走れるんかー)

70年代スーパーカーブームに中学生だった私ら世代は訳もなくスーパーカーに魅かれていました。
その中の何人が将来スーパーカーのオーナーになり得ただろうか。
スーパーカーは皆の憧れであって必ずしも購入したり実際にドライブすべきものではないようです。

そのスタイル、そのスペックを眺めているだけで十分に楽しめる憧れの存在でいいのだと思います。
この動画を観て、社長の八郷(ハチゴー)さんは私と同期入社だとわかりました。
ものすごい格差ですが、その社長でさえ自家用車はS660ということで
会社のトップとしてもNSXは夢のクルマであることがわかりました。

そしてそのチームメイトと呼ばれた開発者と製造責任者も夢のクルマだと語っていました。
そんな自動車メーカーのトップが夢を現実のものへと具現化した物語をこの動画に集約していると思います。

私が担当した初代NSXを作った高根沢工場の映像もでてきます。
初代NSXでは軽合金の鋳造、鍛造部品を重点に品質保証を担当しました。
当時のLPLは40代だった伊藤さん(先代の社長)でした。
オールアルミモノコックフレームは複合素材の高剛性スペースフレームに進化し
3.5Lツインターボエンジンとダイレクトドライブモーターの組み合わせで581PSの高出力。
フロントのツインモーターはトルクベクタリングでステアリング操作と別のコーナリング性能を実現。
ギヤチェンジのタイムロスを無くしたデュアルクラッチの9速ATミッション。
他に類を見ないハイスペックに、心を躍らせる自分がいました。





車両価格2800万円、国内販売台数100台を予定している新型NSXを購入できる幸運の人は誰でしょうか。
2000万円のRC213Vより、こちらの方が圧倒的にお買い得だと思いますが
収益性の悪いスーパースポーツを作る意味
継続的に作っていく計画はあるのか
環境性能は適合できているのか
様々な疑問にも答えていただいているので長い動画ですが新型NSXに理解を深めるために視聴の価値ありと思いました。