KLX230SM

2024年が明けました。去年大晦日の夜まで新しいチタンエキゾースト作っておりまして、
エキパイの取り回しに難航し、「このままでは取り付け不可能な形状でやり直しするしかない」
予感までしましたが、ギリギリの隙間で知恵の輪のように回せば取り付くことができて安堵したところです。

IMG_2180.JPG

排気ポートが左向きなので
外すときにエキパイをシリンダー側に寄せないとスタッドボルトをクリアできないのです。
そのためのシリンダー横のクリアランスを十分広くとることが脱着のカギなのですが
パイプを曲げているときは
全体を繋ぐことだけに囚われて
着脱することが考慮されてなかったのです。

なのでノーマルはサイレンサー装着状態で
前に抜ける形状ですが
このエキパイはサレンサー外して
エキパイエンドをフレームの外側に振るように動かすと口元が前に外れます。
プロトタイプ1号機なんでこれでOKかな。

IMG_2181.JPG


空冷2バルブエンジン、最高出力19PS
スーパーモタードではないストリート・モト
KawasakiはDトラッカーの水冷ツインカムエンジンを辞めて、新設計の空冷2バルブを市場に投入したわけは・・・
実はこのタイプの(オンでもオフでもない)
ラインナップはどのメーカーでも販売しておらず、ハイパフォーマンスなシングルエンジンを今更求めるユーザーは少ないだろう。
(スペックを求めるならリッターSSに流れると思う)
取り回しが重くて、やたら馬力があって危険、転がったら高額な出費確定の大型車よりも全てにおいて手頃な廉価版のモタード車があれば顧客ニーズに応えるであろう。
そんなメーカーの思惑が見える1台ですが、既に生産中止、買いたいと思っても手に入らないのが現状です。どうやらこれと同系統のエンジンでメグロやらW230といったレトロ路線を模索しているようで
そっちこそが年配ライダーの求めるところかもしれません。
そうは言いましてもこのクソ重いマフラーを早急になんとかしたい願望で、正月からマフラー作りに没頭します。

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