創業以来30年近く経ちますが、意外にもXR250のデュアルエキパイは初めて作りました。
IMG_2508 - コピー.JPG

シングルのエキパイに比べてパイプ曲げを5倍くらい行う必要があります。
曲げR、曲げ角度のデータが
初めてなので決まっていません。
想像以上に時間がかかっています。

パイプの接合は窒素を内部に送りバックシールドして状態で溶接するので
ガスの消費も多くコストがかかります。
デュアルエキパイ集合した後の曲がりは脱着するときにシリンダーに当たらないように逃がしています。



IMG_2506 - コピー.JPG

最終型2007年モデルだそうです。

フルエキゾースト・チタンパイプ採用です。
キャブ車ですがノーマルセッティングのまま
ボルトオンで装着
加減速時のアフターバーンもなく
アクセルワークに良好についてくる特性で
非常に乗りやすくできました。

高速走行で全開走行続けると空冷なの焼き付き心配ですが100キロ巡行程度なら大丈夫でしょう。



IMG_2511.JPG

撮影のためエキパイヒートガード外していますがノーマルが装着できます。
サイドカバーもショートマフラー隠れてしまうので外した状態です。

ワンオフ製作なので同じ物は作る予定ないですが、いつも車体お持ち込みに限り対応させていただいております。