2023年1月アーカイブ

DT200WRチャンバーとセットのサイレンサー製作完了。

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全てご注文から半年以上経って完成しているのに、ご入金は即日対応していただき
有難いと思います。

長い間待ち遠しかったに違いありません。
こういうことにならないように
仕事を溜め込まないようにしたいです。

そのためには長期滞留しそうな案件を
お断りすることもやむを得ないと考えております。


今月新規にお問い合わせの客さんには4月ころに再度お問い合わせということで返信させていただいております。

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毎日寒すぎてバイクに乗る気がしません。

これは去年だったかな
石鎚スカイライン休憩中

後方の尖った山は西日本最高峰石鎚山の南側です。

当分の間、四国里帰りは続けなくてはならず、草刈りとツーリングとモトクロス(四国選)やっていく予定です。

大変お待たせしております。去年の4月5月ころご注文いただいたDT200WRチャンバーが完成しました。

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ご注文はバラバラの日付で入っていますが
同じ機種をまとめて作った方が都合がいいので3本連続で製作です。

何回も作ったチャンバーでも期間を長く空けると作り方を忘れてしまうので
覚えているうちに作った方が間違いがないのです。

一つ一つ手仕上げですから微調整しながら溶接しないと組み立たないのです。



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出来たものから順次、お客さんに連絡して
発送の準備をするのですが

サイレンサーとセットで注文されているので
これからサイレンサーの製作に掛かります。

お心当たりの客さんは、もうすぐ出来ますので連絡をお待ちください。

正月休みのうちに完了しておきたいNSRカウリング装着。
残務は、ステムパイプとフロントカウルを連結するステー製作。
NSF用の別売りステーを買ってきてつけるのでは面白くない、自分で作ることが遊びになります。

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昨日で位置決めはできていたので
ステムパイプの穴からカウルビスの穴までの空間を連結するアルミのステーです。

左右対称ですが、車体中心線に対して
垂直の部分がありません。
斜めの棒とプレートの結合のため
溶接に関しては少し工夫しました。







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これでフロントカウルの固定は完了です。

スクリーンもアクリル板から作って取り付けましたが、アクリル板の曲面に加工するのが上手く出来なくて、失敗して2枚目で取り付いたことを白状します。

初めてやったのでこんなもんかな、次回作るときはもう少し上手くできると思います。


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これで正月休みの遊びは終了です。

明日(5日)から通常業務にかかります。

サーキット走行は路面温度が低い季節は行いません。
12インチタイヤが滑ったときの対応できるテクニックを持ち合わせてないので
温暖な季節だけ出動することにしています。

去年の5月にお預かりしていたXT500ですが、72年頃の製造なので50歳以下の人には見ても分からないことが判明。俺って年寄りなんだなと痛感しました。

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依頼者のFDさんによるとXT500を保存しているオーナーが多数おられるのですが
50年前の車体ですから、鉄のマフラーは腐食して全滅なのだそう。

世界中にこのノーマルマフラーが無い状態で、作れば欲しい人は大勢いるそうです。
では、それほど切望されている製品が
何故、今まで作られてこなかったか。

その理由は現物をみたら直ぐにわかりました。



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マフラー下側が腐って穴がいっぱい空いてますね。

これが作られてこなかった訳は、
この箱のようなチャンバーが見た目イケてない上に複雑な形状をしていて
商品化するのに厄介な形状であること。

旧車マフラーなのでそれほど高額な価格設定はできないだろうということで
ノーマル形状の復刻は、小ロット生産では
やりたい人がいないだろうと思います。



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マフラー内側の下はさらに激しく腐っていて
辛うじて原形を留めています。

お預かりして7か月以上も着手してこなかった理由は、どうやってこれを復元するべきか
上手い方法が思いつかないまま、
簡単に出来る業務を優先して進めてきたためです。

いつまでも放置するわけにいきません。
今度こそXT500の新造マフラーに着手します。



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前から順番に作っていきます。

ノーマル形状は量産金型でないと同じにできませんから
限られた予算で作るには
ノーマル雰囲気に似せたオリジナルマフラーを作ることです。

なので難解な板金をなるべくやらないで
シンプルな形状で、ノーマル同等の性能を実現することになります。

レプリカというよりリプレイス品という扱いです。
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これは年明けから取り掛かっNSRのカウリング取り付け。

この車体は19年の夏ごろ入手していたのですが、20年からコロナ禍が始まって
サーキット練習に行かなくなってしまって
3年も放置していました。

カウリングも3年前に購入していたのですが
ミニバイク素人なもんで、NSF100とNSR50兼用という説明の社外新品を取り寄せしたのですが、NSRの車体には全く取り付かない(別売りの専用金具で取り付くという説明)
金具くらい自分で出来るだろうと思っていたら、これも面倒でなかなかやる気にならなくて3年も経過していました。
いままで年に1回しか桶川スポーツランド走りにいかないので、全然上達しなくて(当たり前だ)
今年中にラップタイム5秒くらい短縮しおきたいというのが、今の目標なので、先ずは車体をキチンと整えておこうという気持ちです。
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これはフロントカウルから位置決めのため
アルミのカウルステー新造で取り付けしました。
タコメーターやPOSHのCDIユニットも取り付けたので走行可能になりましたが

カウリングはペイント屋さんに塗装してもらうので暖かくなるころに走り出せるかな。