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    <title>Precious Factory</title>
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    <updated>2012-05-17T13:14:47Z</updated>
    
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    <title>ＥＵＲＯ　ＳＰＯＲＴ</title>
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    <published>2012-05-17T12:19:48Z</published>
    <updated>2012-05-17T13:14:47Z</updated>

    <summary>英国出張中に滞在先のホテルでよく見てました。日本と違ってモータースポーツ関係のＴＶ番組が充実しているヨーロッパ。専門誌でいくら扱っていただいてもメジャーにはなりません。お茶の間でＴＶ観戦できることが必須でしょう。地味な陸上競技の選手でさえ、日本中で有名になれるのはＴＶのおかげといえるでしょう。残念ながら日本ではスポンサーにつく企業もないので番組制作できないわけですが、世界1のオートバイ生産国でありながら、モータースポーツ作りとなると後進国という奇妙な国です、我が国は。 ホンダオブＵＫの所在地、スウィンドン...</summary>
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        <![CDATA[<p>英国出張中に滞在先のホテルでよく見てました。日本と違ってモータースポーツ関係のＴＶ番組が充実しているヨーロッパ。専門誌でいくら扱っていただいてもメジャーにはなりません。お茶の間でＴＶ観戦できることが必須でしょう。地味な陸上競技の選手でさえ、日本中で有名になれるのはＴＶのおかげといえるでしょう。残念ながら日本ではスポンサーにつく企業もないので番組制作できないわけですが、世界1のオートバイ生産国でありながら、モータースポーツ作りとなると後進国という奇妙な国です、我が国は。</p>
<p>ホンダオブＵＫの所在地、スウィンドンから近いフォックスヒルの世界ＧＰです。カストロールの本社もスウィンドン市内にあります。</p>
<p>先ずは１９９７の１２５クラスから、私の好きなアレッシオ・キオッディが走っています。この年にｔｍ１２５でチャンピオン取りました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="'<iframe" allowfullscreen frameborder="0" src="http://www.youtube.com/embed/JR68TLdofBk" height="315" width="420"></iframe>'&gt;<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/JR68TLdofBk" frameborder="0" width="420" allowfullscreen></iframe></a>キオッディが好きな理由は小柄なのに１２５ｃｃで3回世界チャンピオンを取っている速さをもっていることです。菅生の世界ＧＰで本物のキオッディを見ましたが、ＹＺ２５０Ｆのシートが非常に薄かったことに感動しました。小さくてもやれば出来る！という証明でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>お次は１９９８のネイションズです。会場は同じくフォックスヒルですが、雨の影響でマディーバトルとなりました。</p>
<p>ヒート２は全員スタックして登れない坂をステファン・エバーツが唯1人登ってみせた伝説のシーンが１：４５あたりで見られます。オーバーオールは当然ベルギーチームでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="'<iframe" allowfullscreen frameborder="0" src="http://www.youtube.com/embed/jFnmrOpKiAE" height="315" width="420"></iframe>'&gt;<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/jFnmrOpKiAE" frameborder="0" width="420" allowfullscreen></iframe></a>日本のモトクロスも殆ど雨のマディーコンディションですから、このＧＰライダーの走りを目に焼き付けて練習に励むといいでしょう。</p>]]>
        
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    <title>泣く子も黙る</title>
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    <published>2012-05-15T11:41:00Z</published>
    <updated>2012-05-15T13:15:26Z</updated>

    <summary>メタラジーの勉強をした者にとっては発明をすること、即ち新しい材料の開発を行うことが花形の職業だと思います。材料の研究開発に携わることができなかった落ちこぼれの自分としてはモトクロスとの出会いが転落人生の始まりだったと思います。 学生時代はオートバイに乗るために資金を捻出するために、夜のアルバイトに精を出しました。授業終了後、６時間働いて寮に戻った頃は１２時を回っていたため勉強の時間は殆ど残っていませんでした。当然学業不振に陥りましたが、なんとか卒業して会社に就職しましたが、研究開発とは程遠い仕事にしか就け...</summary>
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        <![CDATA[<p>メタラジーの勉強をした者にとっては発明をすること、即ち新しい材料の開発を行うことが花形の職業だと思います。材料の研究開発に携わることができなかった落ちこぼれの自分としてはモトクロスとの出会いが転落人生の始まりだったと思います。</p>
<p>学生時代はオートバイに乗るために資金を捻出するために、夜のアルバイトに精を出しました。授業終了後、６時間働いて寮に戻った頃は１２時を回っていたため勉強の時間は殆ど残っていませんでした。当然学業不振に陥りましたが、なんとか卒業して会社に就職しましたが、研究開発とは程遠い仕事にしか就けません。そして、自分の希望で現在の仕事を始めてしまいましたが、モトクロスと出会わなければ、ここに文章を書くことにもならなかったでしょう。</p>
<p>私がモトクロスに興味を持ったきっかけは、日本人初の世界チャンピオン渡辺明という選手の存在を知ったからです。当時読んでいたオートバイ雑誌といえば、月刊オートバイ、モーターサイクリスト、でしたがモータースポーツ情報に彼の名前を見たことはありませんでした。初めてその名前を知ったのは週刊プレイボーイでした。それは、７５年にセニア昇格した渡辺選手はＥＪチャンピオンのご褒美でＷＧＰに参戦していたからで、国内のレース結果には載っていなかったのでした。２輪雑誌は一部のマニアしか読まないですし、中学生は高校進学しても免許すら取らせてもらえないのでオートバイに興味がある生徒は少ないのです。</p>
<p>ところが、一般週刊誌に記事が載るということは一躍全国にその名前を知らしめることになります。当然ながら少年だった私も興奮しました。その記事の見出しは忘れもしません。「２回目の世界チャンピオンを狙う男」</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2010/04/IMG_0461-640.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2010/04/IMG_0461-640.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="IMG_0461.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2010/04/IMG_0461-thumb-300x225-640.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>渡辺選手がヨーロッパへ渡る前に世界ＧＰ１２５クラスの初代チャンピオン、ガストンライエが、私の故郷松山オートテックの全日本選手権にスズキから呼ばれて走ったらしいですが、残念ながらそのころはモトクロスに出会っていなかったので見ていません。</p>
<p>その代わり、ベルギーでガストン仕込のライディングテクニックを引っさげた渡辺選手の走りを松山オートテックで目の当たりにしました。水冷エンジンになったばかりの８１年型ＲＭ１２５の試乗会に、チャンピオン自ら説明に来られていて、真近でその語りを聞くことができました。模範走行ではスズキのワークスライダー内藤勝司選手と２台でテクニックを披露していただいて、本場の走りと新型マシンのカッコ良さに酔いしれたものでした。</p>
<p>これでもう、モトクロスを始めないわけにはいかなくなりました。しかし、モトクロスのレースを見たのは１年ほど前でした。きっかけは週刊プレイボーイの記事に違いありませんが、全日本のレースを生で見たのは８０年の松山オートテックでしたが、そこで見た当時のチャンピオンが衝撃的でした。それは光安鉄美選手です。</p>
<p>７７年１９歳の若さでセニア昇格した光安選手は７８年に２５０ｃｃチャンピオン、７９年には１２５、２５０ｃｃダブルチャンピオンを２１歳の若さで取った天才ライダーでした。そして、松山のスタートグリッドに付く赤ゼッケンのナンバー１を至近距離で見て、神様を見た気分になりました。スモークレンズのスコットのゴーグルからは、その目線は確認できませんが、ヤマハのロゴが縫い付けられた青い皮パンツ、ＳＩＤＩのブーツを履いた右足はプラグボックスに乗せられていました。</p>
<p>光安選手の真似はできないだろうけども、彼らと同じスポーツをやってみたいという衝動にかられたのが始めた理由だと思います。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/７６モトクロセニア-2319.html','popup','width=510,height=336,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/７６モトクロセニア-2319.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="７６モトクロセニア.jpg" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/７６モトクロセニア-thumb-300x197-2319.jpg" width="300" height="197" /></a></span></p>
<p>画像はＯｆｆ１．ｊｐから拝借しました。</p>
<p>左から２人目が昇格１年目の光安選手。まだ１０代なのです。</p>
<p>左から３人目はカワサキでチャンピオン取った竹沢正治選手。</p>
<p>瀬尾勝彦さん、杉尾良文さん、鈴木秀明さんもチャンピオン経験者、籐秀信さんは「光安がおらんかったら俺がチャンピオンだった」と言っておられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>当時は「泣く子も黙るモトクロセニア」と言われた人たちですが、本当に泣く子が黙ったのではなく、それほどライダーたちから恐れられたという意味です。</p>]]>
        
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    <title>１９７９</title>
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    <published>2012-05-10T23:07:22Z</published>
    <updated>2012-05-11T03:53:24Z</updated>

    <summary>４０代、５０代を過ぎたオッサンが集まると昔話を始める習性があることに気付きました。私もその一員であることに間違いないです。 新しい世界には不安な要素（エネルギー問題、自然災害、増税、高齢化、・・・）が山積ですが、過去の思い出は自分を苦しめることもなく、愉快な気持ちにさせてくれることが昔話をする要因でないかと思います。 １９７９年、私は１５歳でした。私が生まれる前年に創立された新居浜高専に第１６期生として入学しました。金属工学科、空手道部所属、入学の動機は幾つかあって、専門課程を学べる、全寮制あること、免許...</summary>
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        <![CDATA[<p>４０代、５０代を過ぎたオッサンが集まると昔話を始める習性があることに気付きました。私もその一員であることに間違いないです。</p>
<p>新しい世界には不安な要素（エネルギー問題、自然災害、増税、高齢化、・・・）が山積ですが、過去の思い出は自分を苦しめることもなく、愉快な気持ちにさせてくれることが昔話をする要因でないかと思います。</p>
<p>１９７９年、私は１５歳でした。私が生まれる前年に創立された新居浜高専に第１６期生として入学しました。金属工学科、空手道部所属、入学の動機は幾つかあって、専門課程を学べる、全寮制あること、免許取得ＯＫ、空手道部あり、でした。２年生に進級したころ、通学生用の駐輪場にボロい自転車が同じ場所に毎日置いてあるのを見て、てっきり卒業生がいらない自転車を置いていったのだろうと思い、勝手に取り込んで乗り回していました。</p>
<p>１週間くらいたったでしょうか、その自転車を寮の前で乗っていたら、上級生に呼び止められ「それは俺の自転車だ！」といって取り返していきました。そのとき初めて自分の過ちに気づきましたが、既におそかったようです。まもなく、同級生から「指導寮生の家田さんが呼んでいる」と告げられて家田さんの部屋へ行きました。</p>
<p>指導寮生とは、下級生の朝の点呼や生活態度の監視を任される代わりに広い個室を与えられた上級生のことです。家田さんは、学生会長であり、空手の極真会館新居浜支部道場の師範代ということも知っていましたので、自転車泥棒の制裁として半殺しにされるのを覚悟して部屋のドアをノックしました。</p>
<p>「入れー」という声がして部屋に入ると、ベンチプレスでバーベルを上げたまま、こちらに目線を向けることなくトレーニングする家田さんがいました。そのままの姿勢で「何で自転車を盗んだ？」迫力のある声に圧倒されながら「す、捨ててあると思いました・・・」明らかに怯えた声で答えるのが精一杯でした。</p>
<p>そして、静かにバーベルを置いて立ち上がり私の正面に来て、正拳が唸りを上げて顔面で寸止めされました。「今度やったら顔潰すぞ」という一言だけで退室を命じられました。学生会長という立場上、体罰という行為を控えたということでしょうが、私は真剣に反省するのに充分なインパクトでした。</p>
<p>高専の空手道部は松涛館流という型を重んずる流派でしたが、組手は寸止めルールなので、実戦空手を習いたいと思い極真会館新居浜支部へ練習にいきました。そして指導員をされていた家田さんから、事件のことは無かったことのように親切に空手のアドバイスをいただきました。本当に強い人は技術だけでなく人間性も磨かれているものだと実感した瞬間でした。</p>
<p>この新居浜支部道場を開設した芦原会館の総裁、芦原先生に直接お会いしたことはありませんが、金属工学科の同級生で山田ユーゾーという男は直接指導を受けたそうで、新居浜支部道場の物件探しに同行していました。芦原先生はヘビースモーカーでクルマの中でも常にタバコを吸っていたそうで、ユーゾー氏が「そんなにタバコを吸って、大丈夫ですか？」と尋ねたら芦原先生は「試合は３秒で終わるからスタミナは必要ないんだ」という先生ならではの答えが帰ってきたそうです。そしてユーゾー氏は高専は３年で中退して大阪でキックボクサーの道へ進みました。</p>
<p>当時青少年に影響を与えた漫画空手バカ一代の第２部、世界制覇編の作者、影丸穣也さんが先日亡くなられたということをニュースで知りました。私たちに生きる勇気と力を与えてくれた、原作のモデルになった芦原先生、漫画の作者影丸先生にご冥福をお祈りいたします。&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 押忍</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="'<iframe" width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/qBgg9KIiF1c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>'&gt;<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/qBgg9KIiF1c" frameborder="0" width="420" allowfullscreen></iframe></a></p>
<p>極真会館の道場は練習のやりがいはあったのですが、月謝が払えず辞めてしまいました。そのころ、新聞配達のアルバイトはやっていましたが、単車の購入資金に消えてしまっていたのでした。</p>
<p>もうひとつ１９７９といえば、大事なものがありました。</p>
<p><a href="'<iframe" width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/DIKbNZBEU7o" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>'&gt;<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/DIKbNZBEU7o" frameborder="0" width="420" allowfullscreen></iframe></a>&nbsp;</p>
<p>この人たち当時２０歳そこそこで、このような作品をレコード制作して売り出していたんですね。すごい成熟した人たちでした。いまではありえないメンバーの競演なので語り継いでいきたいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>後方排気</title>
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    <published>2012-05-04T00:01:34Z</published>
    <updated>2012-05-09T23:15:35Z</updated>

    <summary>世間は大型連休中ですが、予定の業務が終了していない弊社はエンドレスで進行中です。 １ヶ月近くお預かりしているマシンのチャンバー製作に着手しているところですが、予想に反して手強いです。 ＴＺＲ２５０の後期モデル、８９年から３年しか生産されなかった前方吸気、後方排気という珍しいレイアウトのエンジン。 ９１年からＶ型となるため並列２気筒としては最後のモデルとなります。 しかし、このレイアウトはメリットとデメリットがあって総合的にはどうなのか、いろいろ乗り込んだ人しか分らないと思いますが、私個人的には面白いですね...</summary>
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        <![CDATA[<p>世間は大型連休中ですが、予定の業務が終了していない弊社はエンドレスで進行中です。</p>
<p>１ヶ月近くお預かりしているマシンのチャンバー製作に着手しているところですが、予想に反して手強いです。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0798-2304.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0798-2304.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0798.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0798-thumb-300x225-2304.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>ＴＺＲ２５０の後期モデル、８９年から３年しか生産されなかった前方吸気、後方排気という珍しいレイアウトのエンジン。</p>
<p>９１年からＶ型となるため並列２気筒としては最後のモデルとなります。</p>
<p>しかし、このレイアウトはメリットとデメリットがあって総合的にはどうなのか、いろいろ乗り込んだ人しか分らないと思いますが、私個人的には面白いですね。</p>
<p>何で他の機種ではこういうレイアウトが採用されなかったのか興味深いところがあります。</p>
<p>クランクケース吸入ですから、キャブレターが後ろでも前でも吸気量は同じですが、通常レイアウトではキャブレター周りが熱くなってしまいますが、前方なら冷やされますから、フレッシュなエアーが吸入され充填効率が上げられるでしょう。排気管も後ろ向きの排気ポートからストレートに排気され抵抗も少ないでしょう。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0799-2307.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0799-2307.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0799.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0799-thumb-300x225-2307.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>チャンバーの寸法は依頼者からエクセルで作図したものをメール送信していただき、それに従って製作するだけです。ところが、真っ直ぐなパイプを作るわけではありませんので微妙なカーブを作ることで難航しています。</p>
<p>左右のエキパイを成型して口元フランジを固定してみると、これではパイプの位置が高すぎます。シートの下が近くて配線などが焼けてしまうことになりそうなので、やり直しです。ここまで２日かかっていますが、惜しげもなく廃却です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0800-2310.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0800-2310.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0800.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0800-thumb-300x225-2310.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>即効で少し下向きに変えたカーブのエキパイ２本を作成して続行です。</p>
<p>このようなことを繰り返していますので予定どおり業務が進まないということになります。</p>
<p>納期は約束しても無駄ということです。</p>
<p>初めて作るものはどうしても時間がかかりますが完成したときの喜びも既成品とは違うものがあるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0801-2313.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0801-2313.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0801.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0801-thumb-300x225-2313.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>うーむ、官能的です。</p>
<p>リヤストレートとは名ばかりで、クネクネ曲がってないと、サブフレームやサイドカバーと干渉してしまうので、必然的なカーブを描いています。</p>
<p>これからテールパイプとサイレンサー２本作らなければ完成しません。</p>
<p>あと２０時間くらいでしょうか、もうひと頑張りします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<p><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0802-2316.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0802-2316.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0802.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/05/CIMG0802-thumb-300x225-2316.jpg" width="300" height="225" /></a>サイレンサー２本、リヤカウルに空いた穴から突き出しています。</p>
<p>４ストのセンター出しは、このモデルから発展したと言えます。センターはリヤタイヤが上がってきますので、チャンバーは両側に張り出した形状にしないと当たります。</p>
<p>サイドカバー付けると全部隠れて見えなくなりますのでストリップ状態だとこのようになります。</p>
<p>これでオーナーの設計されたチャンバースペックで製作が完了しました。</p>
<p>ＧＷ＋３日の工程費やしましたので、この後も過密スケジュールで進行していきます。</p>
<p>&nbsp;</p></p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>タンクの話</title>
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    <published>2012-04-28T13:45:43Z</published>
    <updated>2012-04-28T14:50:41Z</updated>

    <summary>埼玉県にロードレーサーのアルミタンクを作るメーカーがありました。タンク作りが専門ではありませんが自動車の主に車体関連の部品を試作、量産できる会社です。 ロードレーサーの、しかも全日本やＷＧＰの契約ライダー専用で、空気抵抗を減らすためニーグリップや肘の収まりがいいように、契約ライダーの体型に合わせて型取りされた形状で作るため少量だけ生産されます。 その製法について聞いたことがありました。タンクのモデルは粘土で成型して、モデルをセメントに埋めてメス型を取ります。そのメス型に離型材を塗ってセメントを盛ってオス型...</summary>
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        <name>Precious Factory</name>
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        <category term="002)お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="003)プロダクツ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="006)プレシャス ブログ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="03)製造技術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="05)リペア・難易度A級の修理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/">
        <![CDATA[<p>埼玉県にロードレーサーのアルミタンクを作るメーカーがありました。タンク作りが専門ではありませんが自動車の主に車体関連の部品を試作、量産できる会社です。</p>
<p>ロードレーサーの、しかも全日本やＷＧＰの契約ライダー専用で、空気抵抗を減らすためニーグリップや肘の収まりがいいように、契約ライダーの体型に合わせて型取りされた形状で作るため少量だけ生産されます。</p>
<p>その製法について聞いたことがありました。タンクのモデルは粘土で成型して、モデルをセメントに埋めてメス型を取ります。そのメス型に離型材を塗ってセメントを盛ってオス型を取ります。そして、このセメントの型を使ってアルミ板を大型のプレス機で絞って、タンクの部品を成型します。上型と下型は別々に成型して溶接すればタンクが完成するということです。</p>
<p>弊社の場合は大型プレス機がありませんので、同じような手法はできません。簡単な形状に板金加工したアルミ板を溶接で繋いで組み立てますので、成型できる形状は制約されますので、得意な仕事ではありません。どうしても形状変更や容量変更が必要だというお客さんには、その必要性の度合いを聞いてからなるべくお断りするようにしています。それはタンクの組み立てに非常に時間が掛かるため、さらに仕事が遅れてしまうことを懸念するからです。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0790-2292.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0790-2292.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0790.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0790-thumb-300x225-2292.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>現行車は全て燃料噴射になっていますのでガソリンを供給するポンプが内臓されています。</p>
<p>キャブレターの場合は燃料コックだけで済んだのですがＦＩ用のタンクはこのような大きなフランジの製作が必要になります。</p>
<p>これはφ１３０の丸棒から削り出しますので大幅なコストアップです。</p>
<p>自動車業界では常識なのかもしれませんがインジェクターで燃料を高圧にして噴射するのは分りますが、燃費がリッター３０ｋｍ以上走るエンジンですから噴射量は極微量だと思うのです。それなのにこのような大きなポンプでガソリンを圧送しなければならない理由が理解できません。供給量はあくまでキャブ車以下のはずです。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0791-2295.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0791-2295.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0791.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0791-thumb-300x225-2295.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>お客さんの依頼内容はタンク容量を１５Ｌ以上にしたいということで、可能な限り大きくしました。</p>
<p>大容量のタンクでガソリンを大量に運ぶより軽いタンクで給油の回数を増やせばよいのでは？という質問が愚問でした。</p>
<p>このクラスに限らず、長距離走るライダーにとっては頻繁に給油することがわずらわしいだけでなく、出先でスタンドまでの距離が分らないときにガソリン残量が多いことが安心に繋がるということを、オートバイでツーリングした経験がある人なら理解できることだと思います。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0795-2298.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0795-2298.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0795.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0795-thumb-300x225-2298.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>セロー２５０ですが、タンクの両側はシュラウドでカバーされていますので、横幅を増やすには限界があります。</p>
<p>従って上方向に容積を稼ぐ形になっています。角ばって見えるのも、３次元における限られたスペースで最も容積が大きいのは球体より立法体であるということで丸みを極力無くしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0794-2301.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0794-2301.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0794.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0794-thumb-300x225-2301.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>非常にハンドル切れ角が深いため、ハンドル操作に影響が出ない最大限度の形状がこういうことになります。</p>
<p>ガソリン満タンで１７Ｌを達成しましたので、仮にリッター３０ｋｍ走るとすると航続距離５１０ｋｍになります。</p>
<p>２５０クラスのオートバイとしては最大級の数字ではないかと思います。</p>
<p>製作時間は４０時間といったところです。金額は時給ウン千円で計算してください。</p>]]>
        
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    <title>空冷ＤＴ１２５チャンバー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/2012/04/post-191.html" />
    <id>tag:www.precious-factory.com,2012:/preciousfactory2010//1.247</id>

    <published>2012-04-23T13:40:13Z</published>
    <updated>2012-04-24T03:20:39Z</updated>

    <summary>ワンオフ製作のチャンバーを希望されるお客さんは次のことに、ご注意ください。 製作したいチャンバーの寸法図、または見本が無い場合はお引き受けできません。チャンバーの諸元はエンジンの仕様と密接な関係がありますので、車種毎に専用設計になっています。寸法図が提示されない場合は新規に設計しなければなりませんが、経験の無い車種のチャンバーをゼロから製作するとなると相当な試作とテストを繰り返さなければ、満足な物は作れないでしょう。そういう決まっていない試作などの期間や費用はお約束できるものではないということが理由です。...</summary>
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        <name>Precious Factory</name>
        <uri>http://www.precious-factory.com</uri>
    </author>
    
        <category term="002)お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="003)プロダクツ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="006)プレシャス ブログ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[<p>ワンオフ製作のチャンバーを希望されるお客さんは次のことに、ご注意ください。</p>
<p>製作したいチャンバーの寸法図、または見本が無い場合はお引き受けできません。チャンバーの諸元はエンジンの仕様と密接な関係がありますので、車種毎に専用設計になっています。寸法図が提示されない場合は新規に設計しなければなりませんが、経験の無い車種のチャンバーをゼロから製作するとなると相当な試作とテストを繰り返さなければ、満足な物は作れないでしょう。そういう決まっていない試作などの期間や費用はお約束できるものではないということが理由です。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0787-2280.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0787-2280.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0787.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0787-thumb-300x225-2280.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>今回のＤＴ１２５は全く経験ありませんでしたが、製作できる可能性があったことと、こういう依頼に対応できないと、弊社の存在意義も無いと考えましたので、お引き受けすることにしました。</p>
<p>ワンオフなど安易に引き受けるものではないことを思い知らされる例でした。</p>
<p>ＤＴ１２５といえば水冷エンジンのチャンバーしか経験が無かったのですが、このマシンは空冷エンジンでした。初期型は７８年ですがこれは後期型の８０年モデルのようです。</p>
<p>依頼内容はＲＺ１２５チャンバーのスペックで作りたいということだったのですが、ボア、ストロークが５６×５０で同じなので使えると思ったのですが駄目でした。ノーマルチャンバーの寸法とＲＺ用が違い過ぎて、おそらくパワーダウンするだろうと予測したからです。</p>
<p>では空冷エンジンのレーサー用ということで７７ＣＲ１２５が５６×５０で同じボア、ストロークなので使えるのではないかと試作に取りかかったのでした。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0784-2283.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0784-2283.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0784.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0784-thumb-300x225-2283.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>これが７７ＣＲ１２５スペックですが、試乗してみて落胆しました。</p>
<p>全体的にトルク不足で高速も伸びない、ノーマルより全然走らない失敗作でした。</p>
<p>カタログ値だけの性能比較ですがＤＴは１３ＰＳ／７５００ｒｐｍに対して７７ＣＲは２２ＰＳ／１００００ｒｐｍということで、同じボア、ストロークでも性能が格段に違うということ。ポート形状やピストン形状など他の要素が大きく違っているためにチャンバー形状も違ってくるということを物語っています。</p>
<p>当時のＤＴと同じ鋳造型で製造されている８０年式ＹＺ１２５も同じボア、ストロークですが、２６．５ＰＳ／１１０００ｒｐｍという高回転高出力型の特性を持ちます。一般市販車のＤＴの性能が違うのは公道での乗りやすさや安全性を重視した結果と考えられますので、やはりノーマルチャンバーをベースに作らなければならないということです。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0785-2286.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0785-2286.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0785.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0785-thumb-300x225-2286.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>ノーマルチャンバーは膨張部が２重構造になっていますので、外形寸法からは内部の寸法が測れません。</p>
<p>ストレート部とコンバージェント（収束）コーンは１２５クラスの過去データーから妥当な寸法を導き出し、推測して決めました。</p>
<p>ようやくワンオフ製作に掛かることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0786-2289.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0786-2289.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0786.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0786-thumb-300x225-2289.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>テールパイプがモノクロスサスのショックとクリーナーボックスの狭い隙間をクネクネと曲がって通してあります。こういう部分は実車がないと製作不可能です。</p>
<p>サイレンサーも頼まれましたのでレトロな雰囲気のオールアルミで仕上げました。</p>
<p>試乗してみましたら、ノーマル同様の特性で５０００ｒｐｍから８０００ｒｐｍまでパワーバンドが広がる乗りやすいものにできました。</p>
<p>８０００ｒｐｍからレッドゾーンなので、レーサーのように高回転で回す必要がないエンジンです。</p>
<p>３２年前のオートバイなので部品も廃番になっています。壊さないように走り続けていただきたいと思います。</p>]]>
        
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    <title>Ｉｍｐｒｏｖｉｓａｔｉｏｎ</title>
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    <published>2012-04-17T22:56:24Z</published>
    <updated>2012-04-17T23:55:16Z</updated>

    <summary>この１年くらい、慢性的に休めない日々が続いています。新しいものを作ることは、予定を立てて仕事を進めていくのですが全くそのとおりにならず、遅れた時間を少しでも挽回するために休日は無くなるということの繰り返しです。たまにレース場にいると、知り合いから「暇になったのか」と言われてしまう始末で「お前は仕事だけしとれ」と言わんばかりです。 大会社にお勤めの人には分らない悩み事ですが、生産能力の無い自分がやっていることなので、仕方が無いと思っております。ちょっと疲れたときにはピアノの演奏でも聴いてみますか？ ＥＬ＆Ｐ...</summary>
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        <![CDATA[<p>この１年くらい、慢性的に休めない日々が続いています。新しいものを作ることは、予定を立てて仕事を進めていくのですが全くそのとおりにならず、遅れた時間を少しでも挽回するために休日は無くなるということの繰り返しです。たまにレース場にいると、知り合いから「暇になったのか」と言われてしまう始末で「お前は仕事だけしとれ」と言わんばかりです。</p>
<p>大会社にお勤めの人には分らない悩み事ですが、生産能力の無い自分がやっていることなので、仕方が無いと思っております。ちょっと疲れたときにはピアノの演奏でも聴いてみますか？</p>
<p>ＥＬ＆Ｐのカリフォルニアライブ１９７４のときのピアノソロですが、今聴いても圧巻です。</p>
<p>Ｋeith Ｅmersonはいつでもカッコいい！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</iframe></p>
<p>　　　　　　　　　&gt;<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/rjyrVL8bKOI" frameborder="0" width="420" allowfullscreen></iframe></p>]]>
        
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    <title>油面調整</title>
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    <published>2012-04-15T11:41:15Z</published>
    <updated>2012-04-23T23:55:46Z</updated>

    <summary>新車は原付２輪までＦＩになっていますので旧車に限っての話ですが、キャブレターも長時間使用したものは消耗してきます。スロットルボディーが磨耗したり、真鍮のジェット類も穴が拡大したりすることで本来の性能を発揮できなくなります。そういう場合はキャブレターセッティングしても不調になります。 以外と見落としがちなのはフロート室の油面ですが、これが狂っていると同じセッティングオーダーにしても性能が違ってくることになります。そこで正しい油面になっているか確認する作業が必要になります。 通常、油面測定といえば、キャブレタ...</summary>
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        <category term="05)リペア・難易度A級の修理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>新車は原付２輪までＦＩになっていますので旧車に限っての話ですが、キャブレターも長時間使用したものは消耗してきます。スロットルボディーが磨耗したり、真鍮のジェット類も穴が拡大したりすることで本来の性能を発揮できなくなります。そういう場合はキャブレターセッティングしても不調になります。</p>
<p>以外と見落としがちなのはフロート室の油面ですが、これが狂っていると同じセッティングオーダーにしても性能が違ってくることになります。そこで正しい油面になっているか確認する作業が必要になります。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0779-2268.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0779-2268.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0779.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0779-thumb-300x225-2268.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>通常、油面測定といえば、キャブレターを横にしてフロートバルブが閉じた位置で、フロートチャンバーの合わせ面とフロート高さの距離のことを示しますが、本来の油面の意味と違います。</p>
<p>フロートバルブの接点を曲げて油面調整するときの確認のための数値です。</p>
<p>では油面が適正かどうかを、判定する方法は次のとうりにします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0780-2271.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0780-2271.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0780.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0780-thumb-300x225-2271.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>ドレンプラグが装備されたキャブレターならドレンホースを使用すればよいだけですが、古いタイプのキャブレターはドレンプラグが無いものもありますので、その場合は左のようなドレン穴付きのキャップを作製します。</p>
<p>ノーマルは加工しないでアダプターとして使用します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0781-2274.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0781-2274.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0781.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0781-thumb-300x225-2274.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>ドレンキャップにビニールホースを取り付けて車体に取りつけします。</p>
<p>車体は垂直に立てないと油面が傾いて数値が変わってしまいます。</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0783-2277.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0783-2277.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0783.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0783-thumb-300x225-2277.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>ガソリンコックを開けて、フロート室にガソリンが下りてくるとビニールホースに油面が見えてきます。</p>
<p>キャブレターの設計値は油面がフロートの合わせ面の高さになるように設定されています。</p>
<p>キャブレターが前後に傾いている場合は中心付近の高さで判定します。これは中心の高さに合っていますので適正と判断できます。</p>
<p>４輪用のソレックスキャブなどは、フロートの台座をスクリューで高さ調整する機能がついていますが、２輪用は分解してフロートバルブの接点を曲げて調節するため計測の仕方によって判定しずらいので、この方法を採っています。</p>
<p>油面が低いとガソリンの吸出しが減り、高いと増えるという現象がおきますので、キャブセッティングは油面が適正であることが前提の作業になります。</p>
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    <title>ＣＲＦアルミ・ステンレスマフラー</title>
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    <published>2012-04-12T12:34:51Z</published>
    <updated>2012-04-12T13:08:55Z</updated>

    <summary><![CDATA[ＣＲＦ２５０サイレンサーのアルミ・チタンマフラーはＭＦＪ国際Ｂ級以上のクラスに適合ですが、国内Ａ級以下は純正でチタンを使用している機種以外はチタン材料の使用が禁止という規則があります。 そこで国内規則に準じたマフラー製作の依頼がありましたので作りました。 エンドキャップとジョイントパイプがステンレスになっています。 筒はアルミを手巻きで製作しています。 バフ掛けして艶をだしています。 細かいキズを取って表面を滑らかにしておくことで泥が付着しても簡単に落とせます。 &nbsp; &nbsp; &nbsp; ...]]></summary>
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        <![CDATA[<p>ＣＲＦ２５０サイレンサーのアルミ・チタンマフラーはＭＦＪ国際Ｂ級以上のクラスに適合ですが、国内Ａ級以下は純正でチタンを使用している機種以外はチタン材料の使用が禁止という規則があります。</p>
<p>そこで国内規則に準じたマフラー製作の依頼がありましたので作りました。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0775-2262.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0775-2262.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0775.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0775-thumb-300x225-2262.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>エンドキャップとジョイントパイプがステンレスになっています。</p>
<p>筒はアルミを手巻きで製作しています。</p>
<p>バフ掛けして艶をだしています。</p>
<p>細かいキズを取って表面を滑らかにしておくことで泥が付着しても簡単に落とせます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0776-2265.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0776-2265.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0776.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0776-thumb-300x225-2265.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>組み立てた状態です。</p>
<p>ノーマルマフラーが大きく、重量が３ｋｇありますので、軽量化目的でアルミ・チタンマフラーを作りましたが、ステンレスに置き換わった部分で重量増が懸念されました。</p>
<p>結果はアルミ・チタンの２ｋｇに対して２．６ｋｇになりましたが、ノーマルより４００ｇの軽量化です。</p>
<p>前回２０１１モデルでパワーチェックして、中速トルクの厚い仕様と中身は同じにしてありますので、国内Ａクラスでも効果が発揮できるものと考えられます。</p>
<p>ステンレスパイプが固く、手曲げ加工が無理でしたので、機械曲げを外注した分、製作コストがアップしていますが、チタン仕様と同じ価格４８０００円をキープしたいと思います。</p>]]>
        
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    <title>ヤマハ</title>
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    <published>2012-04-09T12:52:46Z</published>
    <updated>2012-04-09T13:31:41Z</updated>

    <summary>８０年代、ＨＹ戦争と言われた２輪車販売競争がありましたが、正直なところ技術力、資金力はＨ社優勢と思いますが、デザインにおいてはＹ社が上だと感じておりました。２輪車を、ただの輸送機器として考えれば論理的な思考能力と開発機器と労働者数で決まってくるものですが、デザイン（意匠）の分野は美的センスの問題ですので、その辺がＹ社の方が優れていたのではないでしょうか。 戦争の行方はＨ社に軍配が上がったようですが、今となってはどうでもいいことです。（会社辞めましたので）個人的にはヤマハのＴＸシリーズが好みです。英国調から...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/">
        <![CDATA[<p>８０年代、ＨＹ戦争と言われた２輪車販売競争がありましたが、正直なところ技術力、資金力はＨ社優勢と思いますが、デザインにおいてはＹ社が上だと感じておりました。２輪車を、ただの輸送機器として考えれば論理的な思考能力と開発機器と労働者数で決まってくるものですが、デザイン（意匠）の分野は美的センスの問題ですので、その辺がＹ社の方が優れていたのではないでしょうか。</p>
<p>戦争の行方はＨ社に軍配が上がったようですが、今となってはどうでもいいことです。（会社辞めましたので）個人的にはヤマハのＴＸシリーズが好みです。英国調から脱した、純国産バチカルツインの美しい形状と、しびれるようなサウンドがたまりません。近年はオートバイの騒音は有害とされていますが、私にとっては良い音楽と同様で、大音量で聞いていても心地がよいものです。音の聞こえないオートバイなど音の聞こえない音楽という意味ですから、私の中には存在しません。</p>
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<p><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0774-2259.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0774-2259.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0774.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0774-thumb-300x225-2259.jpg" width="300" height="225" /></a></p>
<p>さて、工場の中は１人で動くには調度よい広さですが３台もオートバイがあっては身動きが取れません。</p>
<p>仕事中は外の駐車場へ移動してもらいます。</p>
<p>気が付くとヤマハ車ばかりですが、お客さんの依頼ですので選んでいるわけではありません。大勢のお客さんがヤマハを愛用しておられる証拠です。</p>
<p>そしてノーマルに一工夫加えて、自分だけのオリジナルマシンに仕上げたい欲求も感じられます。</p>
<p>奥は後方排気のＴＺＲ２５０のリヤストレートチャンバーを新作です。右はＤＴ１２５ですが空冷は初めて手がけますので勿論、新作チャンバーです。このモデル、私が通った高専の通学車は１２５ｃｃまで許可されていたので、ＤＴ１２５とＸＬ１２５が人気を二分していたときのものです。実に３２年前の車両です。</p>
<p>そして新型のセロー、ＦＩ仕様になっていますのでビッグタンクを作るためにフューエルポンプの採り付けが未経験の部分です。</p>
<p>今月は残り３週しかありませんので、掛かり切りになるでしょう。今月ご依頼の作業は５月に持ち越しということになりそうです。</p>
<p></p>
<p></p>]]>
        
    </content>
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    <title>ライディング・ハイ</title>
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    <published>2012-04-03T12:06:20Z</published>
    <updated>2012-04-03T14:14:09Z</updated>

    <summary>８２年に劇場で観て以来、実に３０年ぶりに観ました。 日本で最も２輪車が売れた年が８２年です。空前の２輪ブームと、それを許さない反対勢力。私たちのような強烈な個性を持った人間が多かった時代。彼らが段々、歳をとって勢いが無くなっていくのと同時に反対勢力の力が勝ってきて、現在のような衰退ぶりを見せてきました。今はただ、あの頃を思い出して懐かしむばかりです。 モテギでロードレースしているナオキさんからいただいたＳＤカードで映画を観ています。 北野晶夫の代役だった新人ライダー、平忠彦さんは当時、埼玉伊奈レーシング所...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/">
        <![CDATA[<p>８２年に劇場で観て以来、実に３０年ぶりに観ました。</p>
<p>日本で最も２輪車が売れた年が８２年です。空前の２輪ブームと、それを許さない反対勢力。私たちのような強烈な個性を持った人間が多かった時代。彼らが段々、歳をとって勢いが無くなっていくのと同時に反対勢力の力が勝ってきて、現在のような衰退ぶりを見せてきました。今はただ、あの頃を思い出して懐かしむばかりです。</p>
<p>モテギでロードレースしているナオキさんからいただいたＳＤカードで映画を観ています。<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/HmW71mKfg30" frameborder="0" width="560" allowfullscreen></iframe></p>
<p>北野晶夫の代役だった新人ライダー、平忠彦さんは当時、埼玉伊奈レーシング所属でした。伊奈レーシングの代表、赤石さんがマン島ＴＴレースに出場したとき、日本人ライダーとして選手紹介されたとき、今までやってきたことを初めて認められたことを実感したという話をナオキさんから聞きました。</p>
<p>男の美学だと思いました。&nbsp;</p>
<p>主題歌、ローズマリー・バトラーの「ライディング・ハイ」を聴くとやる気満々になります。</p>
<p>同時に１９歳のころの自分の記憶が蘇って、命掛けの練習を思い出します。僕らの練習場は愛媛県西条市の鴨川上流にある黒瀬ダム周回コースでした。</p>
<p>会社員時代の後輩に香港系イギリス人のＳ・レナードという男がいて、「汚れた英雄」のエキストラでレースシーンにＴＺ２５０乗って出演していたと言ってました。</p>
<p>彼は横浜が実家で、走り屋が多いことで有名なケンタウロスの人たちと、第三京浜で最高速だしては覆面パトカーを振り切っていたそうで、料金所を通過するときは、お金を用意しておいて投げ込んでいたので料金所突破はしていないという、彼らの言い分でした。神奈川県警のパトカーはＳ君のことを名前で呼んで停車を求めていたそうです。</p>
<p>
<p><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/表紙-2256.html','popup','width=847,height=1198,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/表紙-2256.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="表紙.jpg" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/表紙-thumb-300x424-2256.jpg" width="300" height="424" /></a></p>
<p></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>これも学生の頃、週刊プレイボーイで連載していた漫画ですが、登場人物の半分くらい実在するとレナード君が言っていました。</p>
<p>横浜から東名、名神を走って神戸でコーヒー飲んでその日のうちに帰ってくるという爆走ツーリングのグループでしたが、それも実話です。</p>
<p>ＭＣＦＡＪのモトクロスチームもあったことは「サイクルサウンズ」で読んで知っていました。</p>
<p>まあ、ちょっとした青春の一ページです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p></iframe></p>]]>
        
    </content>
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    <title>関東選手権ＭＸ</title>
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    <published>2012-04-02T01:01:39Z</published>
    <updated>2012-04-02T02:17:46Z</updated>

    <summary><![CDATA[関東選は既に開幕していますが、全日本１週間前ですから、いよいよシーズン突入という感じです。 前日は大雨でしたが、朝から天気が良く昼頃はドライでした。 国際Ａ級クラス、２５０と４５０混走です。 来週は九州で全日本なのでマシンの準備だとか時間的に余裕のある人しか出られませんので少し少なめな台数ですが、３０分＋２周キッチリ走りますので、調子の良し悪しはハッキリでます。 ここで自信が付く人と不安を抱える人と両方ある気がします。 &nbsp; 走行ラインは固まっていますが、湿り気があって非常に滑りそうです。こういう...]]></summary>
    <author>
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        <category term="006)プレシャス ブログ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>関東選は既に開幕していますが、全日本１週間前ですから、いよいよシーズン突入という感じです。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0765-2241.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0765-2241.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0765.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0765-thumb-300x225-2241.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>前日は大雨でしたが、朝から天気が良く昼頃はドライでした。</p>
<p>国際Ａ級クラス、２５０と４５０混走です。</p>
<p>来週は九州で全日本なのでマシンの準備だとか時間的に余裕のある人しか出られませんので少し少なめな台数ですが、３０分＋２周キッチリ走りますので、調子の良し悪しはハッキリでます。</p>
<p>ここで自信が付く人と不安を抱える人と両方ある気がします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0768-2244.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0768-2244.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0768.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0768-thumb-300x225-2244.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>走行ラインは固まっていますが、湿り気があって非常に滑りそうです。こういう場所は無理せずスムーズに走るのが結果がいいでしょう。</p>
<p>トップ快走中の増田一将選手。</p>
<p>ＩＡ１は彼１人でしたが、圧倒的なスピードと安定感ある走りです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0769-2247.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0769-2247.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0769.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0769-thumb-300x225-2247.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>土手を登っているのではありません。</p>
<p>空中でのシーンです。</p>
<p>４５０を軽そうに扱っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0770-2250.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0770-2250.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0770.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0770-thumb-300x225-2250.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>今年からセミワークスの増田選手のマシン。細部がどのようになっているか、興味が引かれます。</p>
<p>レース場へ行くと、トップライダーが乗る実車が見れるのも楽しみの一つです。</p>
<p>これはオンロードもオフロードも共通の動作をしてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0764-2253.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0764-2253.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0764.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/04/CIMG0764-thumb-300x225-2253.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>工場では中々乗ってもらえないマシンが居座っておりますが、業務と体の調子を整えながら、そろそろ始動しなくてはならないと思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
    </content>
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    <title>無限</title>
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    <published>2012-03-29T15:09:16Z</published>
    <updated>2012-03-29T15:43:07Z</updated>

    <summary><![CDATA[ 無限キットパーツ ビッグバルブにハイカムが組み込まれているらしい。 ピストンはバルブリセスが深くバルブコンタクトを避けているらしい。 カネがあれば私もほしい。 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 無限マフラー 去年の全日本最終戦で小方誠選手が優勝したときに使ったものらしい。 少量生産のため限られたライダーしか使えません。 私も８３年型ＣＲ１２５で無限キット付けさせてもらってました。 ノーマルが鋳鉄スリーブの時代にメッキシリンダーですから、ホールショットが約束されたキットパーツでした。...]]></summary>
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        <category term="006)プレシャス ブログ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0760-2235.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0760-2235.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0760.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0760-thumb-300x225-2235.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>無限キットパーツ</p>
<p>ビッグバルブにハイカムが組み込まれているらしい。</p>
<p>ピストンはバルブリセスが深くバルブコンタクトを避けているらしい。</p>
<p>カネがあれば私もほしい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0763-2238.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0763-2238.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0763.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0763-thumb-300x225-2238.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>無限マフラー</p>
<p>去年の全日本最終戦で小方誠選手が優勝したときに使ったものらしい。</p>
<p>少量生産のため限られたライダーしか使えません。</p>
<p>私も８３年型ＣＲ１２５で無限キット付けさせてもらってました。</p>
<p>ノーマルが鋳鉄スリーブの時代にメッキシリンダーですから、ホールショットが約束されたキットパーツでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ホンダ創業者の息子さんの会社で全日本ＭＸで始めてロングストロークのサスペンションを作って鈴木秀明選手が乗ったり、アメリカでＪ・オマラを発掘し、ＵＳＧＰでヨーロピアンをぶっちぎって優勝してみせたり、町工場ながらワークス以上の戦いを見せてくれたサムライメーカーの無限が好きでした。</p>
<p>９１年の無限カシオを最後に全日本ＭＸから撤退されました。４輪のレース用パーツは盛んに開発されていましたが、近年の４ストＭＸレーサーの高性能化を見て、活動を再開されているようです。以前のようにワークス活動していただければ、レースも盛り上がると思いますが、撤退した理由が経済的メリットを生み出せなかったことであるならば、今後も厳しいかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>点検整備　２</title>
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    <published>2012-03-28T22:57:07Z</published>
    <updated>2012-03-29T00:57:08Z</updated>

    <summary> エンジンパーツの先鋒は、やはりピストンです。燃焼圧力を直接受ける部品ですから。 ピストンヘッドの堆積物は除去します。 エンジンは内燃機関ですから熱効率を追求しなければなりません。熱サイクルを考えると廃熱された状態と燃焼状態の温度差（圧力差）が大きいほど熱効率が良いということになります。 アルミピストンを使う理由は熱伝導が良いからで、ピストンの堆積物は熱伝導を阻害する物ですから、それを除去することが整備の基本となります。 ピストンサイドにスカートは存在しません。あのφ３０クランクピンによる、コンロッドの横...</summary>
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        <category term="03)製造技術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0757-2226.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0757-2226.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0757.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0757-thumb-300x225-2226.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>エンジンパーツの先鋒は、やはりピストンです。燃焼圧力を直接受ける部品ですから。</p>
<p>ピストンヘッドの堆積物は除去します。</p>
<p>エンジンは内燃機関ですから熱効率を追求しなければなりません。熱サイクルを考えると廃熱された状態と燃焼状態の温度差（圧力差）が大きいほど熱効率が良いということになります。</p>
<p>アルミピストンを使う理由は熱伝導が良いからで、ピストンの堆積物は熱伝導を阻害する物ですから、それを除去することが整備の基本となります。</p>
<p>
<p><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0758.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0758-thumb-300x225-2229.jpg" width="300" height="225" />ピストンサイドにスカートは存在しません。あのφ３０クランクピンによる、コンロッドの横剛性のため、ピストンの横方向への首振りが無いのです。</p>
<p>前後に最小限度のスカートがありますが、アルミメッキシリンダーと鍛造ピストンのため熱膨張率が極めて近く、ピストンクリアランスを詰められる理由であります。</p>
<p>２ストレーサー時代は鋳造ピストンが主流でした。材質はＡＣ８Ａでダイキャスト製法なので薄肉で強度も充分だったのですが、シリンダーが磨耗してピストンクリアランスが大きくなったときだけ、スカートが割れたりしました。</p>
<p>ＣＲＦで４スト化と同時に鍛造ピストンを採用しているわけですが、アルミである宿命で耐熱性という観点で高温時の強度が低下することが懸念されました。特にピストン頭頂部がヒートスポットになり割れたり、解けてしまったりするトラブルも稀に起こります。アルミ素材メーカーでは鍛造ピストン用材料の開発を行いました。アルミの耐磨耗性を向上するためＳｉＣ（炭化シリコン）を添加し、耐熱性向上元素のＦｅ、Ｎｉの配合比率を変えた溶湯から鋳込んだテストピースを作り、エンジンの通常運転状態をシュミレートした温度で引張り耐久試験を実施してＡＣ８Ａを上回る材料特性の成分を発見したそうです。</p>
<p>そうやって開発されたＡ４０３２という材料を押し出した丸棒を素材とした鍛造をピストンの製法に取り入れたことで、このような高強度で軽量なピストンに仕上がったわけです。点検は外径寸法に問題なくてもピストンピンの差込みがスムーズにならなければ、交換することにしています。クリップ溝にバリが出ることもありますが、これはペーパー修正で直りますが、ピンボスが僅かですが歪んで、ピンの通りが悪いこともありますので、その時点でダメージをうけているということになります。</p>
<p></p>
<p>
<p>
<p><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0759-2232.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0759-2232.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0759.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0759-thumb-300x225-2232.jpg" width="300" height="225" /></a></p>
<p>過酷な使用条件としてはミッションが最高だと考えられます。それは歯車の山一つにエンジンパワーと路面からのトラクションを受けて回転しているからです。</p>
<p>ミッションは衝撃破壊試験を実施して強度確認されています。ダミーのエンジンにミッションを組み付けて、ドリブンスプロケットにチェーンを固定して、試験機でチェーンに急激な張力を掛けて破壊させます。用件をクリアしなかった部分の材質や熱処理、肉厚形状などを検討してきたと思います。ＣＲＦの５速ミッションはＣＲ時代から１０年以上の実績がある部品ですから、信頼性が高いですが</p>
<p>長時間乗り込むとギヤが割れたり、シャフトが折れたりしますので、中古車は特に点検が重要でしょう。</p>
<p>ギヤの磨耗、欠け、ドックの磨耗、肉薄部分の亀裂などがないか入念にチェックしますので、シャフトからギヤを外しています。６速時代は、ギヤの厚みが薄かったので現行の機種よりミッションは壊れたと思います。ミッションの耐久性は乗り方で大幅に変わってくると思います。例えば、クラッチを使わないでチェンジするとトルクが掛かったままギヤが切り替わりますのでダメージを受けやすいです。負荷の大きい路面もエンジンパワーだけでなくマシンの重量と路面のトラクションの影響で、特にジャンプの着地やスタックからの抜け出しのときに衝撃が掛かると思われます。速く走るためにダメージを受けるのは仕方のないことですが、不必要に荒い乗り方をしないことを心がけることが長持ちさせる秘訣でしょう。</p>
<p>長々と書きましたが、現代のオートバイ部品の高性能化は加工機の性能向上だけで実現しなかったであろうということ、素材メーカーが自動車開発者の要求に答えられるように材料の添加元素や熱処理条件などを地道に研究している成果であると思います。</p>
<p>鉄鋼や非鉄金属材料の元は鉄やアルミといった基本材料の中に開発された添加元素を粉末にして溶湯に混ぜています。充分に撹拌したところで、蛍光Ｘ線などの分析器を使用して成分分析をしながら調合していきます。こうやって分析された溶湯が材料ロットとして記録され、押し出しされた棒や圧延の板になって、加工メーカーに納入されるという流れを採っています。</p>
<p>日本のメーカーは材料の研究開発にも重きを置いていますので、外国やアフターパーツのメーカーと比較にならない信頼性を誇っていると思います。これらの高品質な部品でできたマシンを安価に購入できて乗ることができる喜びを味わおうではありませんか。</p>
<p></p>
<p></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<p>&nbsp;</p>
<p></p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>点検整備　ＣＲＦ２５０</title>
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    <published>2012-03-26T13:40:44Z</published>
    <updated>2012-03-27T23:21:17Z</updated>

    <summary><![CDATA[脚の怪我で暫らくの間、ＭＸはできません。特に問題はありませんが、中古マシンのため、エンジン周りを分解点検しておこうと思います。  全バラにして、部品一つずつ点検します。 前オーナーが自動車整備士ということもあり、整備状態は良好のようです。 シリンダーヘッドとバルブ周りのカーボン除去、バルブシート擦り合わせ程度で大丈夫だと思います。 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; ＯＨ！ヒンソンのクラッチアウターに交換されています。こういう中古マシンは歓迎です。 ノーマルのクラッチアウターはダイキャ...]]></summary>
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        <![CDATA[<p>脚の怪我で暫らくの間、ＭＸはできません。特に問題はありませんが、中古マシンのため、エンジン周りを分解点検しておこうと思います。 
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0750-2205.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0750-2205.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0750.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0750-thumb-300x225-2205.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>全バラにして、部品一つずつ点検します。</p>
<p>前オーナーが自動車整備士ということもあり、整備状態は良好のようです。</p>
<p>シリンダーヘッドとバルブ周りのカーボン除去、バルブシート擦り合わせ程度で大丈夫だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0748-2208.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0748-2208.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0748.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0748-thumb-300x225-2208.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>ＯＨ！ヒンソンのクラッチアウターに交換されています。こういう中古マシンは歓迎です。</p>
<p>ノーマルのクラッチアウターはダイキャストなのでクラッチプレートで叩かれて摺面に段付き磨耗が起こりますが、ヒンソンは硬い材質で削り出しなので耐久性がＵＰします。</p>
<p>よって部品交換頻度が少なくて済みます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0749-2211.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0749-2211.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0749.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0749-thumb-300x225-2211.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>クランクシャフトの振れもはかってみます。</p>
<p>規定値はＬ（テーパー側）０．０５以内</p>
<p>Ｒ０．０３以内ですが</p>
<p>これはＬが０．０３、シャフト部分で０．０１以下、Ｒが０．０１以下ということで全く問題ありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0751-2214.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0751-2214.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0751.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0751-thumb-300x225-2214.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このクランクシャフトを見て、すごいなと思いました。コンロッドスモールエンドの首下とクランクウエブの隙間がこれですよ。</p>
<p>クランクウエブの角に逃がし加工が施されていますが、鍛造の金型に成型された形です。外周や側面の殆どが未加工の鍛造肌のままです。クランクピンの圧入基準と肉抜き穴だけ加工されているにすぎません。</p>
<p>これは精密熱間鍛造という製法で、厚み公差±０．１５という精度が保証されています。茶色は銅鍍金で細かい傷を埋めて表面を滑らかにして、オイルの撹拌抵抗を軽減するものです。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0753-2217.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0753-2217.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0753.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0753-thumb-300x225-2217.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>クランクピン径はなんとφ３０です。コンロッドビッグエンドのクリアランスを一定とするとピン径が大きいほどコンロッドの横剛性が上がり、軸受けの摺動面が広がり、耐焼き付き性が向上します。</p>
<p>ピンとシャフトがオーバーラップしていますので圧入は内側からしか行えません。</p>
<p>ウエブ外周の加工面は大荷重で圧入するための基準面となります。外径がスモールエンドのギリギリまで拡大されている理由は、ビッグサイズのピン圧入によって外周が歪まないための肉厚を確保するためです。</p>
<p>Ｌ側シャフトセンターからオイルが圧送されクランクピン横穴からビッグエンドを潤滑してピンの反対側ドレンから排出されるようにオイルラインが加工されています。</p>
<p>このように部品を観察していると、設計者の思惑が推察されて非常に興味深いものです。同時に、このような精密な機械加工品を安価に手に入れることができる喜びも感じずにはいられません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<p><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0755-2220.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0755-2220.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0755.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0755-thumb-300x225-2220.jpg" width="300" height="225" /></a>燃焼室と吸排気バルブの堆積物を除去して、バルブシートとバルブフェースの当たり具合を、光明丹を塗布して確認しています。</p>
<p>バルブの擦り合わせは排気バルブのみ行いました。ＣＲＦ２５０の吸気バルブはチタン合金（推定材料Ｔｉ６ＡＬ４Ｖ）を使っていますが、酸化処理という、チタン中に高濃度に酸素を固溶させて硬度を高める熱処理が施されています。</p>
<p>６４チタンは調質した鋼に匹敵する強度を持っていますが、耐磨耗性については問題があります。そこで、酸化処理による硬化層がバルブとしての性能を実現できるわけですが、５０μｍほどの硬化層深さのため、擦り合わせによって酸化チタンが失われることを問題としていますので、バルブシートの修正はシートカットで、吸気バルブは新品交換が基本となります。今回は当たり面に問題なかったので、このまま組みたてます。</p>
<p>では、排気バルブが耐熱鋼（推定材料ＳＵＨ３５）である理由ですが、チタンの酸化限界温度が７００℃付近で、それを超えると急激に強度が落ちます。排気ガスの温度は８００℃に達しますが、鋼材の酸化限界温度は８５０から１０５０℃なので、高温に曝される排気側は信頼性の高い耐熱鋼を選択したのでしょう。別機種では排気バルブ用チタン合金ＴＩＭＥＴＡＬ@１１００を採用している例もありますが、コストと信頼性で現在の仕様に決まったと考えられます。</p>
<p></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0756-2223.html','popup','width=1600,height=1200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0756-2223.html"><img style="MARGIN: 0px 20px 20px 0px; FLOAT: left" class="mt-image-left" alt="CIMG0756.JPG" src="http://www.precious-factory.com/preciousfactory2010/assets_c/2012/03/CIMG0756-thumb-300x225-2223.jpg" width="300" height="225" /></a></span></p>
<p>カムシャフトも目視点検ですが、亀裂や摺動面の磨耗が無いかチェックします。</p>
<p>従来のカムシャフトはＦＣ（鋳鉄）製が当たり前でしたが、レーサーモデルでは鍛造品を素材としています。目的は軽量化ですが、これも中空シャフトになっており非常に肉厚が薄くできています。そのため材料に強度がないと、変形したり亀裂が入って問題が起こります。炭素鋼かクロームモリブデン鋼で調質（焼きいれ、焼き戻し）により靭性を持たせてあります。</p>
<p>カム摺動面の耐磨耗、耐かじり性を向上させるためＬＣＮ（塩浴軟窒化処理）という熱処理を行い、窒素と炭素を浸透させ硬化層を形成していますので、油膜が適正であれば消耗は殆どありません。</p>
<p>従来のカムギヤはフランジにネジ止めでしたが、これは軽量化のために圧入されているだけです。急加速、急減速を繰り返す運転次第でカムギヤの圧入がスリップしてバルブタイミングがズレてしまうトラブルが懸念されますので、カムシャフトとギヤの境目にマーキングして確認することをお勧めします。</p>
<p>このようにエンジン部品の多くは塑性加工と冶金学を駆使した工業製品の塊なので用途と品質特性を踏まえた見地で確認作業を行っています。</p>]]>
        
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