MACCHINA SETTE

数年前のことです。いつも利用している鋼材屋へ行く途中に昔お世話になったバイク屋があったのですが、ある日閉店されたようで気になっていました。
社長が体調でも崩されて継続できなくなったのだろうか、詳しいことは聞いてないですが
一時代が終わってしまったんだと思っていました。
すると、まもなくして僕にとって衝撃のオートバイが空き店舗のショールームに入っているのを見て興奮しました。
中学時代に初めて買った「月刊オートバイ」の特集でイタリアン・ビッグの記事が掲載されていたんですが、その中の一台モトグッティ850ル・マンが置いてあるではないか!

他にもドゥカティ900SSやBMWR90とか名車ばかり勢ぞろいしています。
なんだこの店は、お金持ちのコレクションか旧車の販売店か、只ならぬ雰囲気を醸し出しているのですが、自分なんか冷やかしでお邪魔しては商売の邪魔になると思い、立ち寄りたい衝動を抑えながら
何度も鋼材屋に通っていたのでした。

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ところが運命は巡ってくるものです。

お店に入る口実ができたので
モトクロスの練習帰りに立ち寄らせていただきました。

850ル・マンは売れてしまったと、お知り合いから聞いていたのですが

これはモトグッティV350イモラです。
十分めずらしい、これの方が僕に合っているかもしれません。
値段もリッターSSの半分以下でしょう。
迷っちゃいますね。


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旧車だから部品に困るとか
整備が分からないとか心配ご無用です。

店長Tさんは、あの村山モータースの整備士だったのですから。

村山モータースの凄さは所蔵しているオートバイをみただけで察しがつくというものです。

バブル景気のころ、
ドゥカティの社長が資金繰りに困って
村山さんにお金借りたそうです。3億円
もちろんお返しいただけなかったそうですが
全く問題にしなかったらしいです。

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このオブジェはなんですか?

これは売り物ではなく
販売店のメカニックのための講習用だったそうです。

完成車は維持費が掛かるからこういう盆栽にして持っておくのもいいですね。
どうせ年寄は乗れなくなりますからね。

916のエンジンカットモデルを誰か買わんか、と言っておられました。
機関が動く状態でヘッドやケースが切り開かれて中が見えるモデルです。スゲー高そう。


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マッキナ・セッテはイタリア語でM7の意味だそうです。
メカニカルとゼッケン7みたいな感じです。

これはヘスケスという英国のオートバイだそうで300台しか生産されなかった貴重品です。

お値段が高くて売りにくいそうですが
新車なのかな、もちろん走っている姿を見た人は少ないでしょう。





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村山モータース出身ですから
DUCATIやBMWが得意そうですが

国産の現行車も拒まない
この日は新型KATANAのCR1コーティングを施工しておられる最中でした。




今度850ル・マンが来たら
僕の初恋を思い出すように連れ出したいと思います。



僕にとっての川越の癒しスポットは、スカラ座と川越城本丸御殿と時の鐘、そしてMacchina・Sette

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