後方排気エキパイ修理

去年10月に作りましたYZ450のエキパイの口元が破損してしまい、対策しました。

CIMG6818.JPG

チタンパイプの口元をフレア加工(ツバ出し)してステンレスカラーとアルミフランジで押さえる方法を採っていましたが

ツバの曲げコーナー部分で割れてしまったようです。
他の前方排気のエキパイでも同じ構造でやってきましたので、まさかの破損です。
原因を推察しましたが
YZ450の後方排気だけ違いがあることに気がつき
それはガスケット無しでフランジを固定してあることです。
他の機種は全て銅リングを挟んでスタッドボルト2本で締め付けているのですが
後方排気は固いところに直接フランジ固定してあることでフレア部分に掛かるエンジン振動や熱膨張などのストレスに対して逃げ場がなかったことが原因であろうと考えました。

CIMG6820.JPG

対策として、板厚1mmのフレア加工をやめて
チタンリングを作って溶接しました。

本来、丸棒から削り出すのが理想ですが
材料を持ってなかったので
φ39.6からφ45.6のリングを1mmチタンで巻いて4枚重ねにしたものを
口元にはめて溶接したものです。


これにアルミフランジの座グリ(深さ5mm)
をはめて締め付ける固定方法です。



CIMG6821.JPG

締め付け面がツラ一にしてありますが
ガスケットを追加して機密確保と
口元に対する振動を軽減させます。

それから熱膨張と収縮を繰り返すアルミフランジ部分のナット緩みを防止するため
M6セルフロックナットに交換していただきます。


幸いシーズンオフ中の不具合で
レース本番に影響出なかったことが救いです。
改めてメーカー純正の設計には根拠があるので、無知な状態で仕様変更する場合には確認作業(耐久テスト等)が必要なのだと思い知らされました。

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