ステダン・マウンティングブラケット

日曜ですが休みなしです。
急遽修理しないとマシンが組みたたないということなんで
今日はコイツをやっつけます。

CIMG5729.JPG
立派なステアリングブラケットですが
ステダンの取り付けボルトの穴から
上下に割れています。

さてどうしたものか
依頼人は「溶接で付けてくれ」とおっしゃるので、「それはダメです」と説明をします。

このブラッケットの材質は成分分析しないと不明ですが通常なら溶接不可の材料です。
溶接で溶かすことはできますが、簡単に割れてしまって実用に耐えないでしょう。

そこで削り出しのブラケットをボルト止めにすることを進言しました。


CIMG5730.JPG

ボルト穴位置を3次元測定してから
ブラケットの加工寸法を決めますが
厄介なことに
ステダンの取り付けボルトはM7です。
一般的に使わないネジなので
タップ加工ができません。

幸いM7ナットを一個だけ在庫していたので
貫通穴にして締め付けする方法にしました。

ステダンのロッドはピロボールになっているので揺動するときにハウジングが当たらないようにブラケット端面に段付き加工をする必要がありました。



CIMG5732.JPG

フロントゼッケンの取り付け形状が複雑なもので、この寸法のブラッケットでないと装着できないことが分かります。

これで強度上問題なく使えるはずです。

こういうところが純正部品なら問題が起こらない完成品品質だと思います。

実はこのステアリングはステムのオフセットが2mm変更できるので、直進安定性を出せることが売りらしいです。

僕にはコストを掛けただけの効果を発揮できないと思うので(猫に小判)使えません。

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