2015年8月アーカイブ

非常に難解な3次元に傾いた形状のジョイントパイプのリプレイスを試みました。

用意したチタンパイプのサイズは、4種類 φ50.8 φ45 φ38.1 φ31.8
長さは少量ですが材料代5万円分が必要です。
φ45の曲げRが小さく、手曲げは不可能と判断し、輪切りにして繋ぐ方法にしました。

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集合マフラーの逆です。
分散マフラーです。

この二又部分に排気ガスが音速で衝突するため、突き合わせ部は尖っていた方が
抵抗が少ないでしょう。

同時に左右にハッキリと排気を分けるためにも尖っていることが必要だと思います。

集合マフラーでは1番3番、2番4番のエキパイを振り分けるために集合部分に板を入れたりしますが、点火時期別に流れる排気ガスを干渉させることが目的で
排気ガスは圧力の波ですが、高圧で流れたあと減圧したところに次ぎの排気が来ると排気ガスの流れが加速される効果を狙ったものです。
これはシングルのエキパイをツインマフラーに振り分けるものですから、このような形状になっています。
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左がノーマル、右がチタンパイプ。
パイプの仕様は同等なので
性能の変化はあまり感じられないと思いますが。
ノーマルより板厚が薄い部分と、チタンの放熱性の影響で排気ガスの温度は冷える方向になるはずです。
結果的に排気温度が下がると低速になるため低回転のレスポンスは良くなるかもしれません。

パイプの組み立ては目見当のフリーハンドでやった割りにはパイプのカーブや向きが高精度にできているではありませんか。
サイレンサーを付けるときに全く力を要せず穴位置がぴたりと合っていました。
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φ50.8のパイプはリヤショックのスプリングに擦ってしまうのを防ぐために
絞りを入れて幅を狭くしてあります。

エキパイの差し込みはガスケットなしで
スペシャルバンドで締める構造です。

重量ですが
ノーマル900gに対し
チタンパイプ390g

およそ半分の軽量化です。



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このように左右のパイプの傾きが違っていて上向き角度も左右別なので、パイプの組み立てが難解であることが想像できるでしょうか。
純正品は一日に何百台も作らなければなりませんから、型物のパーツを組み合わせていますが、これは素管から切り出したハンドメイドなので3日掛りでした。
無限さんみたいに上手にできませんが、
これは自家製なので若干の材料代と自分の時間を費やすことによってできます。

これで450フルエキの製作は完了しましたが、終わりではありません。
次の段階は実走です。
これもプロライダー頼むとギャラが必要になりますので、耐久テスト含めて自分でやります。
(鎖骨の金具が痛うて、もうしばらくできんと思います。)


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普通のMXerはマフラー1本あればよかったのですが、CRFは3点セットが必要になり
当然加工時間も3倍かかってしまいます。

では、これを頼まれると価格はいくらになるか?
悩むところですね、手間が3倍だからマフラー3台分だと高額になってしまいます。
しかし、マフラーのジョイントパイプの部分がシングルマフラーより簡素だと言えなくもない。
そこでYパイプがシングルマフラーのジョイント2台分と考えると、
マフラー2台分が妥当な価格でしょう。
弊社の場合、¥47000×2=¥94000也

純正の3点セットの価格は¥92000 税込みで¥99360とギリギリ10万円を切っています。
他社のシングルマフラーと比較すると大幅なコストアップになりますね。
それから、これは450用なので、250はベース車両ありませんから、今のところ作る予定無しです。








ノーマルジョイントに取り付けるツインマフラーを作りました。
オリジナルコンセプトに基づき、社外メーカー品に似た物がないように留意します。
ノーマルより軽量でパワーが出るようにすることはもちろんですが
整備性、特に分解時にリベットの取り外しが必要の無い、ネジ止め方式にしました。
スチールやステンリベットの取り外しは憂鬱になる作業です。
マニュアルなどにはドリルで削り取るなどと書かれていますが、穴が偏芯したりスリーブが固着していたりで、無傷のまま外すことはほぼ不可能のためです。

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右マフラーは排圧を落とすため
ジョイントの部分でパイプ径を絞った寸法は
ノーマルに準じています。












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左マフラーはノーマルを外したところに同様にジョイントしてあります。

アルミボディーにステンレスエンドを使用し
サイレンサー単体重量は
ノーマル1.4kg
オリジナル1.2kg(左右共)
なので両側で400g軽量にできました。







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異形なヘキサゴンセクション
サイドカバーに丁度収まる形状です。

インナーパイプ、エンドパイプ共、ノーマルより拡大されており、出力向上を目指します。
排気音量は全部完成した後計測します。




次はジョイントパイプの製作になります。

非売品の無限製チタンパイプを見せていただきましたが、ノーマルのような型物は一切使用せず、全てハンドメイドの逸品でした。
うちは、それとは違った方法でハンドメイドすることにします。

新品めっきも研磨が命、クロームめっきが仕上がってきました。

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車体取り付け寸法上、先端付近のボディーとのクリアランスが無いため

メガホンのキャブトン形状にしました。
完全オリジナルです。



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研磨する前に車体に取り付けて排気音を聞いてみましたが
相当の爆音でカミナリ族仕様だったので
消音のためバッフルを取り付けることにしました。

バッフルはマフラーエンドに差し込むパイプの内径と長さを変更して音量を調節します。

本体は隔壁2箇所入っていますが、グラスウール等の消音材は不要なのでメンテナンスフリーです。



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トライアンフのキャブトンタイプがあったのですが、あれは茄子のように中央が膨らんだ形状でしたから、金型を使ってプレス成形する必要があり、ワンオフは無理でしたが
これはロールベンダーでメガホンを巻いて
フタだけプレス成形しましたので
一台分だけ安価に作る手法を選んだということです。



富士総合火力演習の予行を観にいってきました。
木曜だというのに会場の東富士演習場、畑岡地区には1万人以上だろうか超満員の来客です。
演習場周辺の駐車場から大型観光バスでシャトル輸送しているのですが、バスの台数だって
50台くらい走っていたでしょうか。
私は駐車券を持っておらず、駐車場の入場を断られ、やむをえず近くの山林に軽トラを停めて、徒歩でシャトルバスに向かいました。出足からつまずいた格好です。
会場入りしたのが8時なのに、既にスタンド席は空いておらず地べたのシート席に座って待つことになりましたが雨具の用意も忘れ、雨に打たれながら10時の開演を待つことになったのでした。


シート席は立つことを許されず、カメラワークが上手くいかず、見苦しい映像になってしまいました。
詳細は陸上自衛隊のサイトから射撃訓練ダイジェストを参照いただきたいと思います。

おそらく見たことのある車両の中では最も高価で推定10億円のヒトマル式戦車、74式や90式も実演していましたが、砲撃を見るのは初めてなので圧倒されました。
実際の戦闘ではこのような整地された場所であるはずがないのですが、機能的に高性能であることは見ただけでも分かります。
日本の戦車は世界一価格が高いといわれていますが、武器を輸出することが禁じられている国なので自国の必要数しか作らないことが要因だそうです。
しかし、これらの火器を所有し、常に使いこなせるように訓練している必要性も理解できます。
近隣の大国が日本を略奪したり占領したくても出来ないのは、陸海空の自衛隊が存在するおかげです。丸腰では降りかかる火の粉を掃えません。
これがなかったら、こんな国は簡単に手篭めにされるはずです。

予行の来客でこれですから、本番の入場者数はもっと凄かったでしょう。駐車場で見かけた他県ナンバーは青森、山口、香川など、日本全国から移動して来られていることから、関心の高さが伺えますが
これの28倍の人は抽選に当たらずチケットが入手できなかったことを思うと、演習を観ることができたのは奇跡としか言いようがありません。
昨日、富士総合火力演習の予行を観に、東富士演習場へ行ってきました。
日曜日の本番ははがきとネット申し込みの倍率が29倍という狭き門であるチケットが
木曜の予行ではありますがいただきました。
正規に申し込んでも入手不可能な栄誉ですから、仕事の予定を中止しても価値があるでしょう。
朝出発が遅れて5時に出発したのですが、現場到着7時半にも関わらずスタンド席は満員で
地べたのシート席に何とか座れましたが10時の開演まで雨の中濡れながら座って待つという
経験したことのない苦行。
しかし、目の前で戦車が走って大砲をぶっ放すのを見たら、一生に一度は見たほうがよいと感じました。
詳細は陸上自衛隊のHPなどで見れると思いますが、動画編集できたら後日アップいたします。


さて去年から計画していたCRF450マフラー、用事が多くて着手できずに1年が経過してしまいました。
着手しないと永久に始まらないと感じましたので着手します。

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CRFのオーナーでなければ、ツインマフラーがどのような構造なのか、不明だと思います。
このように右マフラー脱着式で、左マフラーはジョイントパイプに溶接された非対称構造です。

オリジナルマフラー作るに当たって段階を踏む必要があります。
それは、ノーマルジョイントを利用してマフラーの位置決めをするため
左マフラーも脱着式に改造します。



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まず左マフラーを分解します。
パンチングは特殊な形状をしています。
ステンメッシュが巻かれていますが
スポット溶接で固定されており抜けない構造なので切り裂いて取る必要がありました。

ウール交換だけなら切り裂く必要はないでしょう。

これからフロントキャップ部分を切断して差し込みジョイントを加工したいと思います。



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このようなパンチングですが
パワー本位の設計ではないでしょう。

騒音の自主規制のためだと思います。
折角高精度に作られたマフラーですが
多くのレーサーたちは、あっさり社外マフラーに取り換えてしまいます。

これはメーカーが考えた十分な出力と静粛性を備えた設計ですから貴重なものです。
無傷で保存しておきたいと思います。

しかし、FIのセッティングが良好なためか
カーボンの付着が全くありません。
街乗りマフラーを時々バラシますが、酷いカーボンの付着ですよ。いかにでたらめな空燃比で乗られているか予想がつきます。

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差し込みカラーの装着ができました。
スペースが無いのでマフラー内部に挿入する構造です。

パンチングがマフラー外形に対してオフセットされているので、パンチングの微妙な傾きを再現するのがコツです。








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左マフラー装着完了です。

ジョイントパイプ径φ38.1

ノーマルジョイントで左右マフラー製作が第2段階

ジョイントパイプのチタン材で製作が第3段階

こういう予定で進行しますので、不定期更新いたします。


2輪という乗り物はA地点からB地点へ早く移動する手段である。
必ずしも早いだけが目的ではない。エンジンやフレーム、サスペンション等のテクノロジーで、もっと速く走ることは可能だけど、そんなことは大して重要なことではない。
2輪は感性の乗り物だから、絶対的な数値の比較では感じられない面白さがあるのだ。

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埼玉近郊にも峠はいくつもありますが
つまらん一般道を長時間移動しなければ辿りつけません。
交通量も多く、快適なドライブとは程遠い。

ところが実家から近くの峠は国道を10分も移動すれば2輪のパラダイスが始まります。
スピードを出すと充分危険なゾーンなので
小排気量のオートバイの方が性能を引き出せて面白いと思います。

その一つが国道11号線の氷見交差点から
石鎚登山口へ登る峠。
当然帰りはダウンヒルになりますので非力なエンジンでも充分なスピードです。

殆ど2車線で舗装の状態がいいワインディングが15キロほど続くルートです。曜日と時間帯を選べば交通量が少なく、カーブの先を見ておけば対向車の有無も全部分かるので、後は腕次第です。

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これは黒瀬峠。西条市の水瓶、加茂川上流の黒瀬ダム沿いを石鎚登山口へ登るルート

道幅は先ほどの氷見ルートより広く、舗装もいい。
ここは多くのライダーが景色とコーナリングを堪能しにやってくる道路です。

峠の全長は15kmくらいなので、余計な時間をかけずに集中力が続く丁度よいコースだといえます。

CJ360でここを走った場合、エンジンは非力で3000rpm以下では加速もしていかないし、高回転のパンチも効いてません。

それなので、快適なドライブを楽しめる回転数は4000rpm付近で、トップギヤだとアクセルレスポンスが悪いので4速キープで登っていくのがいいです。コーナーのRに合わせて3速や2速にシフトダウンしますがトップギヤで5000rpm80kmくらいまでしか加速していきません。
ゆっくり伸びていきますが、すぐコーナーがきてしまうのでこれくらいが限界です。(充分にスピード違反ですが)
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ダム上流の橋を渡って、昔走ったダム1周をしてみようとしたら
裏側の道は狭く、落ち葉が溜まっていて
濡れた上に苔まで生えているという状態です。
ブレーキで簡単にスリップダウンしそうなので慎重にクリアするだけでした。








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高専時代に練習にきた周回コースは無理なことがわかりましたが
当時より古いマシンでこの場所へ戻って来られて感無量です。

こういう時間は2度と来ないと思っていたので念願が適った感じです。








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峠の途中にはこのような渓谷が続いています。
さすが水の都西条です。
透明度が半端じゃないです。

具体的な場所は、人が集まってきたら困るので教えられません。
子供たちは海でもプールでもなく川で泳ぐのが主流なのです。






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せっかくなんで泳いでおきました。
清流なので鮎やオイカワなどと戯れながら

誰もいないので全部一人じめできるのが田舎のいいところです。

家から15分くらいで直ぐ水泳。
峠走って1時間で家に帰れば頭もスッキリして仕事に集中できそう。

愛媛に第2工場作って、夏場だけ移住するのがいいでしょう。



地獄の釜の蓋が開く、といわれるお盆の帰省は生涯初になります。
埼玉ー愛媛ルートは850kmの行程ですから、帰省とUターンラッシュを避けて快適に移動する秘訣は
渋滞ポイントを通過する時間が深夜や早朝にあたるように調整することです。
そのためどちらも走行時間10時間だったので平均時速85kmですから渋滞に巻き込まれる時間が少なかったことが勝因です。
因みに出発は10日夜で翌日昼前に愛媛着、帰りは15日昼出発で、かなり渋滞だったので浜名湖で6時間寝て翌日朝8時に到着。

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親父のクルマは処分したので自分のキャラバンを突っ込みました。
今回は故郷の道路を走る目的でCJ360積んで帰りました。

当初は愛媛出身なのに行ったことがなかった四国最西端の佐多岬と宇和島方面へツーリングしようと思っていましたが
あまりにも暑くて、夏バテしそうだったのと
天候が不安定で、ときどき豪雨がくるため
今回は断念して
かわりに学生時代に通った峠へ走りにいきました。すばらしいロケーションでしたよ

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初日は僕が貰った畑へ行きました。
親父が元気だったころは、柿、みかん、栗などの果樹園でしたが、今は廃園です。

たった一年放置しただけで、こんなに雑草が生えています。
畑に雑草が生えてないのは農家が手入れしているからなんです。
人手が入らなければ本来の姿になってしまいます。
猪よけの電気柵も盗まれて無くなっていました。
果物は猿が全部食べてしまいます。
回りの農家の苦労がよくわかります。

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そして草刈りしておきました。
炎天下なので熱中症寸前になりましたが
これで歩いて入りやすくなりました。

放置された土地は見っとも無いということと
近所の人に自由に使ってもらいたいという気持ちで、可能な限り手入れしておきたいと思います。

10月に一回忌で、また来るのでそのとき
続きをやるつもりです。




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世話をする主がいなくなった金魚の池

コンクリートが割れて水が抜けてしまったので全面コンクリート補修しました。
やはり炎天下なので熱中症寸前になりましたが
最終日まで水が抜けていないことを確認して帰りました。
これは小学生のころ親父と作った池なので駄目にしたくありませんでした。





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そして翌日が本番

お盆の入りは13日、なすびと灯篭で死者を向かえ16日はきゅうりで見送りですが
高齢で体調不良の母親の代理で
菩提寺の石鎚総本山極楽寺へ新盆の供養のため行ってまいりました。
これがなければ夏に愛媛へ帰るわけないです。

県道沿いの駐車場へ車を置いて330段の石段を上がると本坊があります。



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さらに上にも石段が

5月に骨折して運動不足のためか
膝が笑いそうになりました。
お年寄りはここを上がることは不可能だと思います。

この山奥にこれだけの建造物をつくることができるお寺さんの力がどれだけ大きいものか、この目で確かめておきたかったのです。
費用は檀家のお布施によるものですが
工藤家もそのうちであるからです。



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極楽寺本坊へきました。
この中で新盆を迎える仏さんの位牌をおいて、お料ご膳と灯篭を人数分並べて
導師様にお経をあげていただくという供養の方法です。

この本坊は最近新築しましたが、我が家からも当然、お布施を出してあります。
人間は死んだ後も金が掛かるという理を表す。
動物と人間の違いは死者を弔うことができるか否かということで、弔いの精神こそが日本人だけが持つすばらしさだと、ご住職が説教されておられました。

ブッセツマカハンニャハラミッタシンギョー、ギャーテイギャーテイ。

そして役目を終えた私は翌日のお楽しみタイムへ突き進むのでした。  総本山極楽寺2へ




帰省渋滞が始まっているようですが、まだ出発しないのでギリギリまで働きましょう。

キャブトンという英語が存在するのかと思っていました。
Come And Buy To Osaka Nakagawa(大阪中川まで買いに来い)の頭文字だそうです。
戦前、メグロと大型2輪車の製造を二分したメーカーでキャブトン号という車名があったそうですが
現在ではキャブトンマフラーという名称だけが引き継がれています。
ご存知W1やトライアンフのような水平で直管の中央付近が膨らんだ形状のマフラーです。

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まずはキャブトンの特徴的な丸みを帯びた
フタをこしらえるため、金型作りです。

プレス成形も素人なので、鉄板を上手く絞れるかどうか手探りの作業です。

φ90とφ110の丸棒は材料代5千円くらいですが
下手な旋盤加工で製作費を浮かせたいと思います。





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これが素材の鉄板を円錐に巻いたものです。

これを金型に押し込んで丸く膨らんだカップに成形しようと企んだのですが

それは素人の浅はかさ、
見事に期待を裏切る仕上がりでした。







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このように失敗作を繰り返しながら、
段々とやり方をつかんできました。

時間に限りもあるので、金型の修正は最小限度に、素材形状も少し変えながら
成形トライを進めてきました。

金型があれば、即OKなんて甘い考えでしたね。





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まあこんなもんですかね。

大体思った形になりました。

これをキャブトンマフラーのフタに使います。










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通常のキャブトンは筒抜けですから
いい爆音が出るんですが

オーナーが世田谷の住宅地に乗り入れるということで、少し爆音を控えるための
隔壁を2枚仕込みます。

排気ガスの速度を鈍らせる効果があります。
見本で仮組みされたトライアンフマフラーも中身に隔壁が入っておりましたので
大体の見当で作りました。



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こういうわけですよ。

テーパーになっているのは、JZRスリーホイラーのエキパイがボディーに近いサイドマフラーのため前側は太くできなかったのです。

テーパーはGL500のマフラーと同様にしてあります。

この後全周溶接して研磨しますが
めっき屋さんも休みなので
完成はお盆明けに持ち越しです。



気がついたら来週のことなので予定を決めておかなければなりません。

記憶によれば、この30年で夏に愛媛へ帰省したことはありません。
しかし、昨年10月に父親を亡くしましたので、今年は新盆になります。
実家周辺に現役世代は誰もおりません。仕事も詰まっているし、交通費も掛かります。
なにしろ民族大移動の時期ですから全く気が乗らないですが、工藤家遺族としての役目を果たすため
来週は全部休業になります。暫く連絡付かない場所に行っておりますので
御用の方は17日以降でお願いします。


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CRF450マフラーですが、他メーカーのものと違ってユニークな構造です。
単気筒なのにマフラー2本なんて製造コストが上がるだけだと思うのですが
大排気量の消音は簡単ではありませんし
車格を大きくできない車両に対して管長や容積を大きく取るにはレイアウト的に困難です。
そういう背景からホンダが出したデザインですから、文句のつけようも無い傑作だと思うのですが、
ここでマフラー屋としての意思を入れて作らないと、レーサーモデルを乗る意味がないということで改造に着手します。
ちょっと時間的に厳しいので、進行状況はお盆明けということになります。