来年のことを考える

今年はなにかと進行を妨げる出来事が多く、やろうと思っていること殆どできずじまいだったので来年こそは目標に向かって邁進する年であってほしい。
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ホンダが世界で最初に通用したレーサー
RC142 125cc 2気筒 4バルブ
市販ロードスポーツCB92はこれを模倣したかもしれません。

1959年マン島TTレース初参戦ながら
谷口尚己さんが6位入賞したマシンです。
MCFAJのランキング表彰式には谷口さんもゲストで来られてスピーチして下さいます。
やはり格式という点では他のレース団体とは一線を隔すものがあります。
今では参加台数が減ってしまい、採算の取れない運営で存続が危ぶまれています。
MCFAJ無くなったら、私もモトクロスは止めるでしょう。

高専の同級生で山田ユーゾーという男がいました。1年のころから芦原会館でカラテをやっておりましたから学年で一番強かったと思います。ユーゾーは3年で中退して大阪へ渡り、キックボクサーになりました。たまに新居浜へ帰ってくるので話していたら、「試合で相手がKOされてリングに倒れていくのを見るのが面白くてキックをやっている」と聞きました。
なるほど、KOできる相手でないと対戦相手として選ばないそうです。
世界には強いヤツがいくらでもいるので、頂点を目指しても無駄だということです。そんなことより自分の技術で倒せる相手とやっていた方が幸せということである。
だから私も共感するところがあり、勝てないレースを追っかけるより勝てそうなクラスで走ることに努めたいと思います。だからMCFAJでいいと思っているんです。
来年ジュニアで走って嫌われる存在になれれば本望と思います。

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オットー!すぐこういうの撮りたくなりますのは男の性。
スズキのブースでした。
スズキの技術はホンダを凌駕した時期もあるので、もっと宣伝した方がいいと思いますよ。
マン島TT時代からスズキのレーサーは度々ホンダの前を走っているし、
1967年には片山義美さんが世界GP50ccクラスで何度も優勝してランキング2位も獲得しているのですから。
その後もバリー・シーン、フランコ・ウンチーニ、マルコ・ルッキネリ、ケビン・シュワンツなど、私の青春時代はスズキの500ccワールドチャンピオンのオンパレードでしたね。
私のモトクロス入門車もRMでした。
仕事で直接対決した感じがしたのはクワドレーサー(4輪バギー)の製造でした。
250のモトクロス車ベースのエンジン積んだオフロードのバギーですが、エンジンからシャーシまでホンダは後追いの状態で、スズキのクワドを仕入れて全バラ検証しました。
それが細部に至る作りが全く頭のよい、計算されつくした技法でATV250は完敗だと感じていました。
フレームの応力の高そうな箇所にゲージを貼って計測し、加振機やアムスラーで台上テストを行って強度確認するのが私の担当だったので、最小限度の部品点数で耐久強度を持たせたスズキのフレームワークは大いに勉強させていただきました。
ホンダは最初はシンプルな作りですが、壊れる箇所に次々と補強パッチが入ってコストアップと不細工な作りになっていたのでした。それに対してスズキは機能美を表した構造だったと思います。

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カワサキ車はあまり乗ってません。
初心者のころ先輩から借りて乗ったKM90やKE125で少し遊んだ程度

B級のころ89KX80に遊びで乗りましたけどレースは出ていません。

MCFAJ初めて出た頃に乗った92KX80はあんまり調子よくなくて(腕が悪くて)ろくな成績は出せませんでした。

スーパーバイクレースは市販車改なので外観デザインの参考にさせてもらいます。


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売れることが約束されたマシン。

こいつは予約してあるので、もう直ぐ手元に届く予定です。
ショーモデルと違って市販車はちょっとカッコ悪いので、今から改造する計画を練っていますので
出来上がったら画像アップさせていただきます。






さて前置きが長くなってしまいました。
2015年は納期未定という理由で止めてありましたバックオーダーの製作再開は引き続きですが
第一段の目標は、前回RC116タイプアルミタンクを最後に板金切り貼りのタンクを叩き型成型方式に切り換えることです。
去年2台の車両で鉄タンクの錆で泣きました。
30年以上経過した鉄の腐食は恐ろしいもので、ガソリンに混入してエンジン不調の原因になります。
早い段階でタンクコーティングしておかないと、使用不能になります。
樹脂タンクも30年ものは全滅だと思います。樹脂は紫外線で分解されます。外観は異常なくても
強度が落ちてきてクラックが入るのです。
ガレージなどで知らないうちにガス漏れ、ストーブ着火により全焼なんてことにもなりかねません。
そこで、新品入手が不可能な鉄タンク、樹脂タンクのアルミ化計画が命題と考えております。

CRF450ツインマフラーのオリジナルマフラーは自己啓発で実施します。
レース走るときは自分で作ったマフラーを使うことがポリシーです。社外品を買ってきて使うなどということはマフラー屋としてあってはならないことです。
そうやって経験したことをお客さんが望む製品作りにフィードバックすることになるわけです。

R25は初めて手がける新型ロードスポーツモデルです。
いつもモトクロッサーや旧車オンロードでしたから、新しいのは本当に未経験です。
ハンドル、バックミラー周りからオリジナルに変更します。
テールランプ、ライセンスプレートもオリジナルステー作って移設します。
フルエキゾーストはお約束です。ロードバージョンは触媒残す方向で、サーキット用にフルパワーも検討したいと思います。
新機種ですから大手メーカーが競って、リプレイス品発売してくると思いますが、競争はいたしません。
自分流のコンセプトを打ち出していきたいだけです。そのための叩き台として活用させていただきます。

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