スワッピング

奥さんを交換して性的に楽しむ行為を俗にスワッピングと申しますが
2輪業界でいうスワッピングとは、異なるエンジンと車体を合体させて1台の車両を作る改造のことを指します。
どちらも通常のレギュラーな楽しみ方に飽き足らず、アブノーマルな刺激を求める欲求の現れだと思います。
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違う車種のフレームに違うエンジンを載せてしまったので、いろいろな部品がノーマル状態でボルトオンできずに改造して取り付けることになります。

マフラー単品で加工を頼まれましても、車体合わせ無しでは、取り付け位置は全くわかりません。

推定で大体の位置に合わせてもボルト穴位置などは1mm違っても取り付けが困難になる可能性があるので
普通はお引き受けできない案件ですが、
仮止めしたマフラーからボルト穴位置のオフセット量を数値で申告していただき、
サンプルと同時に送っていただくことで、ワンオフ製作したマフラーの話です。
画像のように、サンプルマフラーの取り付け位置が分かる治具を製作して、新造マフラーを合わせるという工法を取りました。
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新造したマフラーを治具にセットして、サンプルとは違うマウントステーを申告していただいたオフセット位置に付ける作業をしています。
実車に取り付けていないので、取り付く保証はできません。
数値を信用したとしても、誤差があるはずです。
それは測定誤差、実車から測ったとき、治具製作時の両方です。
組み立て方でも取り付け位置が変わってしまうので正確な位置は実車に合わせるのが確実だということです。

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フレーム側のネジ穴はサイレンサー本体より内側のはずなので、このようにオフセットしたマウントステーにしてあります。

ボルト脱着式のプレートにしてあるのは、穴位置が違っていた場合にプレートの加工だけでフィッティングできるようにしたものです。






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中身組み立て後、バフ研磨してオプションのカーボンルックのラッピング仕上げとしました。

取り付く保証は出来ていませんので、商品発送後、お客さんの手でフィッティングしていただく必要があります。

取り付かない場合の再加工には対応しますが、仕事的に効率が悪くなりますので
通常はスワッピング車のお手伝いはお断りしております。




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3連休も関係なく仕事しております。
ちょっと半端な時間を使って
このようなものを作りました。

7N01の端材がありましたので、軽量高強度なアンダーガードです。

アルミフレームはアンダーガード無しで固い物にぶつけますと傷や凹みになってしまいます。(スチールフレームも同様ですが)
フロントからの跳ね石でクランクケースを割ってしまっては高くつきますので、安価な予防策です。
実はマディのとき下回りの泥が落ちやすく、重量増加も軽減できるメリットも期待できます。こういうパーツは買ってきません。製造屋ですから自分で作ったものを使うのが正攻法だと思うのです。

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