2014年5月アーカイブ

週末から体調不良が続きます。ASUKA容疑者も頭痛に吐き気で病院に搬送されたようですが、私も同じ症状です。しかし、病院に搬送してくれることはありません。ひたすら回復を待つのみです。長年つきあってきた苦しみなので原因が大体特定できていますので、症状がでたら休養のサインです。
先週の作業で緊張が続き、気が緩んだのでしょう。
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CRF250Rの11モデルですが殆ど未使用のまま放置されていたのを復活させるための加工です。
安直に社外マフラーに交換してしまうことが最善の方法とは考えていません。
何をどうすれば性能を向上させられるか、トライ&エラーを繰り返す中でわかってくることがあるのです。
ホンダ純正マフラーですが、この成型技術は驚異的だと思います。
エンジンもシャーシも作れるメーカーですから社外のマフラー屋より上なのは当然ですが、新レギュレーションに対応した上にオールラウンドなユーザー層に扱いやすい出力特性を満足させた形なので、トップレーサーには物足りないのは否めません。
そこでやるべきことは、この高精度な成型品を活用して満足な性能を得ることだと思います。
外形デザインが見た目の問題で、排気管内の容積や長さが出力特性に影響する部分なので、中身の構造が重要な部分なので作り変えています。
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ノーマルより大分短くしていますが、CRF用は何回も作っていますので、それに準じた寸法にしてあります。
エキパイも3次元ベンダーの曲げ方が秀逸だと思っていますので、ノーマルを使用しますが見た目スペシャルにしてあります。
自動溶接のビードを削ってTIGで舐め付けしたあと研磨してありますので非常に滑らかです。
泥の付着が少なく、汚れ落ちもいいです。
チタンより若干重いですが耐熱強度が断然上なのでノーマルステンレスです。

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めずらしくカーボンパイプ指定のKX65サイレンサーですが、アルミ、カーボンとパンチングだけ0.8ステンレスなので軽さ最強の
重量500gです。

アルミ仕様¥10300にトガシエンジニアリング製カーボンパイプ代¥2000を追加していただければ製作可能です。
しかしながらウエットカーボンなので耐熱性は良くないです。
フロントの金属接触した部分から焼けてきます。樹脂が焼けてスカスカになる前に交換が必要ですが、残後キャップとマウントステー部のリベット穴加工ができるなら自分で交換可能です。
03年ごろ自分のCR85で使っていた素材なので、週末だけ走行で半年くらいは使えたと記憶しています。


5月は2回もレース出場したので、3日間仕事を止めてしまいました。
定休日は無いのですがレース日は半年前から決まっていますので仕事の都合をレースに合わせるという、プロとしてあってはならない行為と思われそうですが、そのかわり残りの日程は休み無しで対応するということにしております。
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絶販の2ストトレール用のチャンバーやサイレンサーが主流ですが
このようなチャンバーは1本必死でやっても2日半かかりますので
これだけで1週間費やしてしまいます。

現在のバックオーダーは殆ど3月中に注文されたものですが
オートバイシーズン到来なのか、消費税増税前の駆け込み需要なのかわかりませんが不思議なことに4月は注文数が前月の1割以下でしたのでこれが続くと、倒産という形になります。

3月分のオーダーは2ヶ月くらいで終わる予定なのでもうしばらくお待ちいただきたいと思います。
空いた時間は暇になるかと言いますと、そうではないのです。
新機種のマフラー試作や秘密の新製法トライなどに時間を費やしますので、暇という言葉が出てくるはずありません。

追記)3ヶ月以上お待ちいただいているお客様も多い状況で、極稀ですがお客様の都合で連絡無しにキャンセルされる場合があります。
その場合、代引き発送をやっていますと荷物が返送されてきます。
製作代金がいただけないばかりか、往復運賃もこちらで支払いという情けない処理をさせていただくことになります。
従いまして、長期間お待ちのお客様にメールで製作完了の連絡と代金お振込みの依頼をさせていただいております。
代金お振込みが商品お引取りの意思確認といたしますので、ご了承願います。
これも稀ですが、メール連絡しても不通の場合がありました。
原因はメール設定の問題、PCが壊れている、出張不在で確認できなかった、等が挙げられます。
一応、ご注文時にお名前、住所、電話番号をお預かりしていますので1週間程度で対応なき場合は電話連絡させていただきます。
電話も不通の場合は時間帯を変えて掛け直させていただきますが、それでも不通の場合は、商品は別のお客様優先で発送させていただき、後で連絡されて来られましても再段取りとさせていただきます。

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孤高のロングセラー
CRM250ARチャンバー&サイレンサー

CRM3型から作り始めて19年経ちます。
おかげ様で200台以上売れました。
零細企業にとっては異例のヒット作と思っています。
この先、これ以上の人気商品は出てこないでしょう。
リリースはしたものの、5年以上注文が無く治具廃却処分となった短命機種も数知らず、この功績を称えたいと思います。

GW明け一週間も経たない昨日軽井沢MPでモトクロスしてきました。
結果はエキスパート250と450で両クラス優勝、どちらもホールショットから一度もトップを譲らず完勝できました。途中際どい部分で詰め寄られた場面もありましたが、冷静に対処して得られた結果と思います。
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前日は走りこんでしまうと、翌日疲れが残って上手く乗れません。なので体調とマシンの調子を確認する程度で止めておきます。

夕方から伊田さんたちと温泉入って筋肉をほぐし、嬬恋村のスーパーで買出しした、豚肉、カツオのたたき、イカの刺身など食べてたんぱく質摂取しました。
夜8時には就寝です。宴会などで夜吹かしなどは翌日に影響するので控えたいと思います。


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朝一番の決勝レースE450での表彰式です。
身長差が違うのが良くわかりますね。
フルサイズにスイッチしてからの取り組みは身長157cmでどのように乗るか、キャブレター車でFI以上に走るか、という目標を挙げておりましたので
MCFAJでは前大会から4連続ホールショットと今回の2クラス優勝で大体目標達成できたのではないかと思いますが、まだまだ気持ちを緩めないで続行していくつもりです。



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2ヒートめE250のレース。
際どく追いかけられている様子です。
後ろからラインを見られてどこかで抜きにかかろうという意思が感じとれましたが
「俺がしんどいんだから奴らもしんどいはずだ」と心に言い聞かせて根比べのレースでしたが中盤で後ろの2台が転倒されたようで音が聞こえなくなったので、軽く流しながら楽に走らせていただきました。押忍





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フォトハンターさんから画像拝借しました。

E250のスタートです。
私、フライングしてないですよ。
スピードが無いので最初くらい早く出ないとレースが有利に運べないので覚えたテクニックですが80年代前半、予選10組時代を乗り切った成果なのです。
今の台数では緊張もありません。普段どおりのルーティンを実行するだけです。

ジャパンVET行くと全日本より人密度が少ないためか、久しぶりの人たちに沢山会いました。
城北ライダースOBの吉友さんが高校同級生というシオハウスさんに秘蔵のサイクルサウンズ誌を譲り、既に沢山持っているシオハウスさんが私にくれた同雑誌を懐かしく閲覧してみました。
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85年の3輪バギーのレースです。
ゼッケン2番はビンテージクラスでGS750を走らせている長裕さんです。
職場が私と同じ狭山品管にオートテクニックとして入られてバギーやモトクロッサーの耐久テストをする仕事を経て
先輩のドリームトキへ転職、ファクトリーマシン「ダミアン号」で3輪バギー参戦したころの記事です。
昭栄のカリフォルニア支部から語学留学で来日していたポール・ドネリーさんは
CRやバギーを委託生産していた八千代工業に勤務していた、これまた狭山品管オートテクニック出身の山口さんのアパートに居候しながら、八千代工業3輪バギー同好会所有のATC250Rでの桶川出走でした。結果は長さんの圧勝だったようです。
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これも85年の記事。今ではシーズンオフだけでなくアメリカへ移住してMX活動する人が増えてきましたが
MX留学の元祖はこの人、岡崎純さんです。
先日のジャパンVETも観にきてました。
お父さんの故郷、土佐の名前で重量運搬の会社を経営されています。
当時はジム・ホーリーさんとこに預けてのマメリカ修行で、日本では伊田スポーツライダース所属だったので、伊田さんに旅費も渡してコーチしに行ってもらったときの写真だそうです。出会ったんじゃないんだよね。

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そして、この人。
モトクロスは年をとってくると体にきついです。
だから昔速かった人も殆ど辞めてしまいます。
しかし、体力年齢に合ったレースが存在すれば今でも走り続けたいと思うのは、レース経験者の誰もが思う願い。
それを実現してくれた立役者が伊田さんというわけです。
85年の開幕4ヒート連続優勝は今でも語り草になるほどです。1日で賞金400万円貰ったなど夢がある職業じゃないですか。

桶川、熊本と2戦連続雨のレースでの勝利、よほど伊田さんは雨のレースが得意なのかと思っていました。
ところが最近になって当時どのような思いで走られたかを聞いてみると、意外にもマディーコンディションは好きじゃないそうです。
テストで沢山乗ってきたからどんな路面でも対応できるだけ、近道はない沢山乗り込むだけだということを話しておられました。
冷酷な戦闘マシンの部分は技術屋さんだけの話でライダーは本当に人間味のあるヒューマンスポーツなモトクロスだと思います。


5年ぶりくらいになりますがジャパンベテランズMX出走しました。
ジャパンの名のとおり北海道から九州に及ぶエントラントが集まっておられました。(大半は関東人と思いますが)
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ビンテージクラス盛況でした。
展示してよし、走ってよし
人生を重ねてきた大人たちの集まりですが
所有する人たちにそれぞれの人間模様があるように
ここに並んだマシンたちにもそれぞれの歴史があります。
一台一台拝見しながら楽しいひと時を過ごさせていただきました。






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珍しい人発見。
以前は春日部を拠点としてMX活動していた
WMX(ウィメンズ)世界選手権優勝経験者の沖サチさんです。

小樽からの遠征ですがここは源治さんたち北海道御一行の応援で
翌日グッドオールデイズでツインリンク茂木をCB92で走る予定だそうです。






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今回のモトクロスレジェンド表彰式は立脇三樹夫選手です。

最後に全日本優勝した85年の松山オートテック大会、A級250のレースは現地で観戦しましたので、それをお伝えしたら
スティーブマーティンを破っての勝利だったことをお聞かせいただきました。






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83と86のKX125SRということですが
私は87年型までCRシリーズの製作に関わっておりましたので完全にライバルメーカーのワークスマシンなのであります。

時は流れて、こうやって自由に鑑賞できるのも長くモトクロスやってきたからのことで感慨深いものがあります。






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ビンテージ(空冷ツインショック)クラスほぼフルグリッドなのは、日本でここだけかもしれません。
今日のように天気が曇りが一番いいですね。
晴れてしまうと路面が乾いて散水されてしまうので大事なビンテージマシンが泥だらけになりますが、今日は散水なしでマシン整備の負担も軽減されたでしょう。





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ビンテージクラストップ争いのマーティー・スミス(堀口氏のコスプレ)さんと原口さんのバトルは見ごたえありましたが
マーティ・スミスさんのチェーン外れで決着がつきましたが
すかさずチェーンかけ直してレース復帰する技は達人の域だと思いました。





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ゼッケン634は大内ケンヤ君。
原口さんの直弟子です。
ノービスデビューする前から原口さんの教え「速いやつを追っかけろ」に従って、桶川にテスト走行にきていたA級ライダーを追いかけ回して嫌われていました。

モトクロスは私と同期なので一番恐れたライダーの一人でした。
VETクラス序盤は師匠の前を走っていましたね。

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3クラスエントリーのマグー・チャンドラー佐藤さん。
今日は私のエントリーしたエキスパート50歳オーバーで一緒に走ることになrましたが、同クラスの斉藤オサムさんといい
私がノービス時代、すでに国際B級固定ゼッケンだったですから同時に走れるだけで光栄だったのです。





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今日の私の走りは2回ともスタート失敗で追い上げのレース展開になりましたが
先輩の斉藤オサムさんは体調不良で出走せず、チャンドラーさんは1ヒートめ私の前でしたが2ヒートめコースアウトに助けられ
50歳クラスたなぼたの総合2位でした。
元々成績は度外視のレースなので怪我なく楽しく乗れましたのでOKです。


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エエーイ!小さいおっさん、渾身の走りで
追い上げ中です。

今日は路面コンディションがよかったので体が疲れなくてよかったです。
いつもこのようにしていただきたいですね。







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VETクラススタートシーンです。
今回、オフビに土など提供していただいている松建さんから、全クラスにホールショット賞一万円を贈呈されていました。

賞金掛かると気合が入ると思いますが
私の場合は逆に欲が出てしまって
クラッチミート早すぎでスターティングマシンの餌食になってしまいました。

精神集中が足らなかったと思いました。



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そして今回のベストリザルトは泣く子も黙る怖い顔の元木龍幸選手
お父さんの鉄治さんがB級一桁ゼッケンのころから2世代に渡って活躍ぶりを見させていただいております。

年齢的には伊田さんや立脇さんより若いですから勝って当然なんですが
彼の行動力は口先だけじゃなく自ら手本を示す方式なので、今のモトクロス界に最も必要な人材ではないかと思います。