LEADとUNLEAD

実は雑談が好きです。記憶と思考が入り混じって言葉に出して吐き出さないと脳内が処理できないことがわかりました。

LEADはスペルが同じでも読み方が二通りあります。日本では普通リードと読みますね。物事の先を行くことや犬の首につける紐のことを指します。

もう一つの読み方はレッドです。レッドは鉛のことですから鉛筆のことをレッドペンシルと呼ぶそうです。(赤鉛筆じゃないですよ)

アメリカでガソリン給油したことがないのでわかりませんがイギリスでは社用車を通勤や出張に使っていましたが、現地ではガソリンのことをペトロールと呼びます。(BPはブリティッシュペトロルブ)そこでペトロールスタンドでセルフ給油するのですが、油種が3種類あってLEADとUNLEADとディーゼルです。

そう、有鉛と無鉛ペトロールが販売されていてドライバーが選択するのです。日本でも私が子供のころは有鉛ガソリン売ってましたが最近は全く見かけませんん。日本では有鉛ガソリンの需要がなくなった、または法律で禁止されて無くなったと思います。エンジン運転して大気中に鉛の有機化合物を振りまいてしまうので鉛中毒が問題視されたのですね。イギリスはビンテージ文化が幅を利かせていて、今でもクラシックカーが普通に道路を走りまわっているので有鉛ペトロールが必需品でしょう。

昭和40年代以前の自動車は有鉛ガソリンでないと壊れてしまって走れなかったそうです。4サイクルならバルブとバルブシートの機密がエンジン性能に重要な要素となりますが、当時のバルブ材料が現在ほど強靭でなく、鉛のような柔らかい金属粉末を塗布してバルブシートを保護しないと劣化が早かったことが原因です。

耐熱鋼SUHやチタンバルブTIMETALのような金属材料の開発が有鉛ガソリンを無くし、私たちを鉛中毒から救った、救世主ということになります。便利さや経済性を重視して人類の存続を脅かしている行為は無くならないですが、自動車業界は大気汚染や資源消費の問題(安全性も)と戦い続ける宿命があるようです。

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英国にはHRE・UK(ホンダリサーチオブヨーロッパのUK出張所)があって栃木研究所から駐在員が派遣されていました。

その中の1人が自宅ガレージにピンクのロータスエスプリを所有していて駐在員の社宅がある村では相当有名になっていました。海外駐在するとまあまあの豪邸に会社から全額補助で住めますし、駐在手当てが給料と別に貰えますのでお金持ちになってしまうのです。

アメホンなども同様ですが、何年も駐在していると現地企業と仲良くなって魅力的に感じてしまって、駐在終了と同時に辞表を書いて転職することが多いようです。そんな転職者の1人、ワンダースタッフの柴田さんはアメホン駐在中にエアブラシの技術を習得して帰国してから退職して塗装屋開業したのでした。ヘルメットペイントでは国内のパイオニアだと思います残念ながら故郷高松市の工房で倒れられて永眠されましたので、このヘルメットは柴田さんの遺作として大事に保存させていただきます。

左側は増田一将らMXライダーのヘルメットペイントを手がけるペイントマンユージ君の初期のころの作品。ユージ君は柴田さんのお弟子さんで、MXは元チェッカーズ(原口さんとこ)で走っていました。

・・・あ、いかんいかん。こんな時間だ仕事しなくちゃ

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