早よせな早よせな

8月も完全に予定埋まっております。それどころか9月末でも終わらない計算のバックオーダーです。

さらに、単車こかしてチャンバー潰れた、エキパイ凹んだ、という予定外の修理もありますので遊んでいる時間はない状況です。

あと2ヶ月後に取り掛かる、ここでは書けない極秘プロジェクトまで、なるべく多くのバックオーダーを完了させておく必要があります。

ライダーアルバム.JPG

プロジェクトの発起人はこのような貴重な書籍を提示して私を迎えてくださっています。

こんなストライクゾーンのアルバムを保管されている知人は他にいません。

先日もサスペンションショップの中村義郎さんが納品に来られた情報をメールいただきました。

87年くらいまで私はCRのテスト部隊に在籍して車体の強度テストが担当だったですが、昭和製作所からサスペンションの試験報告書が送られてきて、当時昭和SS社員だった中村さんの名前がテストライダー欄に書かれていました。それを見た上司の三浦主任(東工大卒)が「こんなことはどうでもいいんだ!」と怒っていたのを懐かしく思いだします。

懐かしのライダーアルバムというか当時の憧れの的のライダーアルバム 杉尾さんが、東福寺さんが、大関さんも! 楽しみは後にとっておいて、仕事を早よせな早よせな。

 

ちょっと補足します。三浦主任が何故怒ったか。

私なりに解釈しますと、報告書はサスペンションの実走における減衰力のデータであったと記憶しています。昭和ssは完成車を作っていないので狭山ssからテスト車を貸し出していました。昭和側からすると貸し出しのお礼というか見返りの代わりにデータの提出を行ったと推測します。そこに書かれたテストライダーの情報は不確定な走行条件の一つとして捉えられるだけで、狭山側からすると強度テストにはあまり意味をもたないデータであると主任は思ったでしょう。

因みに狭山ssで実走テストを行う場合はMXのような特殊危険なテストでありますから埼玉近郊の国際A級ライダーにEQ事務局から電話して雇うようにしていました。ロードテスト手当ては結構高額で、一桁ゼッケンなら日当5万円、5番以上のゼッケンなら10万円以上(弁当代と交通費は別)ということで実走テストには高価なテスト機器と人件費も莫大に使ったことでしょう。金額は明らかにしませんが、ある一桁ゼッケンのライダーは一ヶ月分の手当てが入った封筒が横にして立つくらいの厚みと表現していました。レースの賞金よりロードテスト手当てが安定した収入源であることは間違いないようです。

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