点火時期調整その2

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エンジンが不調にならなければ見過ごしていたことでしょう。

2輪車運転歴35年になりますが、最初からCDI点火のオートバイしか乗ってこなかったので、点火時期が狂ってエンジン不調になった経験もなかったのです。

調整したといえば、ステータベースの取り付け穴をずらして早める程度ですから問題もおきません。

ところが、今回のように明らかな不調はポイント式のバッテリー点火でなければ経験できなかったでしょう。

上死点前8度で点火して22度まで進角させる目的も理屈ではわかっていても、実際にそれが外れてしまったらどうなるか、身をもって体験できました。

5000rpm付近から加速不良に陥ったあと、一応キャブレターは全バラ点検し異常がないことを確認した上で点火時期に的を絞って点検しました。

まずポイントギャップが怪しかったですがローターの刻印とステータベースの合わせマークで確認したところRL共、3度くらい前側にずれていました。この程度であれだけ不調に陥るものかと半信半疑でした。他の原因があるかもしれないですが、とにかく点火時期を正確に合わせてから試運転してみないと分りません。ポイントギャップを調整しましたが中々ピッタリ合いません。少し早めの位置でしたが我慢できずに仮組してエンジン始動してみました。これが大失敗で、アイドリングが全く狂ってしまっていきなり4000rpmまで上がって回転が落ちません。アクセルワイヤーの調整が悪いかと思いましたが、ワイヤーは全閉で遊びがありますし、やはり点火時期の問題だと考え、もう一度慎重に合わせてみました。すると不思議なことにアイドリングは1000回転付近で安定しましたので一安心。

しかし、加速不良が直っているかは走らないと分りません。アクセルをあおってみると、レスポンス良く吹け上がります。明らかに以前の調子悪さを感じません。期待して道路で試運転に出かけました。

アクセル急開したり、高回転まで引っ張ってみます。全く問題ないどころか、明らかに性能が良くなった感じがしました。これで点火時期が僅かに狂っただけでエンジン不調になることと、正確に調整することで本来の性能を発揮できることがわかりました。 CIMG2521.JPG

この旧型車がポイント式のバッテリー点火であったおかげで今更ながら点火時期の重要性を思い知らされた次第です。

調整不要のCDI点火車しか乗っていなかったら永久に分らないことだったでしょう。

まあ、オートバイに関することでも分っていることは極一部しかありませんので、一生勉強です。

TVで東大医学部教授出身の救急医療担当の先生が話しておられましたが、「医療に関しては、殆ど分らないことだらけです」

患者さんが不安にならないように分ったふりをして診断するそうです。

だから私ごときは「オートバイに関しては殆ど分っていません」と言うことにします。 

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自分のオートバイが調子悪いと、まるで病気になったようにやる気が出なくなるものですが良くなった途端、気分爽快。

暫らく放置していたモトクロッサーの前後サスの整備に取り掛かってしまいました。

真夏は乗らないことにしていますので、それまでの間、走りを楽しむために、こっちの方も調子を整えて、そろそろ始動していきたいと思います。

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