DR800

今月の持込車両、第一弾DR800。同車のワンオフマフラーは4台作ったことがありますが、毎回違う仕様でした。それは、カスタムされていることがあったためです。

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持込み車はカスタムのレベルが高いです。

本職のオートバイ屋さんですと、中古車に手間を掛けると安く売るわけにいかなくなるので、販売店ではこのようなレベルの旧車は見かけません。

おそらく全バラして、シャーシもエンジンも全塗装されています。一点の汚れもありません。そればかりか前後サス、ホイールとブレーキは新品に換装されています。他にも過充電対応型レギュレターやパルス式メーターなどモディファイ箇所は多岐に渡っています。

オフロード車を17インチに変更した場合、前下がりになってキャスターの立った姿勢になりますが、この車両は春日部のテクニクスで前後バランスをチューニングされたようで、姿勢に違和感がありません。カヤバの気液分離タイプのフロントフォーク、ニトロン製リヤショック、ハードブレーキングでノーズダイブしないようにサスを固めてあることでしょう。フロントブレーキはブレンボの対向ピストン。キャブレターはビトーR&DのFCRで走りは完全にオンロード志向に変わっていると思われます。

シートは野口装美でスポーツカーに使うアルカンターラ生地をダブルステッチで縫ってあります。

こんなスペシャルマシンに何をやるのかと思ったら、塗装中のタンクシュラウドが右側だけ熱変形するほどエキパイが熱いそうで、ダウンマフラーに変更して少しでも熱を逃がしたいそうです。よってDRとしては初めてのレイアウトでマフラー新作することにしました。

今、作戦を立てているところで、明日から着手予定です。来週の今頃には形になっているはずです。

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長いエキパイを作る前にサイレンサーから掛かります。サイレンサーの位置を確認しながらエキパイの取り回しを決めるためです。

エキパイの長さは充分ありますので、オフロード車のように途中にタイコを付けなくてもよさそうです。

このクルマは車検を通すために、排気音を近接騒音で94dBクリアさせる必要があります。

マフラーステーはアルミ板をフライス加工して作りますが、今日は来客のため、加工は明日に延期します。

CIMG2617.JPGオフロードタイプの車体なので、ダウンマフラーをマウントする場所はありません。

タンデムステップの取り付けボルトを利用してサイレンサーマウントブラケットを削り出しました。

平面の板だとスイングアームの真上になってしまいますので、サイレンサー側にオフセットさせてあります。

これで、サイレンサー固定の準備が整いました。

 

 

CIMG2618.JPGモトクロスでは縦方向の振動が強力なので振動に耐えられる固定方法にこだわりを持っています。剛性を確保しながら必要じゃない重量も軽減します。

マフラーは転倒しなくても振動でダメージを受けて劣化する部分があるので、可能なかぎりしっかりと固定するのがポリシーです。

サイレンサー出口には脱着式のディフューザーを付けてあります。

今日は雨なので天気が回復したら音量測定をして、必要に応じてディフューザーを調節します。

 

 

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