2013年4月アーカイブ

4月もあっという間に過ぎ、連休に突入してしまいました。しかし、私に休みがあるはずがありません。XR500の加工は途中で別の仕事をはさみましたので1ヶ月を少しオーバーしましたが、出来る部分は終了しました。

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新たに加工したトップブリッジも無事に取り付き、メーターやスイッチ関係も装備できました。

ビッグタンクにガソリンを入れてエンジンも始動してみました。あとで書きますが、キャブレターに少しトラブルを抱えていることが分りました。

灯火類点灯のためのバッテリーは放電してしまって不能でした。

依頼された加工内容と別のところで悩んでおります。

 

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XTRIGのPHDSはファットバー専用ですが、取り付けるハンドルを預かってなかったので、標準バーにカラーを加工して装着しました。

ハンドルがないことには押して移動することもままなりません。

タンク前部についているベントパイプはガソリンリターン用の穴です。ガソリンが漏れてないときはポンプから空気が送られるだけです。

実はガソリンオーバーフローさせようとして車体を横倒しにしてもガソリンが漏れてきません。エンジンも掛かるのですが、直ぐに止まってしまいます。旧車なのでオーバーフローパイプの詰まりかもしれないと思ってキャブレターをバラして確認しました。テスト的にフロートバルブ未装着でフロート室にガソリンを送ってやると、正常にオーバーフローします。

そこで原因はフロートバルブの磨耗で、油面がさがってもバルブが閉じた状態になっているようです。フロートバルブ新品交換で治るはずですが、連休なので来週まで部品手配ができずにいます。

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細かいトラブルは後で直すことにして、XR500パリダカ風加工の一幕は終了です。

このあとシートレザーの新調やタンクの塗装に引き継がれると思います。

オーナーさんは遠方にお住まいなので連絡はしてありますが、しばらく預かりの形です。

 

 

 

 

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迫力のフロントビュー。

ビッグタンクとアンダーガードが幅を効かせています。こかさないようにして下さい。

隣は2WDです。

一年以上放置していましたが、エンジンは一発でかかりました。フロントタイヤが太すぎるので少し細いトレールタイヤを注文して履き替えます。

開発者の吉田さんに連絡して動かしてみたいと思います。来週末のジャパンVETへ持っていくかもしれません。興味のある方は会場のオフロードビレッジへお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

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ワイドステップです。

ノーマルステップに鉄の帯を足してあります。

最近のオフ車のレーサーはデカペダルが主流になっていますが、81年頃のステップはかなり小さいものでした。

ワイドステップに改造して普通サイズのような感じがします。

 

 

 

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燃費を向上させるガソリンリターンキット。

左が負圧ポンプで、キャブレターからオーバーフローしたガソリンを吸い上げてガソリンタンク上部に設けたベントパイプからタンク内に戻す方式です。

オフロード走行における燃費を2割程度向上させることが可能です。

右はインテークマニホールドに負圧取出しのパイプを取り付けたものです。

 

 

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負圧ポンプの取り付け状態。

ステンレスのマウントステーを作って固定しています。

真ん中のホースが負圧、ガソリンは下から吸い上げ、上のホースでタンクまで導きます。

 

 

 

 

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これはガソリンホースのジョイント。

タンクは両側コックになっており2本のホースを繋いでキャブレターへ送ります。

細かいパーツの製作が続きますが、トップブリッジの少々不満な部分がありますので新たに作り直すことにしましたので、あと三日掛かります。

メーターステーやヘッドライトマウントもトップブリッジに取付けるので、今週中に完了するでしょう。

ようやく先が見えてきました。この段階でないと仕事のお約束もできなかったわけです。

 

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マップホルダーの箱と取り付けステーができました。

現物は見たことがありませんので、取り付け方法については勝手に解釈して作っておりますので、イマイチ不安ではあります。

只、オフロード走行で破損することなきよう強度面に気を使って作ってあります。

 

 

 

 

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取り付け状態はこのとおり

ハンドルポスト上にはGPS搭載の大きな箱が載っかりますので、これくらいの高さが必要だと推測します。

結構な重量だと思いますが、ハンドル切ってみると以外に気にならない感じです。

ステアリングに重量物が載っているとステアリングの振られを収束するのに腕力が必要になりますが、そのためにステアリングダンパーを装着してあると思います。

 

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運転席からはこのように見えます。これが付くとラリー車らしくなってきました。

ハーネスとカプラーが付いていますが、暗視用かモータードライブの電源かは、私にはわかりません。

GPSと連動して現在位置の道案内を示すようになっているのでしょう。

段々、製作予定の物が残り少なくなってきました。来週半ばにはフィニッシュしたいところです。

3日ほど急用で止まっておりましたラリー車再開です。

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エキゾーストはデュアルエキゾーストから作ります。

集合部分から後ろのパイプは堅いので手で曲がりません。図面書いて機械ベンダー屋さんに外注します。

来週、曲げが完了したら引き取ってきて続きにかかります。

 

 

 

 

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エキパイ溶接で熱歪みが発生するため、フランジ面がずれないように治具で固定して行います。

パイプが冷えるまで放置しておけば、このままの形状で固まります。

 

来週はジョイントパイプとサイレンサー製作の予定です。

 

 

 

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サイレンサーができました。

オーダー内容はノーマル風アルミで、ということなのでこんな外観にしました。

たぶんラリー以外では日本の道路を走られるのでしょう。

ジョイントパイプと曲がったメガホン部分はステンレス製、消音器はアルミという組み合わせです。

アルミは黒塗装するかもしれないので研磨しないでおきます。

 

 

 

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出口形状はノーマルを模倣した形です。

テーパー状に広がっていますが、通常パイプエンドから排気されたガスは周囲に膨張して拡散しようとします。

パイプエンドが奥に位置することによって、拡散する方向が後方に規制される効果があります。

排気音を広範囲に飛ばさない目的でしょう。

因みにスパークアレスターは付けていません。砂漠のラリーでは燃えるものが無いと思います。

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大分できてきました。

これからマップホルダーの取り付け加工に取り掛かります。それが終われば、ワイドステップと燃費向上させるキットパーツを取り付け、スピードメーターステーとヘッドライトステーを作り、フロントウインカーも取り付け、メインスイッチのブラケットも作成し・・・

大体そんなとこで、お引き渡しできる状態になります。

2ヶ月以上止めているバックオーダーの催促が私に大きなプレッシャーとして圧し掛かっていますが、負けません!

欧米人はリトルトライアンフと呼ぶそうです。なるほどバーチカルツインのシリンダーが見る角度によってはトライアンフボンネビルに似ています。

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スーパースポーツは必要ありません。一般道では性能を引き出して走ることが危険だからです。

2輪車は交通の手段ですから家から乗っていけることが望ましいです。トランポで運搬しなければならないレーサーも不経済な乗り物です。

そんな当たり前のことを思って乗ってみることにしました、1976年型CJ360Tです。私が中学2年生ころに製造された車です。今でもこんなコンディションで残っていることが奇跡だと思いました。

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76年当時ホンダのロードスポーツはカフェレーサースタイルのシリーズをラインナップしていました、CB50JX、CJ250、360T、CB400F、CB750F2です。

しかし、ヒットしたのは400Fだけで、その他は不人気車種としてのレッテルを貼られましたが、そのことがこの車の希少性を高める要因となったわけです。

何年か前に近所のガソリンスタンドに74年型CB250Tが給油しているところを見かけて衝撃を受けました。

何故ならCB250Tは私が15歳のときに新聞配達のアルバイトで初めて買ったオートバイだったからです。中古で8万円でした。ン、15歳?と思われるかもしれませんが、免許を取るより先に買ってしまったわけです。当然親には内緒でしたが、交通違反で捕まって直ぐにバレてしまったので泣く泣く手離しました。それだからこのバチカルツインには思い入れが他人より深いのです。しかも250Tの兄貴分の360Tですから、これに出会ったときは絶対に手に入れて再び手離すことのないように大事に乗ってやろうと思いました。

輸入部品商のホーリーエクイップさんの商品カタログで見つけたときはこの機会を逃したら一生ないかもしれないと思って即連絡を入れて、他の物好きが買ってしまわないうちに仕事をサボって奈良県まで引き取りに行ってきた次第です。 CIMG2520.JPG

リトル虎慰安婦(失礼!)

いい響きです。

あまりカスタムしないでノーマルのフォルムを維持していきます。

お金の掛かった旧車のカスタムバイクをよく見かけますが、この車においてはカスタムはしません。

フロントのドラムブレーキは輸出仕様ですがディスクよりドラムのほうがこのタイプの車には似合っていると思います。

新しい部品に換わっているとダサく感じてしまいます。ビンテージだから当時品にこだわるということです。マフラー屋だからマフラーだけ作っていい音させたいとは思っていますけどね。

 

なかなか進まないラリー車製作プロジェクトですが、確実に前進してる事を報告します。

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今週は大体これに費やしました。

水タンクつきアンダーガードです。

砂漠でのラリーは飲料水の搭載が義務付けられているためです。

簡単に凹まないように3ミリ厚のアルミ板で作りましたが曲げ加工に手間取りました。

溶接も普段使っている空冷の150Aではなく水冷の300Aを使用して電流上げて行いました。

 

 

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アンダーガード取り付けでラリー車風になってきました。

容積は3L目標だったのですが、大きくなり過ぎました。経験不足で加減がききません。7Lも入ります。

満タンにすると重量増になりますが、低重心で操安がどうなるのか見当がつきませんが水が足りなくなるよりはいいかもしれません。

 

 

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こちら側のキャップから給水します。

左下のドレンボルトを空けて水を出します。

残りの大物製作はエキパイ、マフラーとマップホルダーの取り付けなどです。

2週間くらいで終わりますかな?

予定をかなりオーバーしていますので急ピッチで臨みます。