地球は真球ではない?

世の中は知らないことが多い、むしろ殆ど知らないことばかりだと思いますが、生きていくことに支障がないことに驚きを感じます。

学生時代に講義のペースが早くてついていけないと、教室中で教授にむかって「早過ぎるがー」といって騒ぎました。すると教授は「皆さんが企業に就職して、習ってませんと言い訳をしないように出来る限り多くのことを教えます。」といって学生の文句を無視して講義を続けました。

教授は自分で事業をやった経験は無いはずなので、仕事する上で何が必要なことなのかを教えることができません。ですから、学生は難解な学問に何の必要性があるのかも分らず勉強をサボってしまいます。愚かなことです、他人が親切に学問を教えてくれる時間はあのときだけだというのに、今更後悔しても仕方ありません。

さて地球は真球じゃないといわれても「ああ、そうか」と思うだけで、役にはたたないですね。しかし、地球上を航行する人にとっては仕事上必要な知識となります。海でも陸でも同じですが本来、道も標識もありません。それでも目的地に向かって正確に辿りつけます。これは現在位置の座標を移動しながら計算で求められることによります。座標とは地図上では緯度と経度で表します。だれがどうやって測ったかわかりませんが、地球一周が40000kmくらいということで、地軸上で真二つに斬ってさらに赤道上で斬ると緯度90度の扇形が表れます。この緯度1度は60分ですから、地球の縦方向の半分の距離が10000kmくらいなので5400分で割ると1.852kmになります。これが1海里の定義ということですが、地球が真球でないために、高緯度と低緯度では1分で進む距離が違うので、方位時針や天体観測をを用いて現在位置を把握しながら移動することによって目標物がない場所での航行が可能だったということです。

私の憶測ですが、地球が球体を保てる理由は核の方向に同じ引力が働いているおかげだと思います。引力がなければ地球上の構造物はバラバラになるはずです。では真球にならない理由は自転があるためです。24時間で1回転という速さで回っていますので、最大周速はマッハ1.666という高速です。この遠心力で赤道方向に膨らんだ形になっていますが、引力と遠心力が釣り合って形状が安定しているということになります。

自転があるからシンクなどの吸水口に表れる渦巻きの方向が北半球と南半球で逆になっており、北は右巻き、南は左巻きの渦が発生します。海の海流もこれと同じ動きをしているらしいです。では赤道上ではどうかということですが、これが吸水口に渦巻きは発生しないというのですが、いつか試してみたいです。

地球上では様々な乗り物が動いていますが、これは重力と空気があるおかげということに気づきます。重力がないとオイルやガソリンがタンクの下方に留まらないため、ポンプの働きも空しくエンジンはうごきません。空気があるおかげで燃料が燃焼できますし、飛行機は飛ぶことができます。プロペラでもジェットでも同じですが推力は空気の反力で生まれていますので空気が無い宇宙空間では飛行機は飛べません。ところが、ロケットは大気圏外まで飛んでいるではないかと疑問が残ります。ロケット燃料は航空機と同じ、ケロシン(灯油と同等)ですが航空機は大気中の酸素を取り込んで燃焼できます。しかし、ロケットは宇宙空間でもケロシンを燃やせる酸化剤も搭載していて混合して燃焼させるそうです。それでも空気のない宇宙空間では推力は期待できませんので、初速が重要だと言うことでしょう。衛星が軌道上を周回できるのは推進力と地球の引力が釣り合っているためで、推進力が落ちてくるとやがて重力が勝って落下してくることになります。宇宙ステーションは引力の影響を無視できる距離まで離れているということでしょう。

では衛星探査機は燃料が燃えず、空気の反力も無い宇宙空間をどうやって飛行し、地球へ戻ってくるのか想像がつかないですね。世の中分らないことだらけですが、人類の未来を知るためいろいろ探っていきたいと思います。

 

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