万年ノービス

よく会社の先輩に言われたものだ。

万年橋をクルマで渡るときは「お前の橋だ!」などと罵声をあびせられることも

18歳でレースを始め、四国で3年、関東で3年ノービスやったが、万年とはどういうことか、

一生ジュニアに昇格できないという意味なのだ。

それを認めないことが私のMXレースの最大の目的だった。

関東選でシリーズポイントを獲って昇格することが、レースの目的、昇格のないレースはただの遊び。 IMG_0631.JPG

 

MFJの昇格通知、この紙切れをもらうために、どれだけの苦労をしたことか、

センスや才能のある人は難しいことではないだろう。

157cm、50kg、股下70cm、このサイズで成し遂げるには普通にやっているだけでは無理だっただろう。

人の知らないところで努力したのだ、それから絶対に諦めない不屈の闘志、この二つが目標達成に必要だった。多くは望まない、昇格が自分としての区切り。

あれから23年、今の自分にとってのMXはアンチエイジング、老化防止のスポーツの一環なのだ。

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今週は手の怪我が癒えず、レースを走れないのでMCFAJの観戦にオフビレへいってきた。

この人は3年連続GPクラスのチャンピオンを狙う男、スタート前にこのヘルメットの中で何を思うのだろう。

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伊田選手は語る「大塚君が来たおかげで、俺はHRCのシートを失ったんだ」と2度目の無限契約を果たして戦った。20年経った今でも因縁の対決は続く。

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もう一人ビッグネームは元ヤマハワークスライダー、デナシオン日本代表選手の田淵武選手。

85年B級時代、松山オートテックで優勝した姿は忘れない。松山のフィニッシュジャンプをカウンター切って飛び出してくるフォームは若きリックジョンソンかグローバーにそっくりだった。

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GPクラスヒート1のスタート。序盤から大塚選手がトップに立ち、逃げ切った。

2位から追走する伊田選手は同じペースながら、痛恨のエンスト。

なんとクラッチのアジャストを瞬時に済ませ再スタート、2位をキープした。

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ヒート1表彰式、前回のレース同様オールスターMXだった。観戦無料すばらしい!

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2ヒート目の方がペースが上がるという大塚選手、彼の目線の彼方には必勝しか見えていない。

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ヒート2スタート、タイヤを滑らせてしまって若干遅れた大塚選手。しかし、スピードでは負けない

ホールショットだった伊田選手もパスしてトップを快走した。

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ヒート2表彰式、8キロ減量した伊田選手と10キロ減量した大塚選手。

「田淵さん、私の言いたいことは分りますよね」とMCFAJの新津会長の言葉が場を和ませていたのだった。

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