続ワイルド7

私のオートバイ人生の始まりはこのTVドラマからだった。

原作は望月三起也先生の1969年から少年キングに連載された漫画だ。

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これを不朽の名作として紹介する理由は

オートバイが主人公となって暴れまわるTVドラマとして、古さこそ月光仮面に譲るが

オートバイが中心となったスタントシーンが最も多い作品だということ。

仮面ライダーやキカイダーをも凌ぐ、オートバイドラマの王様と言えよう。

http://www.youtube.com/watch?v=OA-13gGTgks ←ワイルド7動画はこちら

原作のアクションは非常に過激で実写化不可能と言われていたが

1972?1973に日テレ系で放送された。その過激な表現や暴力シーンで社会問題となって

PTAから反対されて、僅か半年で放送中止となったが

7時台のドラマの最高視聴率を現在も破られていないという人気ぶりだったのだ。

小学生だった私も彼らとオートバイの虜になって楽しみに見ていた。

母親は亡くなっていて、父親が残業で帰って来てない時間だったので

ドラマを見た後はただちに夜のロードへ自転車を走らせ、いつかオートバイで走りまわるのを夢みた

少年時代だったのだ。

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オートバイは正しく乗りましょう。右手に拳銃持って、アクセルとブレーキは操作できるのか?ゲラゲラ

原作は発売したばかりのホンダCB750が主人公飛葉の愛車だが

実写版はスズキがスポンサーだったため、登場するマシンはGT750、2スト水冷トリプル。

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お揃いの制服が真面目そうなワイルド7。悪を持って悪を制す、法律で裁く必要のない極悪人を正義の名の下に処刑する。

現代の社会にこそ彼らは必要だ。

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草波隊長と映子。若い川津祐介と真理アンヌだ。

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主人公飛葉の役は小野進也。時代劇でよく見かける。ゴーグルのバンドはヘルメットの下なのだ。

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ロケ地は湘南の国道だと思うが当時はヘルメット着用の義務は無かった時代。ライダー役は団次郎、

帰ってきたウルトラマン。

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ギョエー!脚が長い。股下1メートルだな。

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とにかく小学校3年生くらいで、こんなもの見せられたおかげで単車馬鹿になってしまったわけだ。

今の子供らにはわからんじゃろう。

台詞の中でMXライダーなら注目すべき部分があった。

時代背景は世界GPでスズキのジョエル・ロベールやシルバン・ゲボスらが活躍していた頃。

日本人ライダーでは吉村太一さんや鈴木忠男さんたちが渡欧して成績を残していた時代。

 

IMG_0534.JPGこのシーンでは草波隊長が隊員たちに犯人の正体を説明しているが、その内容が興味深い。

「犯人は黒木だ!かつて彗星のごとく現れ、

全日本MX選手権シリーズの阿蘇、松山、さらには鈴鹿と、片っ端から制覇し

天才の名を欲しいままにしながら世界GPの直前、突然理由もなく姿を消し

以来、ようとして消息の知れない男だ。」

TVドラマの台詞に実在のMXコースの名が出てくることが他にあるだろうか?

そして黒木という悪役の顔がJ・スチュワートそっくりなのに驚きだ。

IMG_0529.JPGこの男がJ・スチュワートそっくりさんの天才ライダーの設定。

ハスラー250で走りまわる。

IMG_0533.JPG歩道橋をハスラーで登ってジャンプ、なかなかの腕前だ。

IMG_0531.JPGハスラー250は3型かな? 下りのフォームもセオリーどおり、この人MXやっているね。

IMG_0537.JPG飛葉もハスラーに乗り換え、黒木との決闘に臨む。筋書きどおり主人公が勝つんだけどね。

ナナハンやトレール車が走り回って全日本MXの話題も織り交ぜたTVドラマは二度と制作されることはないと思われるので、この作品を後世に残したいと強く思った。

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