オイルドレンねじ穴の再生

今回のリペアはちょっと厄介なケース。

ねじ穴の再生といえばリコイルという方法が一般的だが、

KX65のオイル穴はねじの横から抜ける構造なのでねじ穴の横からφ6.0mmの穴空けが必要

リコイルには横穴の加工は不可能。

さらに問題はねじ穴が縦に割れて、欠損しているので穴自体が残っていない。 IMG_0332.JPG

             縦に割れたねじ穴

             中央にオイル穴がみえる。

残ったねじを削除して、新しいねじを溶接することにした。

IMG_0333.JPG

フライスに固定してエンドミル加工する。

ねじサイズはM10なのでφ15mmで切削。

IMG_0334.JPG

切削されたクランクケースと旋盤加工で新作したねじ。

 

 

IMG_0335.JPGケースにアルゴン溶接で新しいねじを取り付ける。

オイル穴はあらかじめ空けておいて位置を合わせておく。

新しいねじは7N01の丸棒から製作したのでダイキャストのねじより強度アップされている。

修理時間は1Hrくらいだが、エンジン全バラにして洗浄する必要がある。

完全な修復のためには手間を惜しんではいけない。

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